Dream-Speaker

有縁の方々のインタビューを通じて、共感と共有の種を播き、育てたい。

日本へ、ミャンマーへ。古庄重生さんが働きかける理由1

2013年01月17日 | インタビュー
日本へ、ミャンマーへ。
古庄重生(ふるしょう・しげお)さんが働きかける理由1



テンゴン村の小学校で。日本人男性が古庄重生さん。


テンゴン村で。


古庄さんをサポートされているスウスウさんとワーさん。

ミャンマーの貧しい村を歩き、学校を建て、給食を支給し、文具を届ける。それをしたいがために、日本でもミャンマーでも会社を作り、「あの子たちのためなら喜んで」と働き続ける人がいる。大分県在住の古庄重生さんだ。

古庄さんがミャンマーと関わりを持ったのは、2002年のことだ。
もともと、タイでのエイズに関するNGOに関わっておられたが、APU立命館アジア太平洋大学の卒業生のミャンマー人に誘われて、ミャンマーに行かれた。
そこで古庄さんが見たのは、自分の子ども時代と同じ世界だった。
「ここなら、お役にたてることがある」という思いで現地に住まわれるようになった。
周囲の方からは、「ミャンマーに住むのなら、ミャンマーに貢献することだ」と言及され、ボランティア活動を始められた。

最初に取り組まれたのは、僧院が運営する寺小屋に「自分に出来ること」としてノートや教科書の寄贈だった。

2008年に巨大サイクロンがミャンマーを襲い、エーヤワディー管区、ヤンゴン管区に大きな被害が出た。特にエーヤワディー管区のダメージは大きく、ユニセフの現地スタッフ・ゾウゾウさんから、同管区の村に学校を作ってほしいという相談をされた。

ここから、古庄さんのバイタリティ溢れる行動が本格化した。
同管区内のテンゴン村には2009年、ニャンイワン村には2010年に学校を建設する。
また、ヤンゴン管区のダコン村には2011年に学校を建設した。

「最初は、自分のできることをしようと思っていたのですが、見れば見るほど、ほっとけなくて」と、現在では有縁の方々に協力を仰ぎながら、学校建設を進めておられる。

連絡先 古庄重生さん 電話 0803-184-0272
大分県のミャンマー支援団体「パコダ会」 事務局長 長野仁男さん 大分ITセンター勤務。長野さんのメールアドレスはm-nagano※crux.ocn.ne.jp
※を@に変更してください。電話は0904-581-1933
「パコダ会」は、大分県の方を中心に、古庄さんの活動をサポートしている団体です。

各学校のエピソードに続く


最新の画像もっと見る

コメントを投稿