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最近京都近傍の山でMTB山遊びに没頭中

【登山】御在所岳〜ラッセル祭〜

2018年01月03日 | 登山
1月3日(水)

元旦の池田山初日の出登山が雨の為中止になった為、ウズウズとして2日には名古屋市栄まで行って登山用品を買いまくり
もう明日には使いたくてM井君に登山の誘いをしたところ、しもものさんやデリーさんも一緒に行く事になった
天候は最悪の”c”で登山には不向きだった為、近くの御在所岳に行く事になった。

07:15 さて雪はこんこん降っている中、スタートしまっす!
しもものさん、八ヶ岳で知った青いビニテをAmazonで購入し早速今回フィールドテストということになった。


スカイラインのゲートが閉まっているので登山口まではテクテク歩いて行くしかないけど、おしゃべりに花が咲いて全く気にならない


歩き始めて直ぐに青ビニテのテスト終了〜〜
指先が冷たくてギブアップしたようだ。組み合わせが悪いのか血行が悪いのか


さあこのコピー人間3セットが雪山でどんな物語を描いてくれるのか楽しみである。


07:45 裏道登山口に到着して雪中行軍のスタートである


中腰で登山届を書くには理由がある。こうすると、まいっちんぐマチコ先生の色気が頭をよぎり、血の巡りが良くなるのだ。


ペースメーカーのM井君を先頭に


このなんとも滑りやすい橋を慎重に渡る


08:30 藤内小屋に到着。


腹が減ったのでおにぎり食べていると小屋犬が円らな瞳で見つめてくる


心を打ち抜かれたしもものさんは自分の補給食が底を尽きるまで与え続けてしまった


小屋を出発すると分岐があり案内板を見て、トレースのある方向に向かう


途中、トレースがフワフワで人が通った形跡が薄いことからiPhoneで位置確認。すると裏道から外れている事に気づいた
この時点で引き返していれば良かったのに


気にしないで前に進もう


急激に坂が急になり、雪も深くなって来た


トレースを作っていた男性が休憩しているのを発見した。なんとたった一人のトレースを我々は追っていたのだ。


この後はノートレース。つまり誰も歩いてない雪の中を歩くのだ。当然普通の登山道は雪で覆われて見えないので自分たちで行き先を切り開いて行くのだ。


雪が深い!なんて日だ!


膝上積雪の急登は物凄くキツいよ


胸上積雪になってからのラッセルは10m進むのに5分かかります。先頭交代しながらラッセルトレインで急登を直登する。


ちょっと開けたとこに出て小休憩。なんでここだけ開けているのかっていうと、すごい強風で雪が留まっていられないから。
冷たいブリザードのせいでフリーズしてしまったしもものさんに熱い紅茶を手渡して再起動を試みる


M井君は先日の伊吹山で試したMSRのスノーシューがフワフワの胸上積雪に威力を発揮するかと思いきや、かえって動きにくくて取り外す。
急登には向かないんやね。緩斜面のスノートレッキングに期待しよう。


滑落すると危険な稜線を避けて大人しく迂回する。正しい選択だ


え〜〜〜!次のピークまでまだあんなにあるの??


まだまだ続くよ雪中行軍ラッセルトレイン。
後ろは雪をかき分けずに済む分は確かに先頭より楽にはなるけど、体重が重いと沈んでしまって進めない。ワカンが欲しいな。


「ゆるぎ岩」に到着。気持ちはとっくにゆらいでいるけど。。


丘のようなところに出ると全てが登山道に見えてますます進むべき道が分からなくなる。4人で必死にピンクのテープ(ここが登山道にであることを示す目印)を探すが見当たらない。
本当にこういう時に遭難するんだろうなと全員の危機感maxの状態だ。
時折吹雪が強くなってホワイトアウトが容赦無く4人の不安を掻き立てる。

