中丸ダンクス活動日誌

世田谷区のミニバスチーム、中丸ダンクスのブログです。試合や様々なイベント、日々の出来事、体験会の情報など掲載中です!

コーチインタビューその4 花田コーチ

2022-10-21 22:16:11 | コーチにインタビュー🎤

好評いただいているコーチインタビュー・シリーズ、ここからは学生コーチに登場いただきます。

 

第四回は、今夏からダンクスコーチとして加わっていただいている現役バリバリのボーラー、花田コーチです👏👏👏

 

驚くようなバスケへの情熱に、努力という言葉の意味を改めて教わるインタビュー、皆さんもぜひお楽しみください。

 

 

【ご自身のプロフィールを教えていただけますか?】

 

 日本体育大学の一年生、専攻は児童スポーツ教育学で、教員を目指しています。

 

スポーツに関する学問は多いですが、児童スポーツ教育は日本では比較的新しい分野なんです。一言でいうと「運動が苦手な子に、スポーツを通じてどのような手助けができるか?」、ですかね。

 

児童といっても乳幼児~児童期と幅広いのですが「教育、運動習慣などを通じて、子どもの健康と安心、そして豊かな社会づくりに貢献する」、というのが理念です。

 

例えばバスケをやっている人にも幼少期があるわけですが、土台が変われば今が変わる、というと伝わりやすいでしょうか?

 

特に最近だと、幼少期のスポーツは「運動不足を解消する」というゆるいパターンと、「将来プロを目指す」ような特訓パターンの2極化が進んでいます。いずれのパターンにしても、児童でいる間にポジティブな影響を与えることが大事だと考えています。

 

【選手としてのバスケ歴を教えてください】

 

 はい、自分でも笑えるほどにバスケ一本です😊。始めたのは小学校3年生ですが、兄がバスケをやっていた影響で、小学校に入る前から体育館でボールを追いかけていました。

 

ちょうど、ダンクスでも小学校入学前の妹さん、弟さんがステージ上を走り回っていますが、ちょうどあんな感じでした笑

 

※すでにバスケが上手そうに見える、小学生の時の写真

 

福岡県で有数の強豪小学校だったんですが、当時は特に女子チームが強かったです。女子は男子と比べて人数が少なかったこともあって、3年生の時から試合には出ていました。4年生からレギュラーで試合に出るようになって、ますますバスケ熱が加速しました。

 

当然、中学高校もバスケ一筋なわけで、特に高校は自分でも驚くほど打ち込みました。宮崎県の強豪だった小林高校でバスケをするために寮生活に入ったのですが、間違いなくそこでの生活が今の自分に繋がっています。

 

今考えると特殊な学校で、私の場合はバスケが強化指定科目に授業として認められている、という具合でした。一日の時間割が、国語📖、算数🔢、理科🌡、バスケ🏀(笑)。

 

その分、練習は本気で取り組んでいました。朝練は5:30から。それが終わって6:30から朝食の毎日で、オフも週に一回あるのですが、もちろんそこは自主練

 

高校での実績ですか?そうですね、分かりやすいところでは🇯🇵全国国体3位、ウィンターカップは全国ベスト8、インターハイもですかね。特にウィンターカップは、宮崎県では14年連続優勝しています。

 

※バスケの名門、小林高校チーム。笑顔だけどすごい貫禄!!

 

県内の公式戦では3年間、一度も負けませんでした💪 負けれない、というプレッシャーはあるんですが、それよりも「今を楽しめば結果が付いてくる」という姿勢でした。もちろん、相当きついですよ笑

 

多分、私はすごく負けず嫌いなんだと思うんですが、高校で学んだのは「努力は、楽しい」です。中学までの経験からレギュラーに入ってはいましたが、一年目に「これではダメかも」と不安を感じたんです。周りの同級生は全国トップ選手ですから、何となくでは通用しないのを悟ったんです。

 

【そんな花田さんが、ダンクスのコーチになった経歴を教えてください】

 

 直接のきっかけは、日体大で掲示されていたダンクスのアシスタントコーチ募集を見たことです。学校に問い合わせると保護者の方を紹介くださって、そのまま見学に来て決めた、という流れです。

 

