活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

年賀状の「竜」から

2011-12-12 09:10:46 | 活版印刷のふるさと紀行
 はやくも師走。最近、郵便局の前を通りますと、「年賀状印刷」の
広告がやたら目につきます。賀状を売るだけではなく、印刷まで引き
受けるのは郵政改革による事業多角化でしょうか。

 震災の影響で来年の年賀状では祝辞文句が変わったそうですが、
やはり、絵柄は干支を扱ったものが多いようです。2012年は
辰年、「竜」あるいは「龍」ということになります。文字としては
「竜」の方が「龍」より古いそうですが、ご存知でしょうか。
 
 私の文京区の家の近くの福聚院さん、小石川七福神の一つですが、
本堂にご住職自慢の4つの爪を持つ龍の絵の幕があります。この中国
産の想像上の動物ほど世界的に知られているものはないと思います。

 考えてみますと、私も「龍」と多少、縁があります。
生地の愛知県岡崎市のお城は「龍城」で、近くの「龍海院」の裏山が
遊び場でした。幼稚園が「龍城幼稚園」で小学校の校章にも龍が2匹
あしらわれていました。

 このように、幼いころは龍に囲まれていましたが、長じてはまったく
無縁、せいぜいドラゴンスファンであることぐらいです。
 これぞまさしく「龍頭蛇尾」。ああ。
コメント
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