馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌12.01青いイルカの夢⑬バイ打ち

その後のすてきな時間

バイ打ちが
大切な文庫本のページをめくるように
12月になった
上海、しかも戦前の
いや100年後のトーキョー
に、賭けるぞ。
ふくざつなメモリーの迷路
または青いイルカ
さびれた記憶の裏がわで
やっとことばを拾う
悔しさを
今日も冷蔵庫のカレンダーでめくるように
12月になった
なにをして
食いつないでいく
チョークで路上に書いた時間切れの
「空走」
どこまでいっても、空。
なにもしないで
それに賭けた

走るんだろ

その後のすてきな人生


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「文学」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事