実は、学部に入る時から、縁があればこういう小学生のチームで教えてみたいと思っていたんです。低学年には特に「好きなことに向かう姿勢、楽しさ」を、高学年にはもう少しレベルを上げた「技術指導」という感じで、自分がこれまでにやってきたこと、感じてきたことを伝えれるかな、と。

 

中高生はある程度自己形成されているのですが、それと比べると、大人から言われたことを選別判断できるようになる前の小学生というのは、自分が伝えたいことを吸収してもらえる時期だと思っています。

 

自分は教えることが本当に好きなので、やりたい子、求める子には、これからも自分から声をかけるようにしていきたいですね。皆さんも、ぜひ積極的に聞いてくださいね

 

【選手としてのお話をもう少し聞かせてください。ポジションは何でしたか?】

 

ポジションでいうとシューターですが、強味はディフェンスです。ディフェンスは一見泥臭いし目立たないと感じる方も多いと思うんですが、頑張れば、やればやるだけ上達するポジションなんです。なので、やる気がそのまま上達につながる感じがとても好きでした。

 

チームを救うのはディフェンスなので、相手チームのキーマンにピッタリ付いて、ルーズボールにも一番に飛びつく、という姿勢でした。ディフェンスは単なる「守り」ではなくて、チームのエースを活かすための「スペーシング」も大事な役割です。どこまでも裏方、職人ですが、ここは本当に一生懸命やりました。

 

※全国トップレベルのディフェンス。お話を伺うほどに、非常に深い一枚です

 

葛藤ですか?はい、シューターとしての華やかな部分と比べた時のプレイヤーとしての葛藤はありました。でも、そこを切り替えることができたからその後がある、というのはありますね。

 

【花田コーチから見られたダンクスは、どんなチームですか?】

 

とても人数が多いチームですよね。私がいたクラブはレベルの関係で初心者が入りにくかったせいか、人数もそんなに多くなかったんです。その逆で、ダンクスは間口が広くて、とても入りやすいチームだと思います。初心者にとって入りやすい、というのはとても良い部分だと思います。

 

【これから、ダンクスをどんなチームにしていきたいですか?】

 

 自分がバスケから教わったのは、人間性です。仲間やチームの中で、自分がやるべきこと、相手がして欲しいこと、その場にふさわしい行動。バスケの話に限らず、子供の生活では「相手が嫌なことをしない」ということだと思います。そういう、相手やその場に応じた対応ができる子供たちになって欲しいな、と思っています。

 

例えばこれは、練習で4年生はもっと散らばって、という指示を出す時に、どうしても集団になってしまう4年生に対してではなく、今度は6年生が最上級生として動かないといけない、という考え方ですよね。

 

練習面では、先ほどやる気のある子は是非聞きに来て、という話をしましたが、例えばハンドリングだけ、シューティングだけでも一時間程度の練習ドリルを教えることができます。なので、初心者を受け入れつつも、本気で上達したい選手には本気で向かい合ってサポートする、という面もしっかり根付かせていきたいです。

 

あとは、個人的にはやはり女子チームを指導したいですね。男子と比べると例えば体力や筋力面などでできる範囲が限られていますが、その分、女子の方が自分が色々とプラスの影響を与えられるかな、と思っています。

 

【いくつか恒例の質問になりますが、バッシュについて教えてください】

 

持っているのは2足です。男子と違って女子はそんなにバッシュを集めたりしないので(笑)。バスケ用には実用性の高いアシックス。ゲルフープという、皆が履いているシューズで、中学の時からこれ一本です。それと、審判用には黒のアンダーアーマーです。

 

【審判用、ですか???】 

 

はい、日体大男子バスケ部の審判部に所属して、審判は結構本格的にやっています。審判規定で真っ黒のシューズが必要なので、その一足ですね。

 

【好きなバスケチームと選手を教えてください】

 

●NBA好きで、チームだとウォリアーズ。選手だとステフィン・カリーです。カッコいいですよね。

 

これも兄の影響で、最初はマイケルジョーダン。パフォーマンス的なもの凄さで、エンターテイメントとして楽しんで見ている間に戦術や駆け引きみたいなところが見えてきた辺りから、もうそのままズッとNBAファンです🤗 あとは、ウォリアーズ以外だと、ヒートとその主力選手のジミー・バトラーとか凄い好きですね。

 

【バスケ以外の時間は何をされていますか?】

 

