SHOOTING SPORTS

試合のレポート、練習での指導内容など、思ったことを書いています!

近況ほか

2012-03-30 07:14:18 | その他

3月初めに腸炎を患い、体重が5kg減ってしまい、その勢いに乗してダイエットを続けています。

普段の不摂生が祟り、大幅なウェイトオーバーになっていたところに、会社で定期健診を受診した際に、
保健指導で体重を落とすように言われ、一年かけて15kgのダイエットを計画中!?(あくまで計画です)

私もいつまでも若いつもりでおりましたが、気付けば大厄を明ける年になってしまいました。

3月に入り、仕事の多忙さと体調不良に加え、いろいろな問題やショックな出来事が重なり、考える時間が多くなりました。
ブログについても、更新の手が止まってしまいました。

自分自身、学生へ戸惑いや誤解を生じさせたことについて深く反省をしております。
しかし、後悔はありません。できなかったことを、しっかり次に生かして行きたい。そう思っています。

4月は新たな出会いがあります。
春合宿に参加してくれたYMやOYの大きな可能性を見て、2年生以上の奮起にも期待しています。

これから前を向いてしっかり取り組んで行きたいと思っています。


KM08 切り絵個展開催中!

2012-03-18 22:15:56 | その他

4年生のKMが卒業記念の「切り絵」展を開催中です。



個展 
「白と黒のはざまで」
会場:be京都
住所:京都市上京区新町上立売上る安楽小路町429-1
   TEL 075-417-1315
日時:2012年3月17日(土)~22日(木)
時間:10時~18時(最終日は17時まで)

新町校舎のすぐ北側です。
京都にお住まいの皆さん。是非行って見てください。

射撃だけではない、彼女の多才さを感じることができると思います。

宜しくお願いいたします。


120226 DR定期戦 全体

2012-03-03 09:38:33 | 試合

日曜日の定期戦について主将より総括報告がありましたので、掲載いたします。



(以下主将メール文)

S60団体 1706点
MK11
95 94 96 95 92 96 568(30)
 
IY10
95 95 97 94 98 94 573(22)
 
ST09
96 95 92 93 92 97 565(20)
 
P60
OM09(レギュラー)
94 94 96 98 88 92 562(15)
 
MM11
90 94 92 94 96 92 558(17)
 
3×20
IT09
96 93 84 85 96 98 552(14)
 
S60個人
UY09
90 94 91 90 94 88 547(14)
 
DS11
80 79 86 85 84 84 498(4)
 
NA11
91 87 93 90 90 89 540(10)
 
ST11
94 88 91 88 83 80 524(8)

AP40W個人
TH11
86 93 92 95 366
 
 
総合団体 
D 3378点
R 3418点 40点差
 
3×20以外、敗れてしまっています。
今回の定期戦で各個人課題が残り、このままでは通用しないということがよく理解できたのではないかと感じ、より一層シーズンに向け、気持ちが高くなり良かったのではないかと思います。

この課題を元に、これからの練習に活かしていきたいと思います。



(以下管理人)

試合お疲れ様でした。
主将、報告ありがとう。

新体制で臨む初めての試合はほろ苦いデビュー戦となりましたね。
それぞれの課題がよく分かった試合になったのではないでしょうか。

毎年春先に行うこの定期戦の意味をよく理解して欲しい。

試合にはそれぞれ意味や、目的があります。

長く続いている定期戦などは、続けることだけでも相当強い意味を持っているものです。
しかし、ただそれだけを守り続けるのではなく、やるからには試合自体に目的を持たせて、有意義なものにしなければなりません。

特に冬の練習量が極端に少なくなる時期を経て、2月に行うこの試合には、きちんと何をやるべきかを明確にして臨んでもらいたい。


口々に「練習不足」という言葉が出てきます。それは当然のことで、だから「何のために」この試合に臨んだのかを言葉に表して欲しい。

1名を除いて、「反省」として試合報告が有りました。そもそも反省とは何のためにするのでしょうか。
悪かったことを悔いることだけをして何になるでしょう。

反省して、そこから問題を抽出し、新たな課題を設定し、それをどのように克服するのかが重要です。

反省文は自分自身の中で処理し、そこから生まれる「前向きな報告」に期待しています。


春先の試合は、昨年行ってきた練習を思い出すことや試合の感覚を呼び起こす意味があり、また冬の間に
地道に積み上げてきた基本練習の成果(点数だけではありません)を確認する意味があります。

