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蔵書の整理と企業分析その1

2005-01-04 01:33:09 | ノンジャンル

Amazonで、年末に買った本を検索して書評を読んで次に何を買うべきかに時間を
使ってしまった。その後、棚を作って年末に買ったビジネス関係の本を集めた。
Amazonで買おうかと思った本がすでに買っていたことに気がついたり、あるはずの本
「競争戦略論I」がなかったりといろいろあった。

K.G.パレプ他の「企業分析入門(第2版)」を読み進めた。

企業分析のフレームワークを定義し、その要素の説明と応用を扱っている。
企業分析のフレームワークは、

   ○経営戦略分析
   ○会計分析
   ○財務分析
   ○将来性分析

の4つからなる。企業分析には、まず、定性的に経営戦略を理解する必要がある。
経営者は、


(a) 経営者しかわからない情報による財務諸表の値の決定
(b) ある程度不確かさを残す発生主義会計
(c) 経営者の情報戦略による情報の操作


などにより財務諸表を実際とは違ったように見せることができる。会計分析はこれらの
ノイズを除去することである。投資家、アナリストに必要になる。財務分析は過去と現在を
正しく理解し持続可能性を評価するために行う。これら3個をもとに、将来性を分析する。
将来性の分析には、これら3個の他に、経済理論、制度なども考慮に入れる必要がある。
経営戦略分析には、E.ポータの5Fを示している。
5Fは、


(1) 既存企業間の競争
(2) 新規参入
(3) 代替
(4) 買手の交渉力
(5) 売手の交渉力


とある。まさにそのとおり。
読んだ内容をまとめてみようとすると、なんとなくしかわかってないことがよくわかった。

アナリストになるための勉強ではなく、自分の事業をアナリストの立場からみても
将来性があるようにするには何を行い、どう説明するかを知るための勉強である。
それはこれから考えることにする。
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