どんぐりうさぎのタンポポ野原

趣味で陶芸作品(おもに動物の絵付けもの)を作っています。季節の移り変わりを楽しめるほっとできる作品を作っていきたいです。

あまがえるさん、かんがえる

2015-07-09 23:06:24 | おはなし

あんまり


雨が


続くので


雨蛙さんも


さすがに


青空が


恋しくなって


どうしたらいいのか


考えているようでした

(撮影7月5日)
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風待月の河童さん

2014-06-08 09:27:47 | おはなし

6月の空の下、河童さんは お散歩しながら
マザーリーフの畑にやって来ました。


みどりが、こころに しみてくるな…
みどりをみてたら、キュウリが たべたくなっちゃった。


おなかが すいたよ。
おうちにかえって、キュウリを たべよう…っと。


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マザーリーフは、うさぎさんと、10月4日、10月15日にも
載せています。河童、植木鉢は、自作(創作)です。
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河童

2014-03-18 11:19:08 | おはなし

しろうさぎの おとこのこが、雑木林を走っています。

やまわろ、待っててくれるかな。
ぼく、おひるねしてたら、おそくなっちゃった。
 
その日、待ちあわせた場所に、やまわろは 来ませんでした。
そのかわり、木の根もとに、手紙が 置いてありました。
風に飛ばされないように、手紙の上には、人参が のっています。

うさぎ、ごめん。
きゅうに、みんなと、よなかに、
ここを はなれることが、きまったの。
やまわろは、春になると、
かっぱになって、里に おりるんだよ。
ずっと まえから、そう きまってるんだって。
とうさんが、いった。
うさぎに もらった、さくらいろの ふわふわなやつ、
ずっと、ずっと、だいじにするからね。

手紙には、そう、書いてありました。
「また、あえるかな…」

「かっぱは、流れて 行くものだから…」
しろうさぎの おとこのこの 耳に、
風にのって、どこからか、やまわろの声が
聞こえたような、気がしました。

見あげると、山桜の つぼみが、ふくらんで
もうすこしで、花が 開きそうです。


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この お話は「やまわろ」(1月10日)、「知らない子」(1月15日)、
「さくらいろ」(2月13日) の続編です。
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春のてがみ

2014-03-06 11:46:37 | おはなし


なんだか からだが、はちみつ色に つつまれているような気がして、
くまは、めを さましました。
ツーピー ツーピー と、小鳥のうたう声がします。

カチャッ と、音がして、それから
タタタッ と、だれかが走っていく音。

くまが、ようすを うかがいますと、
「あれぇ…」 
戸ぐちに、ちいさな かごが、 おかれていました。
ビンに はいった、 きんかんの はちみつづけと、ふたつおりの、
てがみが はいっています。

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くまさん、おはよう
めが さめたら おなかが すくでしょ
これを たべたら たんぽぽカフェに
あそびにきてね
              ねずみより

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きんかんを、ひとつ たべると、くまは、しあわせな きもちになって
また、めを つむりました。
そして、たくさんの たんぽぽに かこまれて ねむる ゆめを、みました。

くまが、きちんと めを さますのは、もうすこし、さきのようですね。


( きょうは、啓蟄ですね。埼玉は、風がつよくて、寒いです )
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さくらいろ

2014-02-13 11:34:49 | おはなし
お正月のきぶんが ぬけてきた、ある日のことです。
しろうさぎの おとこのこが
雑木林を かけぬけていきます。
むねには、だいじそうに リボンをかけた包みを
かかえています。

やまわろ、よろこんでくれるかな。
よろこんでくれると いいな。

しろうさぎの おとこのこが、おかあさんうさぎに
やまわろのことを話しますと、おかあさんうさぎは、
やまわろのために、マフラーを編んでくれたのです。

「なにいろに しましょうか」と 聞かれて、
「ぼく、さくらいろがいいとおもう」 と
しろうさぎのおとこのこは、答えました。
「やまわろに、きっと似あうもの」

しろうさぎのおとこのこに、気がついた
やまわろが、手をふっています。

「やまわろ、これ…。もう、さむくても へいきでしょ」
やまわろの ほっぺたが、ももいろに そまりました。
「…わあ。ありがとう。ぼく、だいじにする。ずっと
ずっと ずーっと、だいじにするから」
ともだちって、おなかのなかが ほかほかする、と
やまわろは、おもいました。



* この おはなしは、「やまわろ」(1月10日) 、「知らない子」(1月15日) の 続きです*
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