あえて「点数を気にするな」と言いたい。

今自己新を出すことよりも、きちんと階段を上がっているかを自覚できればそれで構いません。

目標とするべき「インカレ」「全日本」「世界学生」へ向けて、ピークをそこに持っていくことを意識した
練習計画と試合出場を実践していきましょう。

120226 DR定期戦 TH11

2012-03-02 23:28:50 | OB・OG試合・練習(現役時代)

日曜日に行われました定期戦の報告がTHから有りましたので掲載いたします。


(以下本人メール文)

先日行われた定期戦の結果を送らせていただきます
 
AP40W
86 93 92 95 366
 
全日本の予行のつもりで臨みましたが体のコンディションが悪かったことがあげられます。
寒さ対策が万全でなかったことが原因で首が痛くなってしまいました。
途中首が傾いてきたので姿勢を見直し後半は問題もなく集中して撃ちきることができました。
アジア選手権でも入りが悪く課題としていましたが、改善されておらず点数を意識しすぎて失点が続きました。
プレパレーション、試射、本射の流れを変えなくてはと思い、IT09先輩にどのように撃っているか参考にお聞きしました。
プレパレーションも試射も感覚を研ぎ澄ませる時間として使うとのことでしたので、土曜日の記録会ではプレパレーションはゆっくりと姿勢、据銃の状態を確認しました。試射はグルーピングを確認すると同時に、動作と気持ちを自動化された射撃の時のような一定の流れ、テンションに持っていくために冷静に心を落ち着かせて撃っていきました。
本射に入るタイミングも以前とは変わり、撃ちやすくなりました。
 
全日本(試合)に向けた収穫が沢山あったので大変有意義な試合でした。



(以下管理人)

定期戦お疲れ様でした。

寒さ対策、首の痛みの件ですが、試合前にしっかりストレッチはやりましたか?
「しっかり」とは、入念にという意味でもありますが、きちんと「目的・目標」をもってやっているかということです。

「痛気持ちいい」ところまで伸ばすだけのストレッチでは意味がありません。

まず首に限定すると、通常しっかり廻せるところがどこまでなのかを自分できちんと分かっていなければなりません。
最大廻せる位置を「ゼロポジション」と言います。

この「ゼロポジション」まで廻せるように時間を掛けてストレッチを行います。これは、何回やれば良いとか、強くやれば良いとか、決められるものでは有りません。個人個人差が有りますから、時間を掛けて無理せずやらねばならないのです。

また「ゼロポジション」は変化します。加齢や長く練習しなかったりすると、体は硬くなります。
また、「ここまで廻したい」とストレッチを続けることで柔らかくすることもできます。

ですから、今の限界値をしっかり把握しておくことがまず必要です。
漠然とではなく「定量化」して頭に叩き込んでおかねばなりません。

クラシックバレエのダンサーは、レッスン前の準備として30分、1時間という入念なストレッチを行うそうです。
それは、ベストなパフォーマンスをするためと、怪我を防止するためです。
今全体で行っているストレッチでは不足があるでしょうから、練習、試合前に必ず自分のゼロポジションが得られるまでの
ストレッチを行う時間を何とか作りましょう。

目的と目標が定まりましたから後はやるだけです。くれぐれも行っておきたいのは、絶対に無理はしないということです。
それは「故障」に繋がります。怪我をしないためにやるストレッチで「故障」するというのは本末転倒です。

そして、もう一つ、射撃姿勢はゼロポジションまで廻せということではありません。分かりますか?

