1月3日(水)
元旦の池田山初日の出登山が雨の為中止になった為、ウズウズとして2日には名古屋市栄まで行って登山用品を買いまくり
もう明日には使いたくてM井君に登山の誘いをしたところ、しもものさんやデリーさんも一緒に行く事になった
天候は最悪の”c”で登山には不向きだった為、近くの御在所岳に行く事になった。
07:15 さて雪はこんこん降っている中、スタートしまっす!
しもものさん、八ヶ岳で知った青いビニテをAmazonで購入し早速今回フィールドテストということになった。

スカイラインのゲートが閉まっているので登山口まではテクテク歩いて行くしかないけど、おしゃべりに花が咲いて全く気にならない

歩き始めて直ぐに青ビニテのテスト終了〜〜
指先が冷たくてギブアップしたようだ。組み合わせが悪いのか血行が悪いのか

さあこのコピー人間3セットが雪山でどんな物語を描いてくれるのか楽しみである。

07:45 裏道登山口に到着して雪中行軍のスタートである

中腰で登山届を書くには理由がある。こうすると、まいっちんぐマチコ先生の色気が頭をよぎり、血の巡りが良くなるのだ。

ペースメーカーのM井君を先頭に

このなんとも滑りやすい橋を慎重に渡る

08:30 藤内小屋に到着。

腹が減ったのでおにぎり食べていると小屋犬が円らな瞳で見つめてくる

心を打ち抜かれたしもものさんは自分の補給食が底を尽きるまで与え続けてしまった

小屋を出発すると分岐があり案内板を見て、トレースのある方向に向かう

途中、トレースがフワフワで人が通った形跡が薄いことからiPhoneで位置確認。すると裏道から外れている事に気づいた
この時点で引き返していれば良かったのに

気にしないで前に進もう

急激に坂が急になり、雪も深くなって来た

トレースを作っていた男性が休憩しているのを発見した。なんとたった一人のトレースを我々は追っていたのだ。

この後はノートレース。つまり誰も歩いてない雪の中を歩くのだ。当然普通の登山道は雪で覆われて見えないので自分たちで行き先を切り開いて行くのだ。

雪が深い!なんて日だ!

膝上積雪の急登は物凄くキツいよ

胸上積雪になってからのラッセルは10m進むのに5分かかります。先頭交代しながらラッセルトレインで急登を直登する。

ちょっと開けたとこに出て小休憩。なんでここだけ開けているのかっていうと、すごい強風で雪が留まっていられないから。
冷たいブリザードのせいでフリーズしてしまったしもものさんに熱い紅茶を手渡して再起動を試みる

M井君は先日の伊吹山で試したMSRのスノーシューがフワフワの胸上積雪に威力を発揮するかと思いきや、かえって動きにくくて取り外す。
急登には向かないんやね。緩斜面のスノートレッキングに期待しよう。

滑落すると危険な稜線を避けて大人しく迂回する。正しい選択だ

え〜〜〜!
次のピークまでまだあんなにあるの??

まだまだ続くよ雪中行軍ラッセルトレイン。
後ろは雪をかき分けずに済む分は確かに先頭より楽にはなるけど、体重が重いと沈んでしまって進めない。ワカンが欲しいな。

「ゆるぎ岩」に到着。気持ちはとっくにゆらいでいるけど。。

丘のようなところに出ると全てが登山道に見えてますます進むべき道が分からなくなる。4人で必死にピンクのテープ(ここが登山道にであることを示す目印)を探すが見当たらない。
本当にこういう時に遭難するんだろうなと全員の危機感maxの状態だ。
時折吹雪が強くなってホワイトアウトが容赦無く4人の不安を掻き立てる。

木々の間隔が広いことを根拠にして、下に登山道があると信じて進むとなんとかテープが見つかり、全員でそのテープの存在を賞賛した
12:10 分岐のような所に出て、さらに頂上を目指そうとするデリーさんを引き止める。
もう登り始めてから5時間以上経過しているから下山への進路に変更しようと、経験豊かなしもものさんから提案あり。

あの御在所岳方面はまだ遠いし、ラッセルしながらの進行速度が遅いことも分かっていることから、無理をする前に計画変更した。しもものさんの判断は正しかった。

下りだからって楽なわけはない。相変わらずラッセルトレインで行く

峠に到着した。今回の山行ではここまで。もう登山道は分かって来たから4人に笑みが戻っている。安心したなあ本当に

裏道登山道に合流すると踏み固められたトレースになって歩きやすさが段違い。なんの不安感もない。
昼飯食べることができなかったので毎度の無印良品バナナバウムを胃袋に詰め込むと、その芳香な味わいでHPが随分と回復した

