噴水がおののいて落ちるサンダルも履かず背なかを追いかけたこのポケットにひそませたナイフで きょうだけ生きてみる、ことにした。 を、刺し殺してあげようかけれどどこまでもささくれだつ あなたへの想いを刺殺、しなければ。 そのことばかり考えようとすることばたちを水盤に集めてつらくてつらくて薄いピンク爪の根元から あすを覗き見、するかのように。 ホタテ貝のきまじめが涙をはぐらかしている