茂原学習塾・予備校塾長日記(誠心学院予備校)

塾・予備校の出来事や内容紹介。
成績の上げ方、日ごろの心構えを
分かりやすく記事にしています。

石高(こくだか)

2023年10月22日 | 雑学

石高(こくだか)とは、

近世の日本において、 

土地の生産性を石と

いう単位で表したもの。

太閤検地以降、地租改正

まで石高に応じた課税が

行われた。そこから転じて

大名や旗本の収入も示した。

太閤検地以後江戸時代を通じて、

田畑や屋敷などの土地の価値に

至るまで、面積に石盛という

一定の計数をかけて米の生産力

に換算して石単位で表示するように

なった。このような制度を石高制

と言い、米以外の農作物や海産物の

生産量も、米の生産量に換算されて

表された。大名をはじめとする武士

の所領からの収入や俸禄を表す場合

も石高を用いられた。特に領民の場

合には「百姓高所持」、武士(特に

大名)の場合には「石高知行制」と

称されることがある。明治時代の地

租改正まで続いた。

一石は大人一人が一年に食べる米の

量に相当することから、これを兵士

たちに与える報酬とみなせば、石高×

年貢率と同じだけの兵士を養えるこ

とになる。つまり石高は戦国大名の

財力だけではなく兵力をも意味して

いた。江戸時代の軍役令によると、

大名は幕府の命に応じて表高1万石

あたり概ね2百人程度の軍勢(非戦

闘員を含む)を動員する義務を課せ

られていた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高校生個別指導のご案内。 | トップ | 中学生の基礎英語 レベル2を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。