 スイーツ🍰が大好きなんです。スタバの新作が出たら絶対にチェックしますし、自分好みにカスタムして味わい倒します笑。甘いものが全体に好きで、和菓子洋菓子を問わず、ですね。試合の差し入れがスイーツだったら、もう元気100倍です

※和洋なんでもスイーツなら大好き!ということでお気に入りのカフェでの一枚

 

それ以外だと、パスタ、ピザが大好きで、最近は溝の口でバンブーというお気に入りのお店を見つけて、そこばっかり何度も行っている気がします😉

※おいしいので何度も行ってしまう、というバンブーのピザ

 

【最後に、ダンクスへの加入を考えている選手、保護者の方に一言お願いします】

 

先ほどダンクスは人数が多いとお話しさせてもらいましたが、人数が多いということは、たくさんの人たちとコミュニケーションが取れるということだと思います。違う学校だったり、いつもの学校生活だけでは出会えない交流で友達も増えますし、違う価値観と触れることができると思います。

 

バスケ自体、仲間がいるからこそ見える世界ですので、楽しみながら一緒にやっていきましょう。是非、気楽に体験にお越しください。お待ちしています。

 


中丸ダンクス練習試合 10/16 & 女子チーム初勝利!!

2022-10-18 21:14:15 | ⛹️‍♂️試合結果

こんにちは、中丸ダンクス広報部です!

 

9月19日以来、約1ヵ月ぶりの練習試合が行われました。今回は杉並区へのミニ遠征で、松庵ミニバスケットクラブさんとの練習試合です。

 

午前中は女子チーム(A、B戦)、その後男子チーム(A、B戦)。

練習試合は3チーム合同で総当たりのパターンも多いのですが、今回は2チームでの開催だったので選抜メンバーがもれなく、しかも全員が長時間出場することができたのは冬のトーナメントに備える意味でも、とても大きな収穫でした。

 

そして、、、収穫といえば、、、

 

女子チーム、今期初勝利!!

B戦で、僅差で接戦を制して、本当に嬉しい勝利をつかむことができました!!

 

では、そんな試合を振り返ってみましょう。

 

女子A戦 【中丸】8 - 78【松庵】 

Q1、Q2と得点ができず、なかなかに苦しい立ち上がり。でも、、、いつもとどこかが違う!

 

ゴールを入れられた後の味方へのパスが繋がらず、パスカット~すぐに得点される、というのが続いたところですかさずタイムアウト。「ボールをもらえるように動くんだよ」という宮本コーチからの指示をもらい、ゲーム再開。

 

そこから、簡単には得点できないものの、まずはボールを運ぶ流れが徐々に生まれてきたところから「惜しい!!」というもう少しで得点、というシュートが見られるように

 

 

試合には負けましたが、これまで練習してきたことが段々と試合で出せるようになってきた!!といういい試合でした。

 

女子B戦 【中丸】22 - 20【松庵】

続くB戦では、一試合目でつかんだ感覚がそのまま勢いに繋がって、本当に嬉しい初勝利となりました!!🤗🤗🤗

 

ゴール下からボールをドリブルで運び、仲間にパスを出して、あとは自分を信じて積極的にシュート!!

 

 

このドリブル、パス、シュートというバスケの基本をチーム全員で、しっかりできたら試合に勝った!という全員でつかんだ喜びは格別ですね。

 

試合終了後には思わず、勝利のダンス

 

さて、ここからはトーンも変わって男子の試合。

 

男子A戦  【中丸】48 - 30【松庵】

男子B戦  【中丸】28 - 11【松庵】

男子A戦  【中丸】24 - 24【松庵】

 

この日はいつもの先発メンバーが少なく6年生が2名だけと、いつもと違うラインナップで臨んだ試合になりましたが、その分新たにリーダーシップを発揮する選手、チャンスを掴んでここぞとばかりに勝負強さを発揮する選手、驚きの成長を見せる選手と、出場した全員にハイライトが当たるような素晴らしい試合になりました💪💪💪

 

 

各個人の動きだけではなく、あれ?ダンクスのバスケットボールのスピード感って、こんなにも早かったっけ?と見ている保護者が驚くような縦パス回しからあっという間に得点を決めきるシーンが多く、それだけ各選手の視野が広がって全体が見えるようになったんだ、と実感します。

 

 