木々の間隔が広いことを根拠にして、下に登山道があると信じて進むとなんとかテープが見つかり、全員でそのテープの存在を賞賛した

12:10 分岐のような所に出て、さらに頂上を目指そうとするデリーさんを引き止める。
もう登り始めてから5時間以上経過しているから下山への進路に変更しようと、経験豊かなしもものさんから提案あり。


あの御在所岳方面はまだ遠いし、ラッセルしながらの進行速度が遅いことも分かっていることから、無理をする前に計画変更した。しもものさんの判断は正しかった。


下りだからって楽なわけはない。相変わらずラッセルトレインで行く


峠に到着した。今回の山行ではここまで。もう登山道は分かって来たから4人に笑みが戻っている。安心したなあ本当に


裏道登山道に合流すると踏み固められたトレースになって歩きやすさが段違い。なんの不安感もない。
昼飯食べることができなかったので毎度の無印良品バナナバウムを胃袋に詰め込むと、その芳香な味わいでHPが随分と回復した


急登の胸上ラッセルを数時間経験した我々OGP雪中行軍にとって、トレースのある道なんて全速力で走っていけそう


そして朝寄った小屋の手前まで来て、「案内板が悪かったんだ」といちゃもんをつけるオッサンたち


13:30 藤内小屋に戻って来た。せっかくなのでここでカップラーメン食べて無事を祝う。風邪をしのぐ場所って久しぶりでホッとする。
当然HPも回復したし足取りも軽やかに発進


紅い三連星が仲良く歩く


まだまだ歩いちゃうよ


橋を渡る時も3人一緒だよ


14:10 登山道入口に着いた〜〜〜


希望荘の外来入浴は明日からなのでアクアイグニスにてゆっくりと冷えた身体を癒してあげた。
ここはその待合室。ビーズクッションで皆さん心地良く過ごしている


M井君もちっちゃいクッションでちっちゃく寛いでいた


2017年流行語大賞を取った「インスタ映え」を早速使いたくて写真を撮るジジイ達。


どう考えても我々ジジイ達が心を奪われるようなモノではない


外に出ると安っぽいテーブルで高校の文化祭よりも”とりあえず感”バリバリのコロッケと甘酒が売っているコーナーあり。
ジジイ達はそっちに心を奪われ、風雨が防げる殺風景な場所で食べる。
その後、大垣に無事帰って2018年の初登山が終了した。


今回は無事に戻ってこれたからよかったものの、今後はもっと慎重に、また臆病になろうと思う。
またiPhoneの地図アプリに頼るのはだめだ。iPhone自体が寒さにめっぽう弱く、取り出した瞬間にフリーズしてしまい使い物にならない。
やはり冬山にはちゃんとしたGPS機器が必要だ。

これは今回のラッセルで一番の難所になった所、急斜面かつ胸上積雪、さらにフワフワなので上に踏み出せないのである。


あっ!昨日せっかく買い直したアイゼン12本爪を使ってない
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伊吹山 雪山登山~ナイスな登山~

2017年12月23日 | 登山
12月23日(土)

M井くんと雪山の足慣らしにと伊吹山に向かった

雪山行く気マソマソのM井くんはMSRのスノーシューを買ったらしい。いいやん
でも、自転車のゴムで縛るこの姿は・・・案外しっかり固定できているのがオドロキだ


登山口にある神社で無事下山できるように祈願する。


07:30 出発


08:00 1合目にある山荘に到着


08:20 2合目にさしかかる。雪もでてきた


ああ、穏やかな朝。冷たい風が心地いい


雪もばっちるあるし。でもまだアイゼンは不要やな


08:50 3合目にさしかかるとテントが出現。こんなところで?トイレないよ?


3合目近くの東屋。ここでアイゼン着ける人もいる


09:10 4合目になると少しずつ滑り始める


でもまだまだ大丈夫。M井くんはなんとかスノーシューが使える場所を探すが全く必要ないよ


09:20 5合目。なんか天気がちょっと怪しくなってきた?


