写真はボンヤリしていますが、尾崎紅葉の『金色夜叉』です。
1字下げはしていません。
この私のブログの場合、読みやすいようにと1字下げと改行と
なるべく1行あきを多用しております。私流の変則ですが、馴れ
とは恐ろしいもので、ほかの原稿をかいているときに、つい、改行
や段アキが多くなってしまいあわてることがあります。
数年前、ブログを始めたときは1字下げをしなかったり、ベタ組
で1行の長さももっと長いままでした。今の方が読みやすいと思い
ますがいかがでしょうか。
さて、1行あきですが、ちょっと古い印刷物をみてみますと、
『徒然草』も『枕草子』もみんな1字下げはしていません。そうか
と思うと、明治33年の教科書『国語読本』が1字下げをしていたり、
昭和8年の『小学国語読本』がしていなかったり、戦後の教科書でも
1字下げしていないのがあります。
改行や1字下げについての文法はないのでしょう。でも、出版社
で渡してくれる「執筆要項」では1字下げや改行について要望され
ることもあります。
グラフィックデザイナーやレイアウターのなかには、1字下げを
敵視する人がかなりおられます。「デザイン上、活字の並びに凸凹
をうくりたくない」とおっしゃいます。
これは、想像ですが1字下げや改行は印刷の組版の上でだんだん
一般化したのではないでしょうか。とくに、CTSやDTPが出て
きてから組版現場でも厳しくなってきたきらいがあります。
そういえばパソコンだって「インデント機能」がありますね。
1字下げはしていません。
この私のブログの場合、読みやすいようにと1字下げと改行と
なるべく1行あきを多用しております。私流の変則ですが、馴れ
とは恐ろしいもので、ほかの原稿をかいているときに、つい、改行
や段アキが多くなってしまいあわてることがあります。
数年前、ブログを始めたときは1字下げをしなかったり、ベタ組
で1行の長さももっと長いままでした。今の方が読みやすいと思い
ますがいかがでしょうか。
さて、1行あきですが、ちょっと古い印刷物をみてみますと、
『徒然草』も『枕草子』もみんな1字下げはしていません。そうか
と思うと、明治33年の教科書『国語読本』が1字下げをしていたり、
昭和8年の『小学国語読本』がしていなかったり、戦後の教科書でも
1字下げしていないのがあります。
改行や1字下げについての文法はないのでしょう。でも、出版社
で渡してくれる「執筆要項」では1字下げや改行について要望され
ることもあります。
グラフィックデザイナーやレイアウターのなかには、1字下げを
敵視する人がかなりおられます。「デザイン上、活字の並びに凸凹
をうくりたくない」とおっしゃいます。
これは、想像ですが1字下げや改行は印刷の組版の上でだんだん
一般化したのではないでしょうか。とくに、CTSやDTPが出て
きてから組版現場でも厳しくなってきたきらいがあります。
そういえばパソコンだって「インデント機能」がありますね。