眼を開けば僕がいる。 **BNCTに夢を託して**

悪性脳腫瘍の妻との闘病生活を最新の治験療法(BNCT)や免疫療法の体験を交えて・・・。

さあ帰ろう

2009-01-13 07:41:00 | Boron Neutron Capture Therapy
2008/9/28
BNCT後は特に変化はありませんでしたが二日間にわたり照射後の諸検査と
体調管理が行われました。

照射後の数日後から脳浮腫の危険性があるため、できるだけ早く帰国することを
勧められ9/28にHUCHを退院しその足で空港に向かいました。
飛行途中での痙攣発作の可能性があるため点滴のルート確保をしたまま
抗痙攣剤などの薬剤を持っての飛行です。
万が一の場合に備えての詳細な治療経過と処置方法などのデータを誰に託すかわからないまま携えて出発しました。
(機内で万が一の場合は機内アナウンスで医師の呼び出しになります・・・もちろんいらっしゃればの話ですが)

それも杞憂に終わり無事に日本の地を再び踏めたことは感無量でした。
空港より再びO付属病院へ直行し経過観察で再入院しました。
病棟の看護師さんたちに笑顔で迎えられやっと緊張感がゆるんでいくのを感じることができました。

さあ勝負はこれから・・・これからです。

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