避難小屋。ここで遂にアイゼン装着。久しぶりやなぁ。


09:40 6合目。雪はたくさんあるけど。まだ全部埋まっていない。所々土が見えていて直登とトラバースが入り混じっている感じ。


ゆっくり行こうと決めているので、ここでコーヒータイム。
M井くんは右のB地区を擦って通り過ぎる登山者を誘惑しているが誰も食いつかない


10:30 8合目。このあたりは風が強いのか雪が少な目で岩がゴロゴロ


雪山って感じでいいね、こういうナナメは


すげ~風強えよ。さみ~よ


おいおいおいおい!半袖将軍ここにいるやんけ 東京からわざわざ半袖で登るために来たの?


10:55 着いた~~結局スノーシュー使わなかったね


お~お~寒そうだ。


こんなところまでケッタ(自転車)を運んでくるとは。しかもシクロバイクやで下りも楽しくないやろに・・・


反対側の壮大な景色を観る。
景色はね、心で観るもんだよっ!想像力なんだよキミっ!


アカン、寒い。風が防げる場所を探してカップラーメンタイム


今朝コンビニで見つけた新しいカップヌードル。その名は「カップヌードルナイス」
歯質50%オフ。糖質40%オフ。凄いやん。まさに”ナイス”なカップヌードル


さて食べようではないか。まずはお湯を入れて・・・・


「無いス」(麺が)・・・・


M井くん、やめてよその憐れみの目  わかってるよ君の言いたいことは。麺が半分ならそりゃ色々半分でしょって


お楽しみのカップラーメンでお腹を半分満たし、とっとと涙を拭いて出発した。やはり午後からは登山客が増えるなぁ


背中のスノーシューが淋しげに出番を待つ・・・


12:20 5合目まで下りてきた。再びコーヒーブレイク


12:50 3合目。だれも歩いていない場所が広がるこの場所でM井くんにスノーシュー使えるんじゃない?って言うと喜んで装着し始めた


はしゃぐM井くん。庭駆け回る犬のように走る走る


ウキウキがオーラとなって伝わってくる試せてよかったね


13:40 1合目。このドリアンっていう店。命名した店主に由来を聞いてみたい


ドロドロの林間コースを避けてアスファルトを選んでみた。ソールを張り替えた登山靴の調子は上々だ。少しクッション柔らかくなったかも。


時間に制限はないので近道を探してみるが行き止まり。


14:30 登山口近くの神社に帰ってきた。するとあのシクロバイクの登山者がパンク修理していた。


いつも利用している駐車場の靴洗い場が使いやすくなっていた。これは気の利くサービスだ。


集合場所の池田に戻って遅めのランチ。くねくねラーメンの新商品はかなり美味かったぞ。


この後池田温泉に入って、用事を済ませて帰宅し、片づけをしていて気付いた。




アイゼン忘れた


忘れた場所は思い当たる。アイゼン外した3合目ベンチだ。しまった覚えがないもん。

翌朝再び伊吹山に登り、ベンチに行ったけど見当たらない。

ベンチの下とか周辺とか見て回ったけど、やっぱり



無いス(アイゼンが)

1合目の山荘主人に忘れ物届いてないか聞いたけど無いス。
最寄りの派出所に聞いたけど無いス。


というわけで、雪山足慣らしで登った伊吹山。
山頂からの景色も、カップヌードルの麺も、置き忘れたアイゼンも”無いス”な登山でした。
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雪山行きたい

2017年11月23日 | 登山
久しぶりに登山雑誌買ったみた。

雪山行きたくてウズウズしてしまう。
ミッドレイヤー欲しいな。
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登山靴のソール交換

2017年10月30日 | 登山
10月29日

今の登山靴をメインに使うようになってから積極的に山に通い、北アルプスはもちろん南も中央も登ってきた。
そうなるとやっぱりソールも擦り減ってくるもの。特に最近はグリップの悪さが気になり、滑ることも多くなったので新しいのを購入するかソール交換するかで迷ったが、愛靴だし、圧倒的に安いしでソール交換を選択。
ネットで最初に出てきた「ナカダ商会」というところに頼んでみた。靴の引き取りにも来てくれてるので楽ちんだ。
10月10日くらいに出して10月29日に到着。およそ20日くらいですな。

