SHOOTING SPORTS

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テレビ放送

2015-05-13 09:19:06 | その他

2015年4月28日 NHKの「めざせ!2020年のオリンピアン」で、ピストル射撃が取り上げられ、放送された。


さかのぼること、 2014年8月。日ラの広報担当部会長のM氏へ私から一本のメールを送った。

それは、日々ライフル射撃の広報に邁進している、同期のM氏へ、テレビ番組を紹介するためだった。

フジテレビ系の「ミライ・モンスター」とそして今回放映された「めざせ!2020年のオリンピアン」が射撃競技を広めるために効果があると考えたからだ。

M氏は元有名芸能プロダクションのマネージャーという経歴を活かし、放送局や各種媒体に人脈があり、すでにフジテレビ系の「Vメシ」では4人の射手が紹介されている。


ライフル射撃という国内ではマイナーと称される競技は、オリンピックでメダルを取らない限り、マスコミ側から積極的に取り上げることが無い。

そこを、こじ開けようとしているM氏に賛同し、我々もいろんな情報を彼に集め、地方のテレビ番組などで取り上げられたビデオを送るなどして、情報共有に努めている。

M氏とは大学は関東と関西に分かれていたので、現役時代はインカレやリーダーズキャンプ程度しか面識は無かったが、それぞれ母校の監督となり、インターハイや、学連試合で良く合い、そこから現在の付き合いが始まっている。

 おそらく、彼なくして東京オリンピックへ向けた広報活動はできないのではないかと思っている。


放送された番組の内容だが、一般視聴者には大きなインパクトを持ってみてもらえたのではないかと感じた。

M選手の活躍は射撃をするものであれば知らぬものはいないし、その射手としてだけではない、人間性という面でもトップ選手であるということが、画面から伝わったのではないかと思う。

U選手については、複数の候補を上げた中で、もっともホットな人選が行われたと思うし、彼女の持つ明るいキャラクターも表現されていてとても良かった。


一つ引っかかったのは、どうしようも無いことだが、30分番組という限られた時間の中で、充分に説明がしづらかったことだった。

M選手がやって見せた、1分で5発撃つという練習方だが、 その後SNSで選手たちのつぶやきの中で、ライフル選手がその練習を取り組んでいるというものが見受けられた。

残念なことだが、松田選手が言いたかったことが伝わっていない。実際に撮影現場に居合わせたN選手の情報からも、テレビ的な編集がなされたことが伺える。

一つの例として、狙いこまないためにさせた方法であったが、少々誤解を招いているとしたら残念だ。


M選手はテレビ放送の中で、1分間に5発撃っても、きちんとフォロースルーをとっている。 どんな状況でもいい加減な撃発はしない。それが狙いこむということとは違うことをテレビの中で伝えたかったのではないだろうか。


今回のテレビ放送をきっかけに、ピストル射撃への関心が高まることを期待したい。

多少の誤解やリスクが有ったとしても、立ち止まっているよりも絶対に良いと思っている。


M氏を中心に、これからも広報活動を続け、射撃競技の日本における地位向上を目指して行きたい。