3-5年生で臨んだB戦も、自信に満ちたプレーで全員にMVPをあげたくなるような素晴らしい試合になりました🤗 実質のプレイタイムはQ3で15分。でもこの15分は、来年以降の主軸になる彼らにとって、とても有意義な時間になりました

 

 

 

そしてA戦の第2試合。特に5年生だけでメンバー編成したQ2は、Q1で付けられた12点差をひっくり返す猛攻で集中した時のダンクスの攻撃力が見ている側にビシビシ伝わってくる内容でした。

最後の最後、一旦逆転したのを残り数秒で同点にされてしまいましたが、試合に勝つのはオフェンスだけではなく、守って勝つ、ということの大事さを実感する意味でも学びのある試合だったと思います。

 

 

なにはともあれ女子チーム初勝利に全員が喜んだ一日になりました。次にも期待したいですね🤗

 

男子もまだまだ課題は多いですが、その課題のレベルも上がってきているのも事実。まだまだという気持ちでチャレンジしながらも、いい意味で「俺たちは強い!!」という気持ちで試合に臨んでいる彼らがまたしても頼もしく見えました。

 


コーチインタビューその3 池田コーチ

2022-10-14 18:57:26 | コーチにインタビュー🎤
好評のダンクス・コーチへのインタビューシリーズですが、普段の練習や試合では見えないコーチの素顔を知ることができ、インタビューしている側も毎回ワクワク楽しみながらお話を伺っています😊
 
早いものでもう第三回。今回登場いただくのは、池田コーチです👏👏👏。
 
教育福祉のお仕事をされていることもあり、技術だけでなく教育の面からもバスケにアプローチされている、という非常に興味深く、ためになるお話を伺うことができました😊「お子さんについて何か少しでも気になることがあれば、ぜひ気軽に声をかけてくださいね」という池田コーチのインタビュー、お楽しみください!
 
 
 
【ご自身のプロフィールを教えていただけますか?】
 
●東京練馬区の出身です。バスケをやっているのに実家は「ザ・日本文化」な環境で育ちまして、母方の実家は呉服屋👘、父方の実家は蕎麦関連の会社でした。小さい頃はとにかく友達と遊ぶのが好きで、学生時代はスポーツに明け暮れていました。バスケ🏀自体は始めてから30年経ちます。早いですね笑。
 
 
●学生の時から海外を旅する事が好きだったのですが、それが高じて仕事は内閣府や外務省で日本から世界へ飛び立つ🛫グローバル人材の育成に携わっていました。その後、そこからもっと草の根で子どもたちに関わりたいと思い、現在は教育福祉の仕事をしています。具体的には、日々の生活の中で、発達障害やグレーゾーン、不登校の子どものサポートをしています。
 
せっかくなので、保有資格をご紹介させていただくとこんな感じです。
 
■ キッズ・ハイパフォーマンス・スペシャリスト(米国National Exercise &Sports Trainers Association)
■ キッズ・コーディネーション・トレーナー(同上)
■ キッズ・コーチ検定1級(一般社団法人キッズコーチ協会)
■ 上級救命技能(東京消防庁)
 
【すると、バスケのコーチングも、技術指導だけではなく、、、】
 
●はい、自分自身でバスケ選手としてやってきたので技術指導ももちろん行いますが、バスケットのコーチとしては今まで全く運動をしてこなかった子どもや、身体を動かす事が苦手な子に教えるのが得意です。
 
ですので、保護者の方から「うちの子、他の子と一緒に始めたのになかなか上手くならないんです」「そもそも運動が全く出来ないんです」といった相談をよく受けます。子どもの成長は個人差が大きいので、特に幼少期はそれぞれの成長段階によって適切な運動や声かけをする事が大切だと思っています。
 
 
※5対5や3 x 3だけがバスケじゃない。車イスバスケにもチャレンジし、そこで見えた世界、知り合える人たち、それを大事にしているとのこと
 
 
【高校、大学での経験について教えていただけますか?】
 
●高校の進路を決めるときに、母が非常にユニークな学校を推薦してくれたんです。東京の学校なのですが、多文化教育を地で行く学校で、生徒のほとんどがいわゆるダブル、クオーター、帰国子女という、自然と英語がコミュニケーション言語になるような環境でした🌎 
 