このブーツのデビューは2015年7月の白山だった。
ブロックの山がわずかに残ってる程度。潮時ですな。

after ソールのスポンジ部分が赤黄色がメインだったのが黒一色に。
今回ラウンドラバーの交換を勧められたが劣化を感じなかったのでやめといた。
ブロックの山が高い!ついでにカカトと母子球の間の堀が深い!イエイ


before 


after なんだかカカトの高さがアップしたようだ。アイゼン板再利用加工ってのは採用したので簡易アイゼンは対応のままだ。
たつのアイゼンは非対応やけどブーツのアクセントには必要ですな


before ああ、このクタビレ感。ホントよく滑るようになりました。


ソールは純正と同じ形のVibram1219(Mulaz)。そうビブラムソールだ。
濡れた路面で凄く分かるビブラムソールのグリップ。


ブロックの山がなで肩になってきたからアカンのかな。深さかな。ゴムの劣化かな?


全然違うやん。山と山の間って繋がってたりするのね。
山に登りたくて仕方ないソールやん


カカトは特にグリップの衰えを感じてた場所。つ~~るつる


いや凄い。ガッツリいけそうだ。


歩いてきた地形が様々だからか、減り方も均等ではなく端の方が多く削れてる。


この高いブロックなら泥捌けも良さそうだし安心して上れそうだ。いや、滑るのは大概下りだったから安心して下れそうだ。


ソール交換    11,000円
アイゼン再利用加工 2,000円

台風が連チャンで土日を潰してくれるので登山に行けずじまい。アルプスは降雪し始めている。
アイゼン使えるくらい積もるまで、しばらくは2000m級の山で紅葉を楽しもう。
黒部ダムのあたりのハイキングも良さそうだし、熊野古道も行きたい
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白峰三山縦走~喜ばしい未来に乾杯~

2017年09月24日 | 登山
9月24日(日)25日(月)

23日は東京に出張し、帰りは娘の希望どおり「半熟カステラ」購入して急いで帰宅
明日は山の上で過ごしたくて弾丸トレッキングツアーを決行すべく白峰三山へ向かった

01:30 奈良田着後、プラド自作ベッドを展開して速攻就寝 4時起床
05:30 奈良田初バスに乗り込む。眠い・・眠すぎる


05:45 奈良田駐車場で2台目のバスの乗車を待つ我々1台目バス。この待ちは何の意味もない


06:30 広河原に到着しトイレに並んで爆弾投下


07:00 クライムオン!出発だ昨年S竹と来たときも秋だったな。。


吊り橋を渡るとすぐに広河原山荘


寝不足のまま、ぼ~~っとして歩いていたら南側の大樺沢コースを通る予定やったのに分岐を見逃し北側コースを歩いていた
キツいコースだ


08:30 白根御池小屋(1:30 コースタイム2:35  )


すこ~~し紅葉が始まっているようだ


黄色い木々の間を歩くと秋を感じますな


10:00 小太郎尾根分岐(1:30 コースタイム2:30)


天気はいいし、北岳は遠いし。。
今回は直前までテン泊しようと40Lザックに詰め込んだけど、ザックがパンパンで変形し背負い心地最悪だったからあきらめたのだ。
ただ、北岳山荘は「寝具無し素泊まり」にすると寝具ありに比べ1000円安くなるのでテント以外のシュラフとマットは持参したのだ。
だからザックがいつもより重く感じた。だからかな?こんなにキツいのは・・・と言い訳してみる


10:30 北岳肩の小屋(0:30 コースタイム0:30)
時間は余裕なのでここでゆったり背中の汗を乾かしながらいつもの無印良品バナナバウム


北岳が遠い・・前回も結構疲れたけど、相性悪いのかな?
あの山頂で早くアリバイ写真撮りたい


11:10 北岳山頂!(0:40 コースタイム0:50)3193mで日本で二番目の高さ


日本一の富士山は・・残念ながらガスってて一瞬だけ顔を見せてくれた程度


反対側は見通し最高なんですよ。北岳を境に不思議な空。
最近お気に入りのこのポーズをした途端、周りの人のクスクス笑いが聞こえた。おかしい?


