予測(よそく）：Prediction

バスケットボールにおいて予測(よそく)することは
とても重要(じゅうよう)です。
特(とく)にディフェンスをする場合(ばあい)には必要(ひつよう)です。
ディフェンスの相手(あいて)やボールを持(も)っている敵(てき)の
選手(せんしゅ)の動(うご)きを見(み)て、次(つぎ)にどこに動(うご)くのか、
どこにパスをするのかを予測(よそく)できるのかがわかれば、相手(あいて)の
動(うご)きやパスを止(と)めることができます。
それにより、自分(じぶん)のチームが有利(ゆうり)になることはすぐに
わかります。
この能力(のうりょく)は、経験(けいけん)を積(つ)むことで向上(こうじょう)
します。
だから、練習(れんしゅう)をたくさんし、試合(しあい)にたくさん
出場(しゅつじょう)することでわかってくるものです。
でも、日(ひ)ごろの練習(れんしゅう)でもその予測(よそく)する
能力(のうりょく)を養(やしな)うことができます。
いつも練習(れんしゅう)のときに予測(よそく)することを考(かんが)えながら
練習(れんしゅう)をすれば、自然(しぜん)と体(からだ)に染(し)み付(つ)いて
いくものです。
ディフェンスをする時(とき)に相手(あいて)の視線(しせん)や動(うご)きを
みて相手(あいて)の癖(くせ)などを早(はや)い段階(だんかい)でとらえ、
ディフェンスやオフェンスに生(い)かすことができれば鬼(おの)に
金棒(かなぼう)です。

また、日常生活(にちじょうせいかつ)でもこの予測(よそく)は必要(ひつよう)です。
たとえば、あなたが学校(がっこう)に少(すこ)し遅(おく)れていったとき、
教室(きょうしつ)に誰(だれ)もいません。
その時(とき)あなたは色々(いろいろ)と考(かんがえ)えをめぐらせることでしょう。
そして、今日(きょう)の曜日(ようび)は体育館(たいいくかん)で朝礼(ちょうれい)が
あるんだと思(おも)い出(だ)し、体育館(たいいくかん)へ向(むか)かうことでしょう。
また、ミニバス練習(れんしゅう)のときに始(はじ)めぞうきんがけをするということは
わかりきっていることです。
あさ体育館(たいいくかん)に来(き)たときに、ぞうきんをだしておけば
早(はや)くすませることができ
時間(じかん)を有効(ゆうこう)に使(つか)えます。
次(つぎ)に何(なに)をやる、次(つぎ)にどうなるということを考(かんが)え
ながら行動(こうどう)すれば、より効率的(こうりつてき)に時間(じか)を
使(つか)うことができるでしょう。
日常生活(にちじょうせいかつ)でもバスケの能力(のうりょく)は
養(やしな)えるのです。

一度(いちど)ためしてみてください。

コーチT