ドワーフそふと

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XboxOneの互換機能について

2015-06-17 21:01:45 | テレビゲーム
E3の発表で、XboxOneにXBOX360用ゲームの互換機能が追加されるようだ。XboxOne発売開始前に発表していればPS4ではなくXboxOneを購入していたかも知れない。この時期では既に「遅きに失している」というのが素直な感想だ。

あえて、この時期に発表する理由を考えると次のような事が思い浮かぶ。

いまだXBOX360のゲームをプレイしている消費者が数多くいて、MSの予想よりXboxOneへの乗り換えが進んでいないという状況があるのだと思う。この為、XboxLiveの利用者も多数であるから旧ネットサービスの維持に金が掛かるし、ハードだって故障対応し続けなければならない。ネットの方は会費やダウンロード販売で得られる利益で辛うじて維持出来るかもしれないが、今後、販売が縮小傾向にあるハードについては「カスタマーサポートに掛かる費用を出来るだけ削減していきたい」というのが本音だと思う。

エミュレーションによって互換機能を提供していくようだが、ディスクを再生するのではなくダウンロードしたデータを実行する方法なので、ゲーム一本あたりDVD一枚分(およそ8GB)ほどストレージを消費する。仮想端末はXBOX360そのものをエミュレートするものではないと言うことなのか、これではエミュレートの意味が無いように思える。

XBOX360の時も初代XBOXのゲームをエミュレート出来る機能があったが、全てのソフトに対応しておらず、少々付け焼刃的なサービスだった。初代XBOXソフトのダウンロード販売が芳しくなくなると対応ソフトの数も増えなくなって、いつしか収束してしまった。個人的にラリスポ2の互換を期待していたが、とうとう対応される事はなかった。

もし、XBOX360のゲームを大事に集めている人がいるのなら、今の内に実機の確保こそを、お勧めする。エミュレーションの出来というのは、ゲームソフトによってムラがあるものだからだ。思い入れのあるゲームのフレームレートがガタガタだったり、音飛びしたりしたら悲しいだろう。コレクターというのは、再生出来れば良いというものではなく、実機と比べての再現性を気にするものなのだ。


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