あっ!あれはもしや仙丈ヶ岳?アルプスの女王には今日みたいに晴れの日にまた登りたいな。
時間はたっぷりあるので、しばらくここでゆったりと景色を観てた。


八本歯の頭コースへの分岐。


北岳山荘へ少し下る。天気もいいし縦走路はキモチイイネ


12:30 北岳山荘(1:20 コースタイム0:55)


すごく親切そうなスタッフのみなさん。明日の天候など色々教えてくれました。


農鳥岳という部屋になりました。壁際だったので良かった。


部屋からの眺め。富士山みせてよ!


隣の大部屋。今は登山者なしやったけど、夕方にはどっさりと居ました。


荷物片づけたら食堂に行ってひとり飲みタイム。赤いきつねが売っていたのでもちろん食べる。インスタントのきつねうどんは大好物。
寝不足の助けもあって、夕方までまっしぐらに寝た


18:00 夕食タイムネット情報どおり鯖の煮つけだ。海からはめちゃくちゃ離れているのに海の幸。
味噌汁は水っぽかったけどダシが心地よい、そしてごはんが美味かった。

8時消灯なので、準備を済ませて就寝昼寝したので寝つきが悪かったけど、なんとか寝たようだ。

3:40起床。勝手に目が覚めた
昨夜水を入れておいたアルファ米のドライカレーを食べて、出すもん出して。

04:40 薄暗い中スタート遠くが明るくなってきているので幻想的な地平線


05:15 中白根山(0:35 コースタイム0:40)


うわ~凄い綺麗雲海に浮かぶ富士山と朝日
なんか知らんけど、新しい気分になるね


モルゲンロートってやつ?


06:00 間ノ岳(0:45 コースタイム1:00)


太陽が上になるにしたがって雲海が明るく照らされる。富士山の影もクッキリだ。


06:50 農鳥小屋(0:50 コースタイム1:00)


毛布や枕を干しまくっていた


これがウワサの農鳥小屋のトイレだ。トイレを貸してもらうと中国で仕事してた時のローカルトイレを思い出した
江戸時代の厠もこんな感じだったのかな?全て木製である。


トイレの裏側。これはもしや・・・垂れ流し?大地に帰れよ


07:30 西農鳥岳(0:40 コースタイム0:50)
実は農鳥岳(標高3025m)より標高が高い3051m


標識にカメラ載せて撮ってみた。


08:00 農鳥岳(0:30 コースタイム0:40)
やっとこれで白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)を縦走したことになる。


山頂で360度全方位ビューを撮影していた人に会った。南アルプス市からの依頼で撮っているんだって。もちろん上空も下も撮るらしい。


途中で見かけたこの草は紅葉していたのかな?


08:40 大門沢下降点(0:40 コースタイム0:40)
時間に余裕があったのでここであんぱんを食べて、ここから6時間以上ある下りに備える


いきなり始まるゴロツキ共。テンポよく足を運べる岩の配置ではないので疲れるわ。。
木も生い茂っているので邪魔くさい。


おいおいおいおいなんだこの危険極まりない渡りハシゴは
迷わず右側の沢を渡りました。


10:20 大門沢小屋(1:40 コースタイム2:30)


いや~~この三ツ矢サイダーがとってもシュワシュワ
「ノドの仏さんがぁ~シュワシュワ~~~いうて喜んどる」


また現れたトラップな渡りハシゴこのダルダルなロープを掴んでいても落ちるときになんの役にも立ちまへん


途中、沢の水が流れ込んでいる道がある。しばらく清涼感たっぷりでござんす


意外に崖の際を歩く道が点在する。気を緩めると転落しまっせ。道幅が肩幅にも満たない部分があります。


ちゃくちゃくと下りを重ねて、歩くの飽きたなあと4000回目に思った時、なんか人工物が現れた。


このワイヤーと足場板で作られた吊り橋がまた、派手に揺れる
ゆっさゆっさとゆすりたいけど切れたらシャレにならんので自重した


渡りきったらなんか水を溜めるダムのようなものがあったけど、なんに使うのかな?機器の冷却水?


