どんぐりの背比べ

うちの一番近くの公園。



大きな木がいっぱいあって、真夏でも木陰で涼めます。
自然が感じられて気に入ってます。

で、この大きな木、ほとんどがどんぐりの木。

この時期は、地面がどんぐりで埋め尽くされます。



なので近所では「どんぐり公園」って呼び名で通ってます。

で、落ちてるどんぐりを見ると、いろんな種類のどんぐりがあることが分かります。

オーソドックス（？）なやつ。



ちょっと変わったやつ。



他にもあと２～３種類ありそうな感じ。

で、最近、じゅんちゃんがあることに気づきました。



写真の手前の、ミノムシの家みたいな見た目のどんぐりのカサ。
このカサはいっぱいおちてるんだけど、ここにはまっていたはずの実が見当たらないのです。

よくさがすと１個くらいは見つかったりするんだけど、どう見てもカサと実の落ちてる割合が違いすぎるんです。
他のどんぐりはいっぱいあるので、
「もしかして、このどんぐりだけ、美味しいんじゃない？」
「誰かが拾ってるんじゃない？」
と、じゅんちゃんが言い出しました。
他にも栗の木もあって、いつもイガしか残っていなくて、誰か（誰かは知ってるけど…）が持っていってるので、このどんぐりも同じのかと思って。

で、その日から、丸いどんぐりを見つけたら集めることにしました。

そんなことで、毎日せっせと集めたら、もう５０個以上は集まりました。

で、インターネットで食べられるのか調べたら、別に美味しいとかいう情報はなかったです（がっくし…）
でも調べたおかげで色々わかったことが。

ドングリっていう名前の木、実はないそうです。
シイとかナラとかカシとかの実の総称がドングリらしいです。
クリもドングリの仲間とのこと。

で、私がせっせと集めたまんまるのドングリはクヌギの実だったようです。



↑の写真の真ん中のやつがそれ。

で、クヌギって言うと、私が小学生のころにあこがれた木です。
なんであこがれたかってうと、クワガタとかカブトムシが集まってくる木っていえば「クヌギの木」だったからです。
私が生まれ育ったところには、近所にクヌギの木なんかなくて、自転車でちょっと冒険して、知らない遠いところまでクワガタとかカブトムシとかを探しに行くのって、言い換えたらクヌギの木を探しに行くようなもんでした。

その憧れのクヌギの木が、いまやウチから歩いて１、２分のところにあるんです！
どんぐりをきっかけに、大発見でした。


さて、今回、私の好きなドングリ公園のことをブログに書こうと思ったのでこうやっていっぱい写真を撮って、いろんなドングリがあるっていう写真をとったのが、



の写真なんですが、改めて見ると、どれも似たようなもんで、ドングリはドングリだなぁって思いました。

「ドングリの背比べ」って言葉があるけど、この言葉を作った人、天才！
って思いました（＾＾；）



ところで、全然関係ない話ですが…

今、うちのベンツさんが入院中です。

じゅんちゃんが、やっちゃいました…



で、代車生活なんですが、ちょっと珍しい車が代車としてまわってきました。



日産のキックスっていう軽の四駆。

じゅんちゃんは、サスがやわらかくて、ボディ剛性がぜんぜんなくてヨレヨレで、軽くてフワフワで、エンジンも高回転型でブンブン回るうえに静寂性も皆無なので、自分で運転して酔ってしまうらしくて気に食わないようですが…
ブーンっていう割りにスピード出ないとことかも。
プジョーさん→ベンツさん→キックスさんという流れなので余計に気になっちゃうようですが…

私は、その全部が逆におもしろいって感じちゃって、楽しい車だなって思います。

昔、ユーノスロードスターっていうオープンカーに乗ってたことがあって、そのときも感じたんですが、
「車は車だけど、普通の乗用車とは別の乗り物だな」
って。
これも同じように、別の乗り物というか、「車」っていうより「遊び道具」って感じで、これで未舗装の山道とか河原とかを走り回りたいって感じです。

来週にはベンツさんが退院してくる予定なので、この週末は、ちょっとキックスさんを楽しんでみようかと思います♪