女の唇の秘密

「女の唇の秘密」竹内久美子

雑誌連載の読者の質問にお答えする…をまとめたもの

特に目新しくはないが、「遺伝子に有利な繁殖」を目指した行動原理の話を久しぶりに確認した格好

ひとつの大きな方向性、原則を持った論理展開は楽しい

ゲド戦記…

声優の喋り方がみんなボソボソしているのを含めて、全編が暗くカタルシスがない
悪役にいささかの愛嬌もなく、ほぼ全員が(主要人物を含めて）イヤな人と感じるのはどうしたことだろう？
へたにジブリの過去のパーツが使われているだけに、よりおぞましさが浮き彫りにされた感じがする
まあ、後はストーリー展開が謎だらけ、行動に必然性がない、声優が棒読みだらけ…と

「ハウルの動く城」もどうかな、とは思ったけれど、ちょっと桁が違った。
これはまた噂以上のヒドさでありました。

ゲド戦記wiki
原作は全然違って良いものです、という声はよく聞く。図書館で見かけるが手を出すべきか、出さざるべきか。