もうね、人工物が目白押し
「平成狸合戦ぽんぽこ」思い出したよホント山を入り崩すな人間よ


写真で見えるかな~~わずかな虹


砂防ダムの工事現場を抜けるとアスファルトの4km歩行が待っている
スタンドバイミーの曲を口ずさんで青春っぽく歩いてみる


すげえ大量のアサリみたいな砕石の袋。途中これが積んである壁があったけど樹脂製のネットは劣化しないのかな?


やっと下界にきた。あの砂防ダムは土砂の流れ出た感から効果あったような気がする。


12:45 奈良田温泉(2:25 コースタイム3:45)


1日目 広河原7:00~北岳山荘12:30(5:30 コースタイム7:20)
2日目 北岳山荘4:50~奈良田12:45(7:55 コースタイム10:55)


土曜日の出張はたつにとってちょっとしたイベント。
新しい道に進めると決めつけて前祝として山に来てみた。結果は10月末。
この写真はめちゃ気に入った。間ノ岳で撮った雲海に浮かぶ朝日と富士山に向かう41歳のたつ。富士山の下には登山者2人の影。


さあ、紅葉の季節到来。次はどの山に行こうか
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針ノ木岳登山

2017年09月09日 | 登山
9月9日(土)

しもものさんのお誘いにのって針の木岳に行ってきた。
自分が計画する登山だと考えもしない山やけど日本三大雪渓のひとつに数えられる山だそうだ。

ど快晴の中、景色がとってもいい黒部ダムの上空を楽しんできたゾ


02:00 しもものさん家に集合。仕事終わって滋賀から岐阜に帰って準備してたら睡眠時間は1時間弱
眠くて頭ボーっとしている横でしもものさんがパンツ下ろして膝にテーピング。目が覚める思いがした


途中、猿の大群が道路でたむろってた。近寄っても逃げない


扇沢駅につくと早速デリーさん自慢の高級トランクスが駐車場で披露された


06:25 今日の山行はこのメンバー。キャップ夫妻との登山は初めて


なんかすごい行列。黒部ダムに行くトロリーバスかな?


06:30 さて行ってきます


「大垣ピストンズの有村架純なんだから」と豪語するキャップ。
今朝見たスッピンとは別人のバリバリメイクで自信マンマン


早朝のきもちいいアクセス道路を歩く


トロリーバス専用のトンネルかな?デリーさん先頭に迷い込んだので引き返す。


山と高原地図アプリで見つけた登山道。アプリって便利やな~~


名物らしい鯉のぼりの道しるべ


清流が所々ある水の豊富な登山道。いいやん


キャップは身長147cm。加えて先祖にダックスフントを持つ家系のため、こんな沢でも跨ぐの必死


07:40 大沢小屋(1:10 コースタイム1:30)


しもものさん推薦のスナップオンサングラスを大変気に入ったというヒデさん。予備も含めて夫婦で買占め検討するはずだ


ホント仲のいい夫婦。自転車界一のおしどり夫婦と呼ばれるキャップ夫妻に対しデリーさんが思わず2人に質問。
「週何回ですか?」に対しデリーさんの世界感が変わる返答
ヒデ「ん?1日2回ですよ」


デリー「1日2回だってさ~~~~!」

景色のいい山道で叫ぶ内容ではない

夏と秋の中間くらいのキモチイイ空気のなかヒデさんが先頭列車となってグイグイ進む


しもものさんは沢の橋の強度を確認せずにはいられないらしい


そして雪渓の脇にあったなんでもない場所にみんな集合して観ているのは


オコジョ。雷鳥よりもレアらしいよ。体長20cmにも満たない身体が岩の間を出たり入ったりと好奇心旺盛。
めちゃカワイイけど肉食で気性が荒く野ウサギや雷鳥を捕食するらしい