海外留学ではないのですが、実際には3年間留学したような体験でした。異文化を理解するという意味では、驚くほど視野が広がる経験をすることができました。
 
 
●その後、大学入学の前にインドに2ヵ月ほど滞在して帰国したのですが、大学バスケ部がスポーツ推薦かエスカレーター式以外は入部不可で、これが、視野が広がりつつあった当時の自分の考えに合わないと感じたこともあり、最終的にフェンシング部🤺に入部しました。科目授業で初めて触れたのですが、意外と上手くできたと思ったものの、決勝で当たった経験者に負けまして。悔しくて、即入部しました笑。
 
そうはいっても、初心者がいきなり活躍できるほど甘くはない世界で苦労しましたが、一年間ものすごく頑張った結果、徐々に認めてもらうことができました。競技人口が少なかったことも幸いしてか、4回生の時にはインターカレッジ出場までたどり着くことができました。これはやはり嬉しかったですよね。
 
 
【ダンクスのコーチになられた経緯を教えてください】
 
●ダンクスの練習試合に審判のピンチヒッターで呼ばれたのですが、その時に当時のマネージャーさんに声をかけていただいたのがきっかけです。
 
 
●ダンクスというチームは、良い意味で非常に自由なところが気に入っています。これからは、そういった自由さや闊達さの中にもチーム全体、仲間、相手に対する思いやりとリスペクトの気持ちを持つチームにしていきたいと思っています。
 
 ※常に子供の視点で分かりやすく説明してくれる池田コーチ
 
 
●先ほどフェンシングの話をしましたが、実はこの経験がバスケの指導にとても役立っているな、と感じています。
 
フェンシングは完全な個人競技ですが、バスケ風に言うと常に1 on 1で勝負する世界です。実は団体競技も個人の集まりである以上、この個々人の意識が弱いとチーム全体の力が発揮できません。ところが、団体競技選手はこの意識が弱い場合が多いんですね。個人競技に必要とされる「勝つも負けるも自分の責任」という強さに関しては、うまく選手に伝えていきたい部分の一つです。
 
 
●それから、自分が所属していたフェンシング部が当時、学生制覇に続いて社会人も倒し名実ともに全国トップを取ったのですが、ここで「真のトップの人間のマインドセット、努力」を間近で見ることができたのは、自分自身の経験としても大きかったです。彼らは自由闊達だったのですが、それは自分で考え、それを自分たちで教え合うから、ということを学びました。
 
 
※草バスケで、高校時代を一緒に過ごした後輩と偶然の再会!
こうした人の繋がりが最高の宝物なんです、という素晴らしい一枚。
 
 
【ダンクスをどんなチームにしていきたいですか?】
 
●ダンクスには色んな子供たちがいます。目指しているのは、その色々な選手が6年生として卒業する時に、それぞれの尺度で「バスケが好きで好きで仕方がない」と思ってもらいたい。そう思って指導しています。
 
 
●ダンクスの子どもたちにはバスケットを通して色んな世界を経験してもらいたい。この先どんなレベルでバスケをしていても、何故自分がバスケをするのかを頭の片隅に忘れずに。それは好きだからという理由です。
 
もしそれを感じなくなっている時があれば、一度立ち止まって考えるべき時だと思います。人からやらされるのではなく、自分の中の違和感や気持ちを大切にしてもらいたいです。
 
そして、ひたすら夢中になったその先にはもっともっと広い世界があります。いつかそれを別の人に伝えていってもらいたいなぁと思っています。
 
 
【恒例の質問になりますが、最初に買ったバッシュは何ですか?】
 
●Air Pippenですね。マイケルジョーダン時代のシカゴ・ブルズが好きで、その時の名選手ピッペンのモデルです。当時でも1万円くらいしたような記憶がありますが、やはり最初に自分で買ったシューズ👟は今でも思い入れというか、よく覚えています。
 
 
【好きなバスケチーム、選手を教えてください】
 
●NBAが好きなのですが、チームではサンアントニオ・スパーズです。特に、マヌ・ジノビリという選手がいた2000年代のあまりにも美しいボールムーブのバスケットがとても好きなんです。選手では、ボリス・ディアウ。フランスから来た名手ですが、自分とは正反対のプレイスタイルに憧れました。
 
 
【先ほどインドの話が出ましたが、海外での経験についてもう少し教えていただけますか?】
 
●学生時代がメインにはなりますが、海外を自転車🚲で旅行するのが好きなんです。多分、これまでに20-30ヵ国は訪問したと思いますね。
 
例えばですが、韓国に入って飛び込んだ自転車屋でレンタル用を安く売ってもらい、野宿か安宿でソウルからプサンまで、途中で何度も修理しながら約400㎞を走る、という感じです。
 