急登の胸上ラッセルを数時間経験した我々OGP雪中行軍にとって、トレースのある道なんて全速力で走っていけそう

そして朝寄った小屋の手前まで来て、「案内板が悪かったんだ」といちゃもんをつけるオッサンたち

13:30 藤内小屋に戻って来た。せっかくなのでここでカップラーメン食べて無事を祝う。風邪をしのぐ場所って久しぶりでホッとする。
当然HPも回復したし足取りも軽やかに発進

紅い三連星が仲良く歩く

まだまだ歩いちゃうよ

橋を渡る時も3人一緒だよ



14:10 登山道入口に着いた〜〜〜

希望荘の外来入浴は明日からなのでアクアイグニスにてゆっくりと冷えた身体を癒してあげた。
ここはその待合室。ビーズクッションで皆さん心地良く過ごしている

M井君もちっちゃいクッションでちっちゃく寛いでいた

2017年流行語大賞を取った「インスタ映え」を早速使いたくて写真を撮るジジイ達。

どう考えても我々ジジイ達が心を奪われるようなモノではない

外に出ると安っぽいテーブルで高校の文化祭よりも”とりあえず感”バリバリのコロッケと甘酒が売っているコーナーあり。
ジジイ達はそっちに心を奪われ、風雨が防げる殺風景な場所で食べる。
その後、大垣に無事帰って2018年の初登山が終了した。

今回は無事に戻ってこれたからよかったものの、今後はもっと慎重に、また臆病になろうと思う。
またiPhoneの地図アプリに頼るのはだめだ。iPhone自体が寒さにめっぽう弱く、取り出した瞬間にフリーズしてしまい使い物にならない。
やはり冬山にはちゃんとしたGPS機器が必要だ。
これは今回のラッセルで一番の難所になった所、急斜面かつ胸上積雪、さらにフワフワなので上に踏み出せないのである。

あっ!昨日せっかく買い直したアイゼン12本爪を使ってない
元旦の池田山初日の出登山が雨の為中止になった為、ウズウズとして2日には名古屋市栄まで行って登山用品を買いまくり

もう明日には使いたくてM井君に登山の誘いをしたところ、しもものさんやデリーさんも一緒に行く事になった

天候は最悪の”c”で登山には不向きだった為、近くの御在所岳に行く事になった。
07:15 さて雪はこんこん降っている中、スタートしまっす!
しもものさん、八ヶ岳で知った青いビニテをAmazonで購入し早速今回フィールドテストということになった。

スカイラインのゲートが閉まっているので登山口まではテクテク歩いて行くしかないけど、おしゃべりに花が咲いて全く気にならない


歩き始めて直ぐに青ビニテのテスト終了〜〜

指先が冷たくてギブアップしたようだ。組み合わせが悪いのか血行が悪いのか


さあこのコピー人間3セットが雪山でどんな物語を描いてくれるのか楽しみである。

07:45 裏道登山口に到着して雪中行軍のスタートである


中腰で登山届を書くには理由がある。こうすると、まいっちんぐマチコ先生の色気が頭をよぎり、血の巡りが良くなるのだ。

ペースメーカーのM井君を先頭に


このなんとも滑りやすい橋を慎重に渡る

08:30 藤内小屋に到着。

腹が減ったのでおにぎり食べていると小屋犬が円らな瞳で見つめてくる

心を打ち抜かれたしもものさんは自分の補給食が底を尽きるまで与え続けてしまった


小屋を出発すると分岐があり案内板を見て、トレースのある方向に向かう


途中、トレースがフワフワで人が通った形跡が薄いことからiPhoneで位置確認。すると裏道から外れている事に気づいた

この時点で引き返していれば良かったのに


気にしないで前に進もう


急激に坂が急になり、雪も深くなって来た


トレースを作っていた男性が休憩しているのを発見した。なんとたった一人のトレースを我々は追っていたのだ。

この後はノートレース。つまり誰も歩いてない雪の中を歩くのだ。当然普通の登山道は雪で覆われて見えないので自分たちで行き先を切り開いて行くのだ。

雪が深い!なんて日だ!

