陰の功労者

昨日、あーちゃんが順調だって書いたんですが、あーちゃんがこんなに立派に育っているのは、何よりもやっぱり、じゅんちゃんの頑張りのおかげです。
あーちゃんを見ていて「いい子に育ってくれてるなぁ」と感じるたびに、同時にじゅんちゃんに対する感謝の気持ちがわいてきます。

それともう一人、陰の功労者がいることも忘れてはなりません。

トラです！




あーちゃんは一人っ子なのですが、トラとは最近、兄弟みたいな関係が出来てるなぁと感じます。


あーちゃん、自分でぶつけて出来た手の傷を指さして
「トラが噛んだ」
とか、足の赤くなったところを指さして
「トラに踏まれた」
とか言ってきます（＾＾；）

私が
「そうかー、トラは悪い子だね」
っていうと…

「はやく！」
「怒って！！」
って言ってきます(；д；)


散歩中、トラが道の端っこを歩かなかったり、交差点を止まって左右を確認せずに歩いて行こうとすると
「トラが飛び出した！」
って私に報告してくれて、
「はやく！」
「怒って！！」
って。

で、トラのことを
「トラ！ダメだよ！！」
って叱ってあげると、
「あーちゃんね、ママに待てって言われたら、ハイって言う！」
って言ったりします。
それとか、横断歩道を渡るときに手をあげて渡っているときに
「パパ、見て！」
って言って、自分のことを褒めてもらおうとします。

そうしたら私は、
「あーちゃんはいい子だね。それにひきかえ、トラはわるい子だね。」
って言います。



良いことを教えるうえで、悪い見本を見せるのって大事です。

子供って、自分が悪いことをしているのを客観的にはとらえられないはずです。
なので、トラが道の真ん中を歩いたり交差点を飛び出すことで車の邪魔になっているところとか、目で見て理解できるので、自分が同じことをしたらどうなるか、客観的にとらえられるようになると思います。

最初のほうに書いた、「噛んだ」とか「踏んだ」とかはトラはそんなことしてないのに濡れ衣を着せられちゃっているので、逆にあーちゃんに「ダメだよ」って言いたいところなんですが、トラをきつく叱ることで（叱ってるように見せることで）人を叩いたりしたらダメだっていうことを教えてます。
あと、今はそこまでいっているか分かりませんが、あーちゃんに、ウソをついたことについて罪悪感が芽生えてくれればいいなと思って、なるべくあーちゃんの言うままにトラを叱ってます。

トラはいい子なので、ちゃんとわかってくれてます。…というか、その後のご褒美のお菓子で交渉成立してる？(＾－＾；)


トラとあーちゃんは仲が悪いわけではなく、すごく仲良しです。
あーちゃんのトラの接し方、撫で方とか本当にやさしいです。
トラはトラであーちゃんのことをお兄さんのような目で見ていて、あーちゃんの言うことをちゃんとききます。
二人とも、私に対してはわがまま放題なのにw(゜△゜)w

あーちゃんの「お家」で、まるで自分の部屋かのようにくつろぐトラ…




あーちゃんのことが大好きなんだなと思います。

トラも一緒になってあーちゃんを育ててくれています♪