 
その時は友人と一緒だったのですが、現地の人からすると「なぜ日本人がここで自転車を漕いでいる?」という話になるわけです。で、「よし、そういうことなら、とりあえず焼き肉🥩食いに行こう!」と笑。その時に知り合った現地の友人はその後結婚式に呼んでもらったり、15年以上経った今でも交友が続いています。
 
 
●海外に行く時は、必ず現地でバスケコートを探して行ってみます。で、彼らをジーっと見ていると目が合うわけです。しばらく無言でね。最初は確かカンボジアかエジプトだったと思いますが、声がかからないので思い切って「May I?」と聞いてみたら入れてくれて。
 
皆、純粋にバスケ好きで、下手だけど子供もおっちゃんも全員が最高の笑顔で楽しんでいる。ボール一つで世界どこでも心が通うんだ、というのを実感します。
 
※フィリピンの横にあるパラオという国を訪れた時の一枚。
アメリカ領時代の影響なのかバスケが盛んで、海や自然がとても美しい国とのこと。
右側真ん中が、屋外バスケコートの写真。
 
※そしてこちらはエジプトでの一枚。国籍、年齢なんか関係ない!ということを教えてくれる一枚です😊
 
 
●変な意味ではないですが、やはり日本でバスケしていると、その枠内で「こうしなきゃ、こうしないと」となりがちです。自分自身がバスケが大好きなんだ、というのを思い起こさせてくれるという意味でも、この経験はとても自分にとって大事なものだな、と思います。
 
 
【バスケ以外の時間はどうされていますか?】
 
●食べ歩きが好きなんですよ。冒頭で喋りましたが、親の仕事が「蕎麦」専門だったので、そこについては本当においしいものを教わったといいますか。それは味だけではなくて、作り手の思いなんかも含めてですかね。
 
もちろん色々と食べ歩くのですが、特にハンバーガー🍔、カレー🍛、町中華🍜(赤のれんに白文字が入っているような町の中華屋さん)などのソウルフードで、流行りではない本当においしい店、ガイドブックに載っていないようなお店を発見すると嬉しいですね。
 
 
●海外に行った時もやはり同じように現地でおいしいお店を探すのが好きです。これまでのデータが結構な量になっていて、知り合いからは「池ログ」と呼ばれていたりします笑。
 
ごはんを食べておいしいと思えるというのは、人生で大切な「幸せ」の一つだと思っているので、これからも食べ歩きたいかな、と。
 
 
※もはや地面が見えない「池ログ」のスクショ😲
もちろん東京以外の道府県や、今までに行った海外のお店も網羅されています
 
 
【最後に、入部を検討されている保護者の皆さんにアドバイスをお願いします】
 
●日々の活動ではバスケットだけではなく、挨拶や返事、友達や大人との接し方など「人との関わり方」についても大切にしています。部員で中学受験をするお子さんもいますが必ずプラスになります。また、一緒の目標に向かう友達がたくさんできることも大きなメリットの一つだと思います。
 
詳しくは体育館で直接お会いして説明いたしますので、お子様と一緒に体験にいらしてください。お待ちしています^_^
 
 
【池田コーチ、ありがとうございました!!】
 

Bリーグ アルバルク東京 試合観戦!!

2022-10-10 18:16:24 | 日記

年間を通じたダンクス活動は練習と試合以外にもイベント盛り沢山なのですが、今回は親睦会イベントの一環として「Bリーグ試合観戦」に行って参りました!!👏👏👏

 

108()、代々木体育館でのBリーグ、東京アルバルク 千葉ジェッツの試合観戦にダンクス選手、コーチ、そして引率の保護者を含めて約30名!が参加しました。

 

お昼を食べてから最寄り駅に集合。みんなそれぞれに決めたバスケファッションで、初めてBリーグの試合を見に行く子供も多くて、なんだかワクワクソワソワ😊いざ、出発!!

 

現地でコーチと合流したら、あとははぐれないように気をつけて、、、この日は来場者が9,000人以上で、アルバルク歴代ホーム試合で一番の観客数だったとのこと。会場内も満員で熱気ムンムン!

