どんぐりうさぎのタンポポ野原

自作の陶芸作品を見てほしくて始めたブログですが、いつのまにか
野鳥と小さな翅の友達とお花のブログになりました★

読んでます。

2014-01-16 15:56:20 | 本のこと

角田光代さんは、「対岸の彼女」で好きになり、新刊が出ると図書館に予約を入れています。
「私のなかの彼女」は 主人公が宇都宮出身という設定なのですが、実家の蔵が土蔵なのが
引っ掛かり(宇都宮は、大谷石蔵では?)、主人公が 「えばる」というのが気になってしまいま
した(宇都宮では、えばる、とは言いません。いばる、です)。わたしは宇都宮に友達がいます
ので、違和感があったのですが、読むうちに気にならなくなりました。 物語に引き込まれたか
らです。世代による価値観の違い、受け取り方の違い、煩わしさと愛しさ、時代背景 (実際の
事件や出来事が出てくるので、臨場感があります)、祖母と主人公の関係などとても興味深く、
読んでよかったです。
もう一冊は、ずーっと 好きなダヤンの、絵本シリーズの最新刊です (昨年12月、 生誕30周年
に刊行された本)。こちらには、アネモネ王女が登場します。先日、アネモネを買ったばかりで
したので、嬉しくなりました。