茂原学習塾・予備校塾長日記(誠心学院予備校)

塾・予備校の出来事や内容紹介。
成績の上げ方、日ごろの心構えを
分かりやすく記事にしています。

アンディ・ベクトルシャイム

2010年01月10日 | 人物
アンディ・ベクトルシャイム(Andy Bechtolsheim, 1955年 - )は、アメリカ
合衆国で活動するドイツ出身のコンピュータ技術者、実業家。サン・マイク
ロシステムズの共同創業者で、現在は新興企業アリスタ・ネットワークス
の会長。

ミュンヘン郊外のアマー湖畔に生まれる。アメリカ合衆国に渡り、1976年
にカーネギーメロン大学で計算機工学の修士号を取得。1977年、スタンフ
ォード大学の計算機科学と電気工学の博士課程に入学。

スタンフォード大学在学中、大学のメインフレームは使える時間が少なく、
パーソナルコンピュータでは力不足なため、市販の部品を集めて校内の
ネットワーク用のワークステーションを自作した。これを同じスタンフォード
大学の学生であったビノッド・コースラが商業化を持ちかけ、スタンフォード
大学経営大学院で経営学修士を取得したスコット・マクネリ、カリフォルニア
大学バークレー校で BSD を開発したビル・ジョイを誘い、1982年にサン・マ
イクロシステムズ社を共同設立した。

1995年にサンを退社後、デビッド・チェリトンと共に Granite Systems 社を
設立し、ギガビットイーサネット技術の開発に従事する。1996年に2億2000
万ドルでシスコシステムズに買収され、ベクトルシャイムは2003年12月まで
同社のギガビットスイッチング事業部ゼネラルマネージャー兼副社長を務めた。

1998年、スタンフォード大学の学生であったラリー・ページとセルゲイ・ブリン
に10万ドルの小切手を渡し、まだ会社も設立されていなかった Google に投
資を行った。なお、この時ページらは当座預金口座を開設していなかったため
現金化できず、数週間の間小切手はページの机の中に眠っていた。

2001年、チェリトンと共に Opteron 搭載サーバメーカーの Kealia 社を共同
設立。2003年12月にシスコシステムズを退社し正式に参加。2004年2月、
サン・マイクロシステムズに買収され、それに伴いベクトルシャイムも古巣へ
復帰。

2008年10月にクラウドコンピューティングソリューションを生業とする新興
企業アリスタ・ネットワークスへ移籍、会長兼最高開発責任者に就任する
ことになった。2度目のサン退社である。
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