 

アルバルク東京はBリーグを2度制覇している強豪なんですが、今日の相手は千葉ジェッツ。そう、あの富樫勇樹選手のプレイが見れるということで、とても期待が高まります。いよいよティップオフ!!

 

試合は接戦の末、82 vs 77で千葉ジェッツの勝利🏆アルバルクも途中かなり僅差まで追いついて粘りを見せました。生で観るプロの試合のその迫力に、思わず「ウォーっ!!」と力が入ります💪💪💪

 

ただ試合を観るだけではなく、コーチに解説してもらえるという、非常にラッキーな彼らでもありました🤗

 


チームメイトと記念撮影をパチリパチリ。良い思い出になりました🤗

 

 

今回はアルバルク東京の「東京都招待企画」のおかげで、ダンクスとして非常に素晴らしい1日を過ごすことが出来ました。

 

これを機会にまた個別や親子で、もしくはコーチと一緒になど、Bリーグの試合を日常的に観戦するようになってくれたらいいですね👍👍👍


コーチインタビューその2 宮本コーチ

2022-10-04 07:14:58 | コーチにインタビュー🎤

前回から始まったダンクスコーチへのインタビューシリーズ、さっそく皆さんから「すごく面白かった」、「次はいつなの?」という嬉しいリアクションをいただいています🤗

 

ということで、小野ヘッドコーチに続いて、今回は宮本コーチにご登場いただきます👏👏👏

 

コーチご自身やダンクスについてのお話だけでなく、特に今回は女子チームに関するお話もお伺いすることができました!

 

※いつも笑顔が素敵な宮本コーチ。インタビューも最高の笑顔で対応いただきました!!

 

【普段の生活でのバスケ率?を教えてもらえますか?】

平日はいわゆるお仕事になるので、バスケに携わるのは週末になります。自分自身でのバスケ選手としての活動は今はコーチがメインですが、今年は試合が増えているので審判をやることが多いですね。

 

【選手としてのバスケ歴はどんな感じだったのでしょうか?】

バスケを始めたのは結構早くて、小学校1年生からミニバスをやっていました。山口県で、今ほどバスケがメジャーだったわけでもなく、しかも女子チームだったので、ちょっと珍しかったかもしれません😊

というのも、両親ともバスケ経験者で、特に父親がバスケ部の監督という、ちょっと特殊な環境だったんですね。自分自身では、バスケをやること自体はすごく自然だったかな、と。

 

女子チームに入ったんですが、身長が高かったこともあってセンターでレギュラーを任せられていました。なので、今でもダンクスでペイント、リバウンドなどでいいプレイをする選手がいると目がキラッと光っちゃいますね笑「お、ナイスなスクリーンアウト👍」みたいな笑

 

そのまま中学高校と続けたんですが、本当はここで華々しい実績をお話しできたらいいんですけど、現実は山口市内リーグでも弱小のチームでした(笑)。いや、まじめに弱いんですよ(笑)。

そんな中でも、個人では県選抜チームへの選考会に呼ばれまして、選抜チームに入ることができたのは嬉しい思い出です。

 

※ダンクス以外での色々なバスケ活動シーンを集めていただきました

 

【バスケ以外の習い事はされていましたか?】

英語と水泳ですね。水泳は小学生から中2まで。結果的にはバスケの方がメインでしたが、何より楽しかったですし、体作りの意味でもとても良い経験でした。

それから、英語は週一でずっと習っていましたね。え、理由ですか?親に通わされた、ですかね笑

 

●冗談はさておき、英語は好きだったのでとても楽しかったですし、そのおかげで中2の時にアメリカへホームステイに行くこともできました。もっと長く居たかったですし、当時は今みたいにLINEやメールもない時代だったので今思い返しても、とても良い特別な経験だったと思います。視野が広まるという意味でも、皆さんも機会があれば、是非お勧めします。

 

※貴重なオフショット!いい写真、ありがとうございます!!