絶えず限界値まで廻して姿勢を作るのはリスクを伴います。ですから限界の手前で安定して首の位置を保持できるところで
姿勢を構築しましょう。


「今日は首が廻せないからこのぐらい体を開いて構えよう」というのは間違った考え方です。

何度も言いますが、「射撃は再現するスポーツ」ですから、いかなる場合においても、自分の最高のパフォーマンスができる状態を作って試合に臨むべきです。
トラブル対策や、臨機応変な対応も、その準備を行った先に有るものですから、しっかりとした準備をしましょう。

120226 DR定期戦 IT09

2012-03-01 20:41:15 | OB・OG試合・練習(現役時代)

日曜日の定期戦の報告がITからありましたので、掲載いたします。


(以下本人メール文)


定期戦の個人結果を報告させていただきます。

種目:3×20

P 96 93
S 84 85
K 96 98      total,552点


反省
18日から全体練習が始まり、練習期間が少ない中での定期戦でした。
三種目とも練習不足が原因であると感じました。特にSは、AR練習していた為、PKに時間を費やしてしまったのが点数低迷に繋がったのではないかと思います。課題は理解していますので大丈夫です。

三種目とも来月のSBランクリまでに感覚を取り戻し、以前よりも満足いく射撃ができるようにしっかり基礎練習を積み、レベルアップできるよう、今回の定期戦で得られたものを活かして練習に励みたいと思っております。

以上です。


(以下管理人)

定期戦お疲れ様でした。

「練習不足」は相手も同じことだと思います。決して良い結果とは言えませんが、シーズンスタートとしての
結果ですので、しっかり受け止めて、次につなげてください。

あるピストルの元オリンピック選手がこんなことを言われました。

「毎日練習しても、AP、RFP、FP、CP、いくら時間が有っても足りない」 と・・・

その選手は、警察官で練習するのが仕事です。(語弊が無いように言いますがもちろん他の業務もされています)

そんな、練習時間が与えられている人であっても、種目が多く、全てを万全な状態で練習することが難しいということです。

学生の君たちは、一般の社会人に比べれば、大学に射撃場もあり、時間も比較的取りやすいです。
しかし、日本一を目指し、また世界に打って出ようという選手にとっては、いくら時間があっても足りないというのが本音でしょう。

だから、「量」だけでなく「質」を上げて欲しいのです。

いくら環境が整っていても、「質」の悪い練習をしていたのでは、上達はしません。

どんなに遠い射場でも、屋外で暑さ寒さが厳しいところでも、取り組み方、考え方一つで有意義な練習は必ずできます。

世界チャンピオンのM選手は言いました。

「生活の全てが練習だ」と。

普段の行動や考えることの全てが射撃に繋がっていて、そして射場へ行かなくても充分練習ができるんだということを
実践されています。だからこそ世界一になり、そしてまたロンドンで金を目指しているのです。

もう「練習不足」を言い訳にするのを止めましょう。

いつでもどこでも練習ができると思えば、きっと違う未来が見えてきますよ。


120226 DR定期戦 ST09

2012-03-01 19:44:19 | OB・OG試合・練習(現役時代)

日曜日の定期戦の報告がSTから有りましたので掲載いたします。


(以下本人メール文)


定期戦の反省を報告させていただきます。


96 95 92 93 92 97
  total 565(×=20) 

試射でなかなか納得が行かず、本射に入るまでに普段の倍時間を割いてしまいました。ですが何とか調整し、課題としていた第1シリーズで大きく落とすことは無かったので、練習(プレパ→試射→本射の流れを意識した練習)の成果が現れたと感じています。

今回反省しなければいけないのは中盤です。途中原因がはっきり分からない同方向の外しを続けてしまい、その外しに対してサイトの調節で対応していました。本当は姿勢を疑わなければならなかったのに、サイトで合わせたのが判断間違いで、次は逆方向に外したりと、収拾がついていませんでした。

この中盤の失点は状況判断のミスもありますが、精神的に苛立っていた部分も反省しなければと思っています。実際一度射座を離れ気持ちを切り換えたことで、最終シリーズは点数だけでも普段通りに復調できました。

ここ最近の練習で調子が良かっただけに、今回の結果はかなり悔しいですが、うまく行かない時の撃ち方をもっと追求しなければいけないと思い知らされた、非常に意義のある試合でした。

今回成果が出せた部分の練習内容は継続しつつ、中盤での対応を意識した練習をして行きたいと思います。

以上です。


(以下管理人)

定期戦お疲れ様でした。

一つ質問が有りますが、何らかのトラブルが有った時に、それに対応するための「引出し」をいくつ持っていますか?

