だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

憂鬱なお散歩

2022年08月28日 | わんこ

そろそろ夏も終わりなのか?

朝あんなにジージー鳴いてたセミの声がピタっと止まった。公園も、人がまばらになった。ついでに、お日様も「ワシもう照らすの疲れましてん」と言わんばかりの、柔らかい日差しになった。

 

フクも、6歳、立派な中堅ワンコである。そして、たまに会うワン連れさんの子は新人さんが多い。

フクもこんな頃があったのだよね。そして、先輩犬にじゃれあって、仲良くしてもらったのよね。

 

なのに、最近のフクったら、年下犬を嫌うのである。

尻尾をぶんぶん振って寄って来てくれるカワイイ子犬ちゃんに歯をむくのである。

 

今日は、多分1歳なったかならないかの黒ラブちゃんが、フクをめがけて、リードを目いっぱい引っ張りながら、接近してきた。

体重は、きっとフクの3倍はある。でも、お顔はおぼこいお顔で、子犬と分かる。

 

で、その子が顔を近づけたら、フクは低くうなって、その子の鼻先に嚙みついた。

 

噛みついたと言うかどうか、、体格差で、フクは「入歯をカチカチ言わせるように空振りしたのだけれど」飼い主にとっては嫌な気分に違いない。

「ああ、ごめんなさいね。ちょっと君が大きいから、ビビってるのかもね、でも、噛んでないよね?おおヨシヨシ」と頭を撫でてやったら、私の手をべろべろ舐める黒ラブちゃん。

 

それを見て、ヤキモチを焼いたのかどうか、今度は前足で精一杯ジャンプして、又も黒ラブちゃんの鼻先を噛もうとしたのだった。

ま、又も「入歯カチカチ」で終わったんだけど。

 

「これっ!」と怒って、デコチンに拳骨を食らわせて、平身低頭して、お別れしたのだけれど、相手も嫌な気分だっただろうし、私も可愛いフクのデコチンをぶん殴った悲しさで、余計落ち込んで、とぼとぼと家路を急いだのである。

 

は~~(ため息)最近こんな事が多いなあ・・・・新人だった頃仲良くしてくれた先輩は、次々と天国に行っちゃって、同年代は、飼い主が老化したのか、ちっともお散歩に来なくて、来るのは、「公園デビューしました♡」な、ちびっ子ばっかり。

 

公園に行く度に、向こうから歩いてくるワンコさんに注意を払って

「あ、この子は見た事ないな」と思ったら、違う道を行くとか、余計な気遣いが増えて、お散歩が憂鬱な今日この頃なんですの。