 

【ダンクスのコーチになった経歴を教えてください】

実は大学進学時にはその英語の先生になりたいという気持ちがあって、山口県から東京へ出てきたんです。仕事自体は教職ではない進路に進んだのですが、子供にも触れ合える環境で、それも自分が好きなバスケを通じてだったらすごく素敵だな、と思ったんです。

なので「コーチ募集サイト」で情報を探して、色々なクラブを見学させてもらった中の一つがダンクスでした。

 

理由はいくつかありますが、やはり子供たちが一生懸命やっている、保護者も親切という、長い期間やっていきたいと希望していた私には大事なところが合ったのは大きいです。あとは「勝ちのためには何でもやるぞ!」という強豪すぎるチームは避けたかったので、求めていたレベル感にバッチリでした。これから一緒に強くなっていけるチームだと直感した、ということだと思います。

 

【そんな宮本コーチから見て、ダンクスとはどんなチームですか?】

メンバーは優しくて、いい子が多いですね。それから、場所柄もあるのかもしれませんが新しく入ったメンバーや仲間にもとてもオープンに接していると思います。バスケに向かう姿勢は他と比べてもすごく大事なダンクスの特徴ですね。

 

特に今年からメンバーが増えてリセットしている女子チームは余計にその純粋さを感じます。実際に一生懸命やった分だけ伸びているのは彼女たち自身が感じていると思いますね。

 

あ、あとダンクスはコーチ陣が若い。学校の先生/顧問ではない外部バスケコーチが指導しているので、指導スタイルそのものが今の時代に合っていると思いますし、このいい意味での線引きが純粋にバスケに向き合える理由でもあるんじゃないかと思います。

 

 

 

【これから、ダンクスをどんなチームにしていきたいですか?】

上手くなってほしいのは当たり前ですが、ミニバスなので、今いまの勝ちではなくて、一つのことを継続していく大事さを学んでほしいと思っています。

 

私が一番重視しているのは、周りから応援されるチームになることです。具体的にいうと、マナー、姿勢、努力。これから活躍していくに伴って、試合などで外部から見られる機会も多くなりますが、例えば審判や関係者に対する礼儀やリスペクト、ここはキッチリできるチームであってほしいです。

 

女子チームの目標ですか?ここだけは、そうは言ってもまずは目の前の一勝です笑。勝つことを覚えてモチベーション、自信をつけることが一番かな、と。

※まずは笑顔で楽しんで。そして一勝を目指して!!

 

【おススメのバッシュを教えてください】

 最初に買ったのはアシックスのゲルバースト・シリーズだったと思いますが、男子ほどバッシュにこだわらない感じだったりはします笑

今はナイキを履いていますが、小学生におススメという意味ではアシックスは履きやすいかな、と思います。

 

【好きなバスケチームと選手は?】

私はBリーグ。しかも断然、川崎ブレーブサンダース推しです😊住んでいる場所がホームと近いこともあって、いける限りはほぼ行っています。

 

好きな選手は藤井祐眞で、プレイ面、特にディフェンスが本当にすごい。NBAももちろんすごいですが、やはり近くでリアルにプレイを観れるというのはとってもオススメです。もしブレイブサンダースファンの方がいらっしゃれば、ぜひ声を掛けてください^_^

 

【バスケ以外の時間は何をされていますか?】

スノボが大好きで、毎年必ず新潟の上越に滑りにいっています。社会人になってからハマったのですが、機会があれば北海道とか遠くにも滑りに行ってみたいです。

 

それから漫画が好きで、「るろうに剣心」とか最近だと「東京リベンジャーズ」の大人買いで没頭しています笑 昔から絵を描くのが好きだったので、その影響もあるのかな?

 

※愛用スノボと、大人買いでドハマり中という東京リベンジャーズ😊

 

【最後に、ダンクスへの加入を考えている選手、保護者の方にアドバイスをお願いします】

まずは少しでも興味があれば気軽に体験にお越しください。それぞれのお子さんのレベルや希望に応じたダンクスの良さをお伝えできると思います。

 

子供の習いごとは色々とありますが、私自身はバスケというのはとても優れた「チーム競技」なのが素晴らしいところだと思っています。

先にお話しした通り、私自身が水泳、英語という「一人でやる習い事」をしていたこともそう思う理由です。もちろん野球、サッカーなど他スポーツもぜひ経験してもらいたいですが、人数が10人近くなってくると「団体競技」のニュアンスが出てくるかなと思います。

 

●バスケは色々な思いを共有できる友達もできますし、一人ひとりの成長がチーム成長につながる、という個人技術とチーム力のバランスがとても良いスポーツなので、是非一緒に頑張りましょう!お待ちしています🤗

 

【宮本コーチ、ありがとうございました!!】