TBSラジオ 荻上チキセッション(2022/12/7) 崎山敏也 原発スペシャル 再稼働推進委員会委員長交代、岸田政権の原発イケイケ政策の中、原発はそもそも何年運転できるか物理的な根拠がなく、突然原子力マフィアの意向で原発イケイケになった岸田政権、しかし核廃物処分、もちろん福島原発の廃炉など無数の問題点があり、さらに活断層もあり、原発とこのままだと無理心中の日本列島の破局を解説する!
永岡です、TBSラジオの、荻上チキセッション、メインセッション、原発のこと、お馴染みスペシャリスト、TBSラジオ記者の崎山敏也さんが出られました。パートナーは南部広美さんでした。
アサ芸プラスにて、大阪万博の土壌汚染の記事がありました、https://news.nifty.com/article/domestic/government/12104-2030522/ これは西谷さんも指摘されていましたが、化学の専門家の観点では、土壌にあるのはPCBや水銀だけとは思われず、そして毒物除去にはヘドロを全部撤去して入れ替えが必要、天文学的費用がかかり、つまり大阪沈没です。また、明日出る週刊新潮では自民の茂木氏らの内ゲバと創価学会のことが載るものです、https://news.yahoo.co.jp/articles/7cdab69b68da5adc16e4adcb9dcddbcc735badba そして文春も創価学会特集です。
セッション、取材報告モード、岸田政権の原発イケイケ路線、再稼働推進委員会((c)今中先生)委員長交代、60年以上OKとムチャクチャ、岸田総理は原発を進めろとデタラメ、9月に委員長は山中氏、3代目、しかし福島原発事故廃炉、核廃物etc無数の問題があり、崎山さんはスタジオ出演、チキさん、核の取材を問われて、崎山さん、審議会もオンライン取材、11/21に日本記者クラブで山中氏会見、これは出席、山中氏は任期5年、委員会10年で3代目、山中氏は5年委員であり、委員会で原発の技術審査をして、これは就任直後の会見ではなく、委員会には様々な記者が出られて、原点を忘れず変化を恐れない、原点は福島原発事故、監督官庁から独立して、専門性でチェック、しかしこれは10年続いて、会議は公開、ネットor実出演OK、これは原点を忘れない。が、変化を恐れずというが、その中に運転期間は40年原則、原子炉規制法で定められて、それを変える!岸田政権のグリーントランスフォーメーションのため、記者の質問が殺到。崎山さんは福島原発事故の核廃物について質問、放射性物質の汚染水をアルプスに入れて、しかし放射性物質は除去しても汚泥で、保管は必須、今福島原発に置いているが、委員会はちゃんと保管しろ、しかしアルプスを動かすほど核廃物増加、それを崎山さん質問、核廃物があふれて東電はどうするか、山中氏の考え方を問われて、山中氏、東電は深刻に考えているか、東電ではなく経産省把握、しかし取り組みは甘く、汚染水の処理もまだ技術的に甘く、山中氏は敷地内の処分は、敷地の外に迷惑をかけない方向と語り、崎山さん、きちんとやりたい。福島原発の中で核廃物を保管、外部に迷惑をかけないが、東電は汚泥の置き場、瓦礫置き場、しかし事故から12年近く、容器は老朽化で交換が必要なのに東電はできず、そして置く場所は有限で、その中で山中氏はちゃんとやりたい方向。
さらに、他の記者は原則40年、最大60年の延長について質問、しかし海外の状況については崎山さんのみ聞いて、山中氏は、世界の原発の実情は52年マックス、各国様々であり、運転期間を定めている国は少ないというものの、日本独自の、老朽化原発のルール作りはしたい。物理的な性質は海外と同じ、申請、10年ごとに認可。各国を参考にして、日本独自の規制をするというもの。崎山さん、海外は例にならず、スイスで53年が最長、もちろん世界に70年運転した原発なし、原発の劣化のデータはあるが「そもそも何年持つかデータなし」、アメリカ、イギリス、フランスはタイムリミットないが、何年か置きにチェック、しかしスイス、アメリカで最大53年+60年の実績なし+自然災害、地震、津波、大雪、竜巻など日本の事情がある。チキさん、リスナーより地震のことを問うものがあり、崎山さん、政府、経産省が伸ばしたく、推進委員会で案を作り、しかし電力会社は決めておらず、どうしてかというのは、山中氏、決めた時の準備。政府のいう延長案と、推進委員会の案は微妙に異なり、大事なのは審査で止まっている期間、停止、審査に10年だと、政府はこれを除外、つまり10年延長、しかし推進委員会は止まっている期間もカウントしろになり、最大60年のものを伸ばすのは委員会と政府で一致、記者は、ちゃんと委員会がしないとダメと追及。
