すこし早く起きて夢のつづきを泳いでみる遠い島をめぐるカラフトのあたりむこうにそびえる...

いま風が吹いた夜になってそのしとは、と言われてしと？あっ「ひと」ですねと言ってしまっ...

ぶつくさ言わずに凍りついた河でスケートして小屋で休もうヤギチーズに黒すすを塗ってヴァ...

家族、たいせつ。カレーつくるかけがえのない時間を煮こむ冬はこれに限るねでも友だち、い...

霜の朝におおげさなおもい込みが北極を泳いでいる手足はすでに凍りはじめているそれでも少...

トラ次郎はたたき売りで時間を売っている今日は帰りにデパートのバーゲンこれえかろうなん...

地平線のゆらぐかけらがひいらひらひらけた空間にも収まらない いきもののいのちを奥行き...

筋トレのジムを味噌汁が覗いているそういうあだ名で呼ばれているおかやま代表のピッチャー...

背なかにクスリをかける腰麻痺という蚊がはこんでくる病気こわいよ （カラダもこころも病...

そのひとの足跡をなぞるようにハイヒールの記憶が歩いているウシは革靴だ履き心地、さいあ...