髪切りファンタスティックベイビーラブ

2019年09月23日 07時05分57秒 | 巻二十三 アイドル
仙台(周辺)に出てきて30年が過ぎた。

その30年前からずっと通ってる理髪店があった。
一番町の、まあ言うなればライブハウスMACANAの上階なのだが笑

最初行ったのは、
交通の便がいいのと
激安値段だったからだったと思う。

その後、
料金は普通レベルまで上がり
スタッフさんも入れ替わって
それでもほぼ継続して通ってたな。

そして去年くらいからは
それまで常時5人くらいいたスタッフさんが
3人(切る人は2人)まで減り。

もともと盛況な店なので
結果客をさばききれなくなり
週末は完全予約制になった。

予約必須とかちょっと面倒になったなあと思っていたところ、
地元にある理髪店のことを思い出した。
ここ10年以内にできた店。
歩いてすぐ行けるし、試しに行ってみた。
それが去年の秋。

まあ、こちらも
結果的には実質予約制で笑
つまり地元の人気店だったわけだ。

店は、俺と同年代くらいと思われる夫婦がやってる。
この二人、とにかく喋り好き。

というか、
髪切る職業って
喋り好きじゃないと就けないのか、ってくらい
よくしゃべる人多いよな。

この夫婦、
もともとは海沿いの漁師町で営業していて
大津波で店を失い、
今の場所に移ってきたらしい。

そんな大変な経緯などは億尾にも出さず
まあ、しゃべる喋る笑

俺自身側のコンデションがいいときは
陽気に話を合わせるが
そうでもない時は、まあ「話しかけんなオーラ」出すというね。

昨日は、珍しく奥さんが大半付いてくれて
ずっとおしゃべりした。
俺のコンデション、よかったのかも。

休日の過ごし方の話になり、
亭主(店主)のパチンコ通いをやめさせて
夫婦でカラオケ行きたい。今風の曲を練習したい。
最近はよくライブに行ってる。

ここで、「ん?ライブ?」と思ったが
まあ俺の行ってるライブとは当然別もんだろうなと思ってると
当然その通りで。

「じゅじゅ」「あやか」「エイチワイ」とか
「知ってる?」って言われたので
「知らないっすねー」と答える。実際知らん。


ここで、俺の中の悪い顔が頭をもたげる。
俺なんかほぼ毎週ライブ行ってるし!みたいな。
こういう場面で軽くマウント取りたくなるのって俺だけかな笑

結局、
地下アイドル通いしてる事や
コールやフリコピやペンラや特典会や物販グッズや
ありとあらゆるオタ話をしてしまった。

奥さんも、分野は違えどオタ気質は近いので
気分よく話題に乗って、乗らせて。
お互い気分良くなるという、
俺には珍しいウィンウィンの会話。


ま、笑ったのは
アイドルの年齢の話になり
高校生って言ったら結構驚かれたこと。
あの感じだと、20以上のイメージだったのかな。

俺らの常識?だと
小中校生辺りが常識ラインで
高校生だとむしろ結構上の方なのだが
そういう常識は必ずしも世間一般での常識ではないんだな。それはそう。

髪切ったその足で現場に行くと言ったら
お気をつけてーと送り出してもらった。
エモい。


人生、
たまには楽しい。こともある。
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