goo blog サービス終了のお知らせ 

馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌07.04ように。回廊

身の丈に合わせる
どうか。から
しますように。へ
つまり必死でわきまえを
脇に抱えて
きょうは薬草の写生から
暑い朝を始める
また水の
祈りへ
めぐらされた回廊に
すり足が
不足したまま
じぶんの底まで井戸を降りていく
おおげさに
驚いたふりをする植物の庭
いつのまにか
加害者になって
譜面のなかで祈っている
だれも悪くない
だれも怖くない
ただ奇獣に変形した頭の
どうか。から
記憶だけ溶けていきます
ように。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「文学」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事