どんぐりうさぎのタンポポ野原

自作の陶芸作品を見てほしくて始めたブログですが、いつのまにか
野鳥と小さな翅の友達とお花のブログになりました★

さよならの夜食カフェ─ マカン・マラン おしまい を読みました。

2019-02-09 07:32:29 | 本のこと



11月に発行された、古内一絵さんの「マカン・マラン」シリーズの最終巻です。
早々と購入していましたが、もったいなくて
ちょっとずつ ちょっとずつ読破しました。
今回も、たくさんの力をいただきました。
ドラァグクイーンのシャールさんが切り盛りする
アジアンテイストの、マクロビを元にしたお料理の数々。
心にも身体にも、じんわりと染みてきます。
シャールさんは、ただ「よしよし」と癒してくれるのではなく
ダメなところはダメと諭してくれます。
それはこんな感じです。

 「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、
 甘えたりしないで、
自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。
それこそが、大人の嗜みというものよ」
「自分で自分を救うのに、どこの誰に、
 一体なんの遠慮がいるというの」


近くに、こんなカフェがあったら常連さんになりたい。
でもでも、本を開いたら直ぐに、いつでも会いに行けるんですよね!
ただただ、その後のひとたちの様子も知りたいので
このシリーズが、また続いてくれると嬉しい。
続いてくれると信じて、待っています。
 わたしは元ヤンキーのジャダさんがいい味だしていて好きです🐱