馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌12.02海の向こうから

海の向こう岸で
おもしろい石のかたちをした
運命をひろった
それを陽気な
関節がころがしていた
弱さが痛んで
眠れない夜だなんて
ばかばかしいを
しっかりストレッチ
そしてこんなに元気になった
「そして」に
立っていられるだけでも驚き
終わるときにはすっと終わる
にしても
かんたんじゃねえ
どうせずるずる生きているからには
その後の展開を
貝殻といっしょに
胸ポケットにしまって
歩いて帰った
水浸し
海を渡った記憶はないが


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