60年への延長は「データがなく、不確定要素だらけ」、前委員長の発言で、12年事故から経って、原発のことを知らない運転員もいる。が、政府は上限完全撤廃を言い出して、さすがにそれはアウト!しかし9年、10年審査で、電力会社は不満、しかし委員会にとって電力会社がちゃんとしていないため・
リスナーより、停止期間を60年から除外はムチャクチャ、そんな屁理屈が成り立つと、自動車もエンジンの止まっている期間は除外だと質問があり、崎山さん、部品の取り換え、燃えやすいケーブルの取り換えはしているが、工事に時間+お金=電力料金常勝、圧力容器取り換えいう人がいるが、それは原発の作り替え、それで意味はあるか、そこにもたくさんお金がかかかる。原発の現状は、3・11の前は54基、その後21基廃炉、新しい規制基準に合わせるのに無限のコストがかかり、電力会社がさじを投げた原発もあるが、電力会社もあきらめは悪い。
そして、問題もあり、リスナーより、使用済み核燃料の廃棄の処分なし、処置なしかと質問があり、崎山さん、建前で六ヶ所村に送りプルトニウムと核廃物に分けるが、六ヶ所村は26回目の完成延期、1988年に着工、90年代に完成の予定が、技術的に未完成で20年処置、そして新しい規制基準になり、2020年にそれに合格というが、規制基準に合格しても、運営の保安基準+そして工事の処置が必要で、後者は未認可、日本原燃の説明不足で、六ヶ所村は26回目の延期、93年の着工から30年、使用済み核燃料について、六ヶ所村パーで考えられていないのと同じ、宙に浮いて、それで青森に中間貯蔵施設、福島原発のものではなく、使用済み核燃料のものを関西電力が作り、福井県に原発銀座、しかし使用済み核燃料は福井県の外に持って行けとして5年、毎年福井県知事が迫り、関電はズラトン、議論は進んでいるのではなく、設備自体破綻で何も進んでいないに等しく、このままだと原発の使用済み核燃料プールはあふれる。
明日、委員会があり、グリーンハイツトランスフォーメーション、しかし止まっている期間をカウントしない方向になりそうでムチャクチャ、5人の独立した委員で決まるが2人その停止期間ノーカウントはアカンと指摘。しかし論議は今止まっている。
チキさん、運転期間延長で、GX、グリーントランスフォーメーションの主役は原発はおかしいと説かれて、崎山さん、運転中はCO2を出さず、環境保全に資するというが、もちろん嘘。チキさん、岸田総理は新しい資本主義というが問題と説かれて、リスナーより、地震大国の日本で、核廃物処分のめどもなく原発イケイケはおかしい、岸田総理は支持できない、再生可能エネルギーにシフトすべきとの声があり、原発新設について、崎山さん、原発活用は新設、経産省は廃炉の原発に置き換える、リプレース、しかし新しい原発は、フランスのアレバ、イギリスのシーメンスのものがあるが、世界で動いているのは2つのみ、メルトダウンの際のコアキャッチャー、飛行機の衝突に耐えるもの、しかし設計が複雑すぎて、フィンランドは完成に20年かかり、安全を高めると設計は複雑になり、絵に描いた餅になる前にやめるべき=もんじゅと同じ、昔は輝かしい技術が今破綻、しかし技術に可能性がある、ではなく、これはアカンなら撤退すべき。これは再生可能エネルギーも環境問題があり、再生可能エネルギー、原発にも問題はあり、しかし一度計画を立てて破綻、典型はもんじゅだが、原発はすべてそう、ビル・ゲイツ氏の推進するタイプは日本だと場所がなく無理。チキさん、建設に20年だと、2050年に間に合わないと説かれて、崎山さん、原発より再生可能エネルギーへの考えはあり得るのに、一度進めてしまい、8月に急に原発活用になりそれのみ。崎山さんは再生可能エネルギー万能とは思わないが、原発イケイケはダメ。その上に柏崎刈羽原発はセキュリティ破綻、柏崎刈羽原発は雪でセンサーがアウト、核防御の地域に通常の事務棟など、運用する能力に問題。敦賀2号は活断層問題があり、有識者会議は活断層=原発アカンというのに、原子力マフィアはそれを無視、新しいデータ上書き、さすがに再稼働推進委員会はこれだと科学・技術でアウトとして3年停止、動いて当然ではなく、動かすために、東京だと敦賀、柏崎刈羽原発は縁遠いが、具体的な原発の審査に問題があり、今原発は33基あり、それぞれの個別の問題点を考えてほしいとして時間になりました。原発のことはテレビだとほとんど報じられず、そして岸田政権の原発イケイケは原子力マフィア、甘利氏、今井尚哉氏の発案だとすでに赤旗日曜版スクープがあり、原発は地震大国日本だとダメともう12年近く前にわかったのに、81年前の明日と同じアホなことを繰り返す日本、このままだと崩壊です、これも拡散してください、以上、崎山さんのお話でした。
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