SHOOTING SPORTS

試合のレポート、練習での指導内容など、思ったことを書いています!

2014 東日本選手権大会 SK14 AP60M

2014-06-30 19:49:00 | SK14

1年生のSKより、東日本選手権大会の報告がありましたので、掲載いたします。


(以下本人コメント)


91 90 93 92 92 92    Total:550   x-10
19位
でした。

良かった点は、自身の中にある10点のイメージに沿った撃発が多く、深い10点を多く撃てたことと、トリガージョブが綺麗に行えていたので撃発後の銃のブレが非常に少なかったことです。

良くなかった点は、左の9点8点が集まっていたことです。自分の納得のできる撃発が行われた時は10点に当たっているので、考えられることとしては、顔の傾きが不十分でしっかり正面を向けていなかったことによって姿勢が一定でなくなり、サイトを斜めに覗いたり、銃そのものが傾いてしまっていたからだと思います。

今後の練習では、より顔が正面を向きやすくなるように姿勢(体の開き)を調節し、しっかりと顔が正面に向き続けられるようにしていくとともに、今回良く出来ていたファーストチャンストリガーとフォロースルーの項目を下意識に入れていくよう意識をして行なっていきたいと思います。

今回の試合は良い点もありましたが、点数的にも内容的にも納得のいく結果ではなく、東日本ブロックのレベルの高さを実感しました。
自分よりも年下の高校生が自分よりも高い順位をとっているということもあり、自分はまだまだ未熟であると分かりました。
この悔しさをバネにして自身の射撃をより良いものにしていきたいと思います。



(以下管理人コメント)

東日本選手権お疲れ様でした。

日々の成功体験を蓄積する意味で、ポジティブな表現を心掛けているところを評価したいと思います。

良くなかったところの分析で、左に集弾していたことを上げていますが、今回は試合終了後の思い返して気付いたものだと思います。
次につなげる意味では、

・上げている改善策を練習でできるようにする。
・試合で左にずれたときの改善策を構築する。
・試合で実際に実践して効果を確認する。

という具合に、やることを決めて、実際に改善されたことを体感できるようにしてください。

当たり前のことのように思われるかも分かりませんが、練習や試合では、日々問題が発生し、新たな改善策を考えて実行しなければなりません。
やることが多くなればなるほど、やらないことが出てきます。

そんなときには、やるべきことの優先順位を決めて、優先度の高いものから実践していくのですが、難易度の低いものは早く実践して改善してしまうことによって、やることを減らしていくこともやり方のひとつです。

目標を立てることで、計画が生まれ、やるべきことが見えてきます。しっかり取り組んでください。 


中部日本大会 SK14 AP60M

2014-06-23 07:33:14 | SK14

昨日行われました、中部日本大会に1年生のSKが出場し、報告がありましたので掲載いたします。


(以下本人コメント)

91 92 93 92 92 96 total:556  x-6
ファイナルは行われず、1位でした。

自身の感想としては、射撃の内容と点数が良くも悪くも一致していないと感じました。
6月に入ってから"早い撃発"とワンチャンストリガー"の二つを意識して練習を重ねていたのですが、今回の試合ではその二つを完全に60発続けることが出来ず、引き遅れする場面が数回あったからです。その場合の弾着をみるとやはり飛ばしてしまっている場合が多く、10点を無駄にしてしまっていると感じます。
良かった点としては、後半手首の固定が自然に良い状態で出来ていたことです。そのため、自分の中で引き金をガク引きしてしまったと思った撃発であっても、それほど大きく飛ばしてはいなかった場面がありました。
体全体を見ても姿勢も安定していて良いバランスで撃てていたと感じます。
また、60発撃ち終えるのにちょうど60分程度と余裕がありましたので
今後は休憩を取るタイミングや時間を調整して、集中を試合時間中維持できるようにしていき、ミスを減らしてアベレージを上げていきたいと思います。

今回の大会で得たものを生かし、次の大会に向けて努力していきたいと思います。


(以下管理人コメント)

お疲れ様でした。

そして、優勝おめでとう!

結果には納得していないと思いますが、勝てると言うことは自信につながりますので、良かったと思います。

反省点の報告についてですが、何ができなかったのかの「現象」については記載されていますが、なぜそれができなかったのかについての分析がありません。

できなかったことをただ羅列してしまうと、悪い結果を刷り込むことになりますので、しっかりと原因分析をしましょう。

早い撃発とワンチャンストリガーの取り組みに対して、試合で60発続けられなかったのは何か。引き遅れた時の撃発はうまく行った時と何が違っていたのかを気付くことが、是正方法の発見に繋がります。

良かったことについては客観視できているし、自信につながっています。

次に何をするべきかですが、休憩を取るタイミングの調整とは具体的にどうすることなのかを、得たい結果から決めてください。
「何となくこうしてみよう」という決め方をすると、なりたい姿になれません。

ミスを減らすことは結果的に起こることですから、考え方としては思い通りの射撃の1試合辺りの回数を増やすと言う考え方で取り組んでみましょう。

「~をしないように」と考えること自体がネガティブですから、「~をしよう」というポジティブな思考に変えてください。

10月の全日本で、ファイナルに残るために、地道に練習を積み重ねましょう。