膝上積雪の急登は物凄くキツいよ


胸上積雪になってからのラッセルは10m進むのに5分かかります。先頭交代しながらラッセルトレインで急登を直登する。

ちょっと開けたとこに出て小休憩。なんでここだけ開けているのかっていうと、すごい強風で雪が留まっていられないから。
冷たいブリザードのせいでフリーズしてしまったしもものさんに熱い紅茶を手渡して再起動を試みる

M井君は先日の伊吹山で試したMSRのスノーシューがフワフワの胸上積雪に威力を発揮するかと思いきや、かえって動きにくくて取り外す。
急登には向かないんやね。緩斜面のスノートレッキングに期待しよう。

滑落すると危険な稜線を避けて大人しく迂回する。正しい選択だ

え〜〜〜!



まだまだ続くよ雪中行軍ラッセルトレイン。
後ろは雪をかき分けずに済む分は確かに先頭より楽にはなるけど、体重が重いと沈んでしまって進めない。ワカンが欲しいな。

「ゆるぎ岩」に到着。気持ちはとっくにゆらいでいるけど。。

丘のようなところに出ると全てが登山道に見えてますます進むべき道が分からなくなる。4人で必死にピンクのテープ(ここが登山道にであることを示す目印)を探すが見当たらない。
本当にこういう時に遭難するんだろうなと全員の危機感maxの状態だ。

時折吹雪が強くなってホワイトアウトが容赦無く4人の不安を掻き立てる。


木々の間隔が広いことを根拠にして、下に登山道があると信じて進むとなんとかテープが見つかり、全員でそのテープの存在を賞賛した
12:10 分岐のような所に出て、さらに頂上を目指そうとするデリーさんを引き止める。
もう登り始めてから5時間以上経過しているから下山への進路に変更しようと、経験豊かなしもものさんから提案あり。

あの御在所岳方面はまだ遠いし、ラッセルしながらの進行速度が遅いことも分かっていることから、無理をする前に計画変更した。しもものさんの判断は正しかった。

下りだからって楽なわけはない。相変わらずラッセルトレインで行く

峠に到着した。今回の山行ではここまで。もう登山道は分かって来たから4人に笑みが戻っている。安心したなあ本当に

裏道登山道に合流すると踏み固められたトレースになって歩きやすさが段違い。なんの不安感もない。
昼飯食べることができなかったので毎度の無印良品バナナバウムを胃袋に詰め込むと、その芳香な味わいでHPが随分と回復した


急登の胸上ラッセルを数時間経験した我々OGP雪中行軍にとって、トレースのある道なんて全速力で走っていけそう


そして朝寄った小屋の手前まで来て、「案内板が悪かったんだ」といちゃもんをつけるオッサンたち

13:30 藤内小屋に戻って来た。せっかくなのでここでカップラーメン食べて無事を祝う。風邪をしのぐ場所って久しぶりでホッとする。
当然HPも回復したし足取りも軽やかに発進


紅い三連星が仲良く歩く


まだまだ歩いちゃうよ


橋を渡る時も3人一緒だよ




14:10 登山道入口に着いた〜〜〜


希望荘の外来入浴は明日からなのでアクアイグニスにてゆっくりと冷えた身体を癒してあげた。
ここはその待合室。ビーズクッションで皆さん心地良く過ごしている

M井君もちっちゃいクッションでちっちゃく寛いでいた

2017年流行語大賞を取った「インスタ映え」を早速使いたくて写真を撮るジジイ達。

どう考えても我々ジジイ達が心を奪われるようなモノではない


外に出ると安っぽいテーブルで高校の文化祭よりも”とりあえず感”バリバリのコロッケと甘酒が売っているコーナーあり。
ジジイ達はそっちに心を奪われ、風雨が防げる殺風景な場所で食べる。
その後、大垣に無事帰って2018年の初登山が終了した。

今回は無事に戻ってこれたからよかったものの、今後はもっと慎重に、また臆病になろうと思う。
またiPhoneの地図アプリに頼るのはだめだ。iPhone自体が寒さにめっぽう弱く、取り出した瞬間にフリーズしてしまい使い物にならない。
やはり冬山にはちゃんとしたGPS機器が必要だ。
これは今回のラッセルで一番の難所になった所、急斜面かつ胸上積雪、さらにフワフワなので上に踏み出せないのである。

あっ!昨日せっかく買い直したアイゼン12本爪を使ってない
