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八方滞在の最終日ではあるが、同行した所属スキークラブ会員の60台半ばの女性と近くのスーパーマーケットに行き、今月後半から行かれるというスイスはツエルマット用に防寒雪対策のブーツを探す事になった。正直に言って最強なのは雪国仕様のゴム長だがヨーロッパ旅行で飛行機に乗る際にゴム長では・・・。底のしっかりしたアッパー部がゴアテックス素材の洒落たものを選択した。それから昼食まで時間があるので白馬ジャンプ台に向かった。1998年2月から開催された我が国2度目の冬季オリンピックでここ白馬はジャンプ、ノルディックコンバインド、アルペン(滑降・複合)がおこなわれた。そのジャンプ台はエリア南端名木山地区にあり向かって右にラージヒル、左にノーマルヒルとなっている。山の傾斜を利用しているランディングバーンの上に鉄骨とコンクリートで組み上げられたアプローチは間近で見上げると迫力満点だ。
480円の観覧料を支払いLHとNHの真中にあるチェアーリフトでタワーのエレベータへ向かう。タワーの最上階には展望室があり白馬村を一望できる。その下にラージヒルのスタート位置に続く通路があってタワーからは渡り廊下でつながっている。嫌な予感は的中した、上下左右がスケスケの鉄製で床が溝蓋のような網になっている。最悪だ。グレーチングとか言う構造で軽量、風圧をスルーできるのでタワーや高層建物の外装に使われる。筆者が最も恐れるのがこれだ。足を踏み出した瞬間、股間に妙な痙攣が走り心臓がギュッと縮む。私は極度の高所恐怖症なのです、柵の無い屋上とか床までガラス張りの高層階とか法律で規制して欲しいものだ。
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国民の期待を受けてこの台で勝負に挑んだゴールドメダリスト達に敬意を表したい。いくら地の利とは言えあの場面で最後の大ジャンプを決めた船木選手は称賛に価する。
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