ジャムシードの酒盃

drujiの責任で編集される政治・歴史など様々なことを

北朝鮮 6者協議開催拒否!

2005-02-10 | 外交・国際
6者協議開催に向けて雰囲気は醸成されていたのに、突如北朝鮮は『核装備の増強』と『6者協議開催拒否』を朝鮮外務省スポークスマンが朝鮮中央通信で表明した。

中国も動き出していたし、北朝鮮の国連大使とのアメリカとの接触もあった。
韓国も好意的な反応をつかんでいたようなのに、なにかがあった。

その何かがこれだろう
朝鮮日報

この内容の一番下に書いてある部分。
日本のとの交渉を諦めて、日本に経済制裁を行わせて、その経済制裁を理由に(協議に必要な最低限の信頼関係が失われたとして)6者協議の枠組み自体を組替えて、交渉を優位に展開することが狙いだろう。と読んでいる。

なぜなら、北朝鮮は対話の方針を変えていない。
北朝鮮、対話を通じた核兵器問題の解決を目指す意向を表明=KCNA (ロイター) - goo ニュース

思い出すと興奮してくる。

2005-02-10 | Weblog
日本、北朝鮮に2対1で激勝!

いやー、まだ興奮が冷めないですね。

小笠原のFKは北朝鮮の選手が小さかったので、やりやすかったでしょう。
北朝鮮は中国での合宿で一日10時間の練習をしていたとか。チームの一体感と疲労しても落ちない集中力を養ったのでしょう。

今回、光ったのは監督の采配ではないだろうか?
立ち上がり、押し込まれた北朝鮮は、失点後大胆に二人の選手を交代した。
これで一気に流れが北朝鮮に傾き、日本の組織が機能しなくなっていました。

日本は追いつかれた後、ジーコが北朝鮮に習うかのように、高原と中村を投入して、
やはり、流れを変えましたね。
一人で、流れを作れる選手が居ない場合は、この様に二人同時に替えたほうが良いのかもしれませんね。

気になるのは次のイラン戦です。
田中とサントスが出場できません。
イランは中堅の3人が大きく成長しているし、20歳前後のFWとDFの選手が注目を集めているとか。
この試合は欧州組みを全て揃えないと厳しいのではないだろうか。

警察裏金作りは警察組織の構造と深くつながる

2005-02-10 | 民主主義
そもそも、日本の警察は国家警察です。
アメリカなどニューヨーク市警など良く聞きますね。
民主主義国で国家警察を採用しているのは少数派です。これは民主主義の機能と関連するため、通常は自治体警察組織が住民の人権・自由・防犯・犯罪検挙にあたるのです。

日本は戦後GHQの指導のもとで自治体警察が組織されました。現在、都道府県警がその残骸です。
1952年に警察法の改正により、都道府県警のトップ本部長が住民の直接選挙で選ばれる知事の任命権からはずされ、警視庁に移ります。同様に警察署署長も警視庁からの派遣になります。
このため、自らの自治体の住民の権利保護・自由保護・防犯・犯罪捜査・犯罪者検挙の権限が住民から国家のもとに一元的に統率管理されるようになります。

当然、住民の代表として住民を保護する立場にある知事は、そのための道具としての警察組織を利用できなく、更に、その警察の運用の実態すら把握できなくなっているのです。

本来、知事は都道府県警察の本部長や警察署署長の任命権を掌握して、彼らの申告や報告に基づいて、防犯計画と再配備を行い、地域の実情に応じた運用をしなければならないのですが、情報すらないので、警察は裏金の作り放題。住民の生活の動態(生活環境の変化に伴う居住地の移動により都市部から都市周辺部の犯罪が増えているが、それに対応した警察組織の配備変更がなされていない。また、交通網の整備を利用した高度な移動手段を利用した通過方犯罪の増加)に応じた対応がなされていない。

これでは防犯機能すら満足に機能しないのです。
そのことを警視庁は気づいていないし、情報開示請求など国民の監視が強くなったから明らかになってきているのです。
更に、公安員会も各都道府県にありますが、この公安委員会の人事も基本的な部分で政府の公安委員会に牛耳られているので、機能していません。

防衛庁も同じ要因が働いています。
巨大な中央集権型の組織の弊害がこの国を蝕んでいるのです。

堀江もんと村上ファンドの提携はあるのか?

2005-02-10 | 堀江もんとフジサンケイ
この二人が手を結べば面白くなりますね。
もと通産省とITの麒麟児。ニッポン放送は完全にグループ化、フジテレビ株の買い足しで傘下にすれば、マスコミ・メディア業界が一変する。
官僚に顔の利く人物と提携すれば、政治家を押さえつけれるでしょう。

ダイエーのように金融庁と揉める事はないだろうし、政治家さえ抑えれば、本当に再編に向かうよ。

横浜ベイスターズの株を処分して、ヤクルトに集中し、楽天とYHOOとで球界も再編して欲しいね。
今年の終わりごろからパリーグは熱くなりそうだな。

newsweekのホームページから

2005-02-10 | 外交・国際
アラブ報告書にアメリカが激怒

 発表が大幅に遅れていた国連開発計画(UNDP:United Nations Development Programme)の「アラブ人間開発報告書2004」が、3月にようやく日の目を見そうだ。しかも米政府の反対を押し切り、アメリカとイスラエルによるアラブ世界の占領を非難する内容であるらしい。
 
アラブの専制政治を批判すると同時に、アメリカのイラク占領とイスラエルのパレスチナ自治区への介入が「人間の発展を阻害する」としている。
 「アラブ世界の自由は汚職、縁者びいき、独裁、そして占領によって奪われている」と、マクソウドは指摘する。
 占領という表現を使ったら、UNDPへの年間拠出金1億9300万ドルを打ち切ると米国務省が脅しをかけてきたと、マクソウドとワシントン在住の外交官たちは言う(国務省は否定)。アメリカがこうした異議を唱えたため、昨年10月の発表予定が大幅にずれ込んだ。


上は抜粋ですが、
アメリカは意図的に中東の世界の民主化を遅らせてきたのは間違いありません。
サウジアラビアの王室の警護も軍のクーデター未遂事件を理由に、サウジアラビア王室の要請という形でアメリカ軍が行っております。

イラク戦争も大量破壊兵器を理由に始めたが、フランスの賢明な抵抗のため、国際社会の同意を得ることができなかったので、『民主化』への動機変更を行い。

民主化に変更したがゆえに、アメリカのイラク政策は破綻へ向かいつつあります。

今回の選挙は表向き、ブッシュは成功を最大限政治的に利用しようとしていますが、ここに彼のイラク政策のジレンマがあります。
成功をアピールすればするほど、シスターニ師の統一イラク連合主導の政権運営に国際的お墨付きを与えることになります。

問題は、統一イラク連合が目指している国家像がコーランを法元とするイスラム共和国であり、ブッシュのキリスト教原理主義思想とは原理的対極に位置することになります。
シスターニ師は戦略的な勝利をすでに確実なものとした。と、いえるでしょう。
アメリカは自らお墨付きを与えた政府との原則論対決に陥り、国際社会からの孤立を深め、妥協せざるを得なくなるでしょう。
そして、この勝利が、長期的ビジョンにたって、中東の民主化・女性の権利向上につながるでしょう。