今回の「原因の分からない同方向の外し」という部分について、その原因を徹底的につぶさねばなりません。

悪かったことをイメージするなと言いつづけていますが、悪かったことに目をつぶれという意味では決して有りません。

「原因追究無くして改善無し」

何故同方向へ飛ばすのかの原因をしっかり掴んでください。それは、練習でしか掴めません。

練習での「安易な点取り」を否定しているのは、そこにあります。試合で発生したいろんな課題を練習でどこまで
原因追究し、対策を見つけ出し、克服するかに掛かっています。

サイトで対応したことについては、決して否定はしません。しかし結果として裏目に出たことを、繰り返さないために
「引出し」をたくさん作りましょう。

ノートをつけて、その日の練習を記録することを今からでも遅くありませんのでやってください。

対処方法ができれば、精神的に非常に楽になります。

君はすでに10点を撃つ技術は持っています。あとは試合環境下で如何に冷静に普段通りの射撃を行うかです。


120226 DR定期戦 MK11

2012-03-01 19:32:03 | OB・OG試合・練習(現役時代)

日曜日の定期戦の報告がMKから有りましたので掲載いたします。


(以下本人メール文)

定期戦は、
95 94 96 95 92 96 の、568(30)
でした。
 
センター数は、多いですが、納得出来る撃ちではありませんでした。
暖房が効いており、途中からとても暑くなり、息も苦しく、チークつける前の深呼吸が、上手く出来ませんでした。
なかなか止まらず、何回も構え直しました。
昨日の練習までは、しっかり止まってセンターも納得いくものばかりだったので、試合ということも、呼吸の乱れや、トリガーを引けないことに、影響したと思います。
止まらず、構え直しが多くなったため、時間ギリギリになってしまいました。
最後の方は、時間に追われて焦りも出てきたため、思わぬ方向に飛ばしてしまいました。
でも、その後、それを引きずらずに撃てたのは、自分なりに良かったと思います。
今日は、息も苦しく、全く楽しむことが出来ませんでした。
AMに、アシストをしてもらつたのですが、外から見てても辛そうに撃ってるのが、分かったそうなので、呼吸、トリガーの練習をきちんとし、自分のリズムをつくり、余裕をもって、楽しんで試合を終えれるようにしたいです。
 
以上です。


(以下管理人)

定期戦お疲れ様でした。

この冬に「まさか暑さで・・・」という心境でしょうか。

これが「経験」というものです。過去にその射場で撃ったことがある人は、ある程度想定ができます。
だから、ジャケットを脱いで撃つということはできませんが、心の準備と、試合の組み立て方をある程度
考えて射座に入ることができます。

しかし、初めて撃つ射場では、撃てなくても仕方が無い?のでしょうか。

これもまた準備の話です。たとえ撃ったことが無くても、先輩などからの情報を得て、少しでも準備をすることは
できるはずですよね。これだけでも結果は大きくことなります。

そして、どれだけ準備しても、想定外のことが起こります。その時はどうしたら良いのか?

それも過去の経験から対処をできるだけ用意するしかないのです。完全な対策は無理でも、
類似した環境を思い出し、その場で判断して実行できる強い行動力が求められます。

だから、今回のことやこれまでのことを、しっかりノートに書きとめてください。書くことで自分自身にすりこまれていきます。

ただし、注意するのは「悪かった事実だけを書くこと」は絶対にしないこと。

射撃環境やその時の身体的に現れてくる特長、精神的な内容を書き、必ずそれをどのように対応して、どういう良い結果が
得られたかを書きましょう。

最初は難しいかも分かりませんが、心掛けていくうちに、自然とできるようになるでしょう。

それをいつ読み返しても、良いイメージが蘇ってくるようにすれば、きっと対処できないトラブルはなくなるでしょう。

日々経験の繰り返しです。今回も貴重な経験ができたことを喜んでください。