ムツカシイですなあ

今迄、ワンコを飼っても、いわゆる「お手」だとか「お替り」という「芸」を教えなかった。

私にとって、ワンコは存在するだけで「可愛い我が子」であるので「お手お替り」なんて、別に教えても教えなくてもいいじゃないかと思っていた。

それよりも、「やっちゃいけない事」を叩き込む。ヒトを育てた時封印していた体罰も、どしどし使い、いたずらをしたら、こっぴどく叱った。

叱るコツは、相手がヒトの場合気を使うけど、相手が犬の場合、ヤツラはすぐに忘れるので、少々ぶっ飛ばしても、翌日には尻尾を振って甘えてくれるからだ。

なので、我が家のワンコズは、全部「ゲイノー人」なのだ。芸無しとも言うな。

今回も、そのセンで行くことにしたけど、待てよ、たまには、そういう「愛らしい仕草」をするワンコも居てもいいんじゃないかと、急に思いつき、フクちゃんには「お手お替り」を教えることにした。これも、別にできなければそれでいいと言う程度の気まぐれだったのだ。

最初は、結構難儀をした。「お手」と言って、手を出しても、「はてな？」てな顔するだけだし、吠えたりと、中々理解してくれないのだ。

だがしかし、自転車に乗れるようになるのと、ワンコのお手は突然出来るようになる！



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あんな小さい頭の、少量のノーミソで、必死に考えたんだろうなあと思うと、健気さに、思わず一掬の涙をば・・・・

まだまだ、完成系には程遠いけれど。