先にアップしたSDRを利用したケンウッドリグ用バンドスコープは一応動いてはいるが、弱い信号が見にくい感じがしたのBPFに2SK241のアンプをいれてみた。
回路はトランシーバ製作入門を参考に8.83メガ用に製作。FCZトランス2個の間にFETを入れ、電源はACDCアダプターで平滑のため2200μFをパラに。 ゲインは実測で15dBだった。
SDR#で見た7メガのバンド状況は次の写真
アンテナ(8.83メガの信号をオフ)なしの場合以下の様になった。
一つだけスプリアスが見えるがこれを知ってスコープを見ていれば言い訳で、バンドの状態をチェックするには良い感じとなった。
課題として、ドングルの安定度が悪く周波数がふらふらする、ただしリグのスコープとしてだけなら大きな問題ではない。また、モードをあわせる必要があるので結構面倒、特定のバンドモードだけなら気にする必要はないと思う。
このスコープはHF帯のIFのリグには簡単に接続できるので十分楽しめると思う。