馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌09.23お月さん、がまん。

がまんはしないが
嫌われることもしない
十五夜
ちゃんと、揃って。
浮いている
みんなの望みが
イワシ雲のように並んでいる
あいだに舟をうかべて
明るいほうに
流している
ワシにもできることがちょっとだけ
あ、ありがとう。
を輝かせている 
風もない夜だ
忠告はしっかり聞いて
それでいて妥協しない
空気そのものを明るくして
そのとおりだよ
イワシがなかなか泳がない
辛抱してる
そんな感じで口あけて
あきれてるうちに
言いたいこともなくなった
生きるってがまんの
連続だとおやじがよく言ってたけど
休みたいときに
休むんじゃなくて
もう少し
お月さんも輝くまで
せいいっぱい
がまんせにゃ、いけん。


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