ドワーフそふと

自作のソフトウェアについて
いろいろ書込みたいと考えていますが
はたして、うまくいくのやら...

Fallout New Vegas - インシネーターが役に立つ

2014-09-12 02:31:06 | テレビゲーム
Fallout New Vegasが中古で安く売られていた。不具合が多いと聞いていたので購入を避けていたが、Fallout3が楽しめたので遅まきながら手に入れて遊んでみた。やってみると以外に面白かった。パッチがあたっているせいか、不具合も気になるほど多くはなかった。

前作であるFallout3と違い、植物が自生している。農場も屋外にあったりする。空も青い。当たり前の様だが前作では、どんよりした灰色だった。井戸が有り汚染されていない水が手に入る。しかも、文明の象徴である電気が水力発電によって供給されている。今回、これが大きな紛争の元となっている。メイン・クエストも中盤となると、プレイヤーは、どの勢力に加担するか選択を迫られが、何れの勢力を選択しても最終的には発電所であるフーバー・ダムの取り合いとなる。善人で行きたいのならば「NCR」を選択するのが最も無難だと思う。「シーザー・リージョン」と敵対する事になるが、悪役設定なので、さして心が痛む事はないだろう。

ルールは前作と殆ど変更がない為、すんなりゲームを進める事が出来た。ただ、前作で定番だった銃火器の成長が遅くなった。その為、ゲーム開始時は鈍器にスキル配分して、中盤からはエネルギー武器を強化すると良い様だ。

途中、プリムのカジノで、ボスを倒しておくと「インシネーター」という火炎放射器に似た武器が手に入る。これが鈍器よりもズっと使い物になる為、ぜひ入手しておきたい。中盤までの主力武器として有効だ。

前作では、最終的にプレイヤーが「世紀末覇者」と呼べるほど強くなる。デスクローやスーパー・ミュータント・オーバーロードなどに出くわしても、1対1なら何とかなる程だ。しかし、今作ではデスクローが1度に3体出現する事も度々で、常に程よく苦戦する様に調整されてる。特にシーザー・リージョンと敵対すると、攻撃の通用しにくい敵が、1度に5体以上出て来る様になる為、その度に死にそうになる。タロン社など比べ物にならないほどの強敵だ。そんな調子だからスティム・パックも常に不足気味だ。スティム・パック同様RADアウェイも入手しにくい。長時間、汚染区域を探索する場合は、RADスーツかパワー・アーマー無しでは、活動を継続するのが困難になるほどだ。

穏便に事を進めるプレイ・スタイルが好きなので、問題を可能な限り会話で解決したいのだが、今回のスピーチ・チャレンジは、確率ではなくスキルが推奨ポイント以上無いと成功しない様に変更された為、SpeechもしくはBarterを優先的に強化しなくてはならなくなった。Speechさえ十分に上げておけば、たとえVault3を占拠しているフィーンドであっても敵対しなくなる。このVaultには沢山スティム・パック等の医薬品が手に入る為、不足しているのなら寄っておくと楽に調達出来る。

メイン・クエストを進めていくと、割と早い時期にコンパニオンと出会う。しかし、プレイヤーのレベルが低い内は、油断は禁物だ。複数の敵に囲まれると、直ぐ沈黙してしまい暫く行動不能となる。今回は、死んで居なくなる事は無い様だ。

前作では、クエストが絡まない拠点が多数存在したが、今作では全くクエストに関係ない拠点が、かなり少ない様に感じた。なので、アポ無し訪問はせず、必ず話を聞いてマーカーを付けてから冒険する事を、お勧めする。

余談だが、google mapなどで予めラスベガス周辺の地名をチェックしておくと、実際の地名がゲーム内でも使用されている事を確認出来る。

セイクリッド2 - テンポの良い草刈

2014-09-02 17:10:38 | テレビゲーム
巷では、セイクリッド3が発売されていると言うのに、自分はというと中古で手に入れたセイクリッド2をプレイ中。

見下ろし系ハクスラはディアブロ2以来で、ひさびさに草刈を楽しんでいる。(ワラワラと出現する多数の敵をプチプチ倒していく様が草刈を思わせる)

画面の明るさ設定が合っていない気がしたので、デフォルトから1ポイント明るくし、フルレンジRGBで再生してみた。

6種類有るクラスは、使用出来るコンバット・アーツ(魔法)が全て異なる。その為、マップは同じでも周回する度に異なるプレイ・スタイルで遊ぶ事が出来る。各クラスで、ゲームスタート時のエピソードが異なる。クラスによっては、メイン・クエストのライト(光)とシャドウ(影)を選択できるが、最終的には、やる事に然したる違いは無い。

ゲーム・オーバーになっても、装備を失うことが無く、敵に与えたダメージも維持されている。この為、死にながらもリトライで地道にボスを倒したり出来る。タイトル画面に戻ると敵の数やダメージはリセットされる。

同じハクスラでもオブリビオンなんかと違い、ゲームの進行をテンポ良く進めていく事が出来る。オブリでは移動の長さに加えて、敵を倒すのにも時間が掛かるが、セイクリッド2では雑魚敵をサクサクと倒してゆける為、その様に感じるのだと思う。

ファースト・パーソンな視点のオブリでは、巨大な遺跡を下から見上げる景色を楽しむ事が出来るが、見下ろしタイプのセイクリッド2では、精巧に作られたジオラマをニヤニヤしながら眺める面白さが有る。

オブリの様に各キャラクターに好感度は無いものの、サブクエを消化した町では、住民から拍手されたり、子供が寄ってきたりと歓迎ムードになる。

でも、ここまで完成された見下ろし系ハクスラが、ファースト・パーソン系RPGに、移行せざるおえなかったのは、完成されているが故に量産され、飽きられてしまったからなのかもしれない。しかし、見下ろし系ハクスラのプレイ経験が少ない自分にとっては、十分新鮮な気分で楽しめる。

「コボルトの酋長」というボスが出て来るのだが、非常に「魔法使い泣かせ」の敵で、回復が速い為コンバット・アーツ主体のビルドでは、敵のヒット・ポイントを削ることが出来ない。間断無くダメージを与える事が出来る物理攻撃キャラでなければ、倒せない事が多い。

サブクエの中に、クリアすると強力な装備と本ゲームのプロモーション・ビデオを拝見することが出来るものが有り、楽しい演出が埋め込まれている。

この手のゲームは、キャラクターのビルドに失敗すると詰むので、自分はWikiのお世話になった。

Sacred2 @wiki
http://www13.atwiki.jp/sacre/pages/1.html

シャドー・ウォーリアーというクラスに「ヒッキー・ウォーリアー」というビルド例が載っているが、難易度が下がったと感じるほど楽にゲームを進行出来る。全ての敵に対してエンカウントしない様にする事が可能で、拠点間の移動時に敵に絡まれないで済む。なので、速やかにエンディングを迎えるのに向いている。

逆に、テンプル・ガーディアンというクラスは、成長が遅く、決定打に欠ける攻撃ばかりで、かなり寄り道して経験値を稼ぐ必要がある。このクラスでは、ボスの耐性属性を弱めた上に、その属性で攻撃するという工夫をしなければならない場合が多く、ゴリ押しでは勝てない。

かなりの時間遊んでいるが、マップが広大なので、未だに発見していない拠点が有るかもしれない。それに、一つのクラスに複数のビルド例が有る為、まだまだ楽しめそうだ。