虎(黄にゃんこ)と馬と猫

競馬とタイガースと時たまねこのお話

ロンドン・テロ

2005-07-12 03:36:17 | Weblog
タイミングを逃して書き損ねていたが、一応、少し。

オリンピックがロンドンに決まった時には「パリは燃えているか」(なんのセリフだっけ?)なんて言ったりしていたのだが……ロンドンの方が燃えてしまうとは。

しかし、ニュースを聞いた時の自分の反応としては「さもありなん」という冷徹なもの。
また「日本だって他人事じゃねぇべ」


日本語として意訳してみれば「英国は米帝に与した憎むべき国」というのがイスラム世界、テロ組織側の意識の大きな流れだろう。
そのでんでいけば「日本は米帝に加担した国」である。
その心の動きというものは、半ば当然のものとして考えられないか? 
善悪ではない。そう考える人間がいて、しかるべし、ということだ。

街中での事件でありながら、いまだ行方不明者が残っている事態、関係の薄い人間を犠牲にして脅しをかける手口。
悲惨さを嘆く声、卑劣とののしる声は当然あるだろうが、そこで思考停止せずに、人間の当然の心の流れを、それを生んだ原因を、ちゃんと考えて欲しいものである。
「テロには屈するべきではない」などと当たり前の虚勢を張る裏でいいから。