三大雪渓というだけあって、夏が終わってもまだこんなに残る雪渓。空気がひんやりとキモチイイ


親切な橋が所々にあって登山者に優しいね


砂利道の登りは脚を削りますな。天気よく真っ青


沢でタオルを濡らしてターバンにするデリーさん。”1日2回”が頭に残って仕方ないらしく冷やしているんだそう。。


「最後の水場」と書かれていたので水補給。めちゃ冷たいよ


ヒデさん、睡眠不足で不調らしいそれにしてもカッケーな


登山って感じ


10:30 針ノ木峠(2:50 コースタイム3:30)


遠くにクッキリと槍ヶ岳が見える眺望楽しみながら休憩


さて針ノ木岳行こうぜ


キャップ達ゆったり組はアリバイ写真撮りながら


しもものさん率いる千切りあい組はゼーゼー言いながら


11:25 針ノ木岳0:55(コースタイム1:00)
完勝したしもものさんが完敗したデリーさんを弄ぶ後ろは槍ヶ岳


でもさ、直ぐにマダムを捕まえて撮り合いっこして楽しむデリーさんはある意味勝ちかも


いえ~~~い!


こっち側は立山べ。丸の中が剱岳


眼下には黒部ダムで作られた黒部湖。遊覧船に手を振るキャップやけど、放っておこう


この絶景を楽しみながらのランチが格別なのはもちろんですな。時間忘れてのんびり


今日はスバリ岳は観るだけね。


針ノ木峠に戻って日焼け止めを塗ってみるしもものさん。乳液みたいに肌に染み込ませていた


13:20 登頂する予定だった蓮華岳は隊員の疲労度や現在の時間からしてやめて下山開始することにした


下山はしもものさんの膝が壊れたので慎重に下る


15:20 大沢小屋(2:00 コースタイム2:00)
M井くん、調子がいいらしく笑顔満点


いや~~お疲れ様でした


16:30 登山口(1:10 コースタイム1:00)
下山すれば体力回復するもんだ


総時間10:00 コースタイム9:40


駐車場に戻って、女性より色っぽいM井くんのサービスショット
デリーさんの高級トランクスよりも価値あり


薬師の湯で汗を流して「くるまや」で蕎麦。
しもものさんがそばつゆを入れてくれたけど、そんなに入れたらそば入れたら溢れるやん


今日は2人前。


フードバトルも行われず平和な蕎麦を食べました


ここの蕎麦湯がめっちゃ美味い。蕎麦要らないくらい


恵那峡SAでお決まりのスタバ。撮った写真をエアドロップで共有しお別れした。


快晴やし、和やかで笑いの絶えない山行メンバーとの登山めちゃ楽しかった


涼しくなってこれから益々気持ちよくなる登山。次は表銀座コースを歩こうかな
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【登山】大キレット~北穂~涸沢~奥穂~ジャンダルム~西穂

2017年08月11日 | 登山
8月11日(金)山の日

山の日は登山でしょってことでS竹と一緒に大キレット~ジャンダルム祭りに出掛けた

04:15 新穂高を出発


最初っから結構なペースで白出沢まで飛ばすS竹。絶好調か?汗ダクダクでビショビショ


06:30 滝谷出合(2:15 コースタイム3:30)
落ちた方が気持ちいいぞ。どうせ汗でビショビショなんやし


槍平の手前の清流で汗を流す。


07:10 槍平小屋(0:40 コースタイム1:00)
あ~~歩きつかれたここから南岳小屋に向けて南岳新道を登る


もんの凄く生い茂った樹林帯と、ことごとく朽ち果てた木製ハシゴ、泥でぬちゃぬちゃの急登のおかげで急速に体力を削られてしまう

この雪渓を渡るにもカッチカチで滑る


深い霧の中、ヘロヘロです。景色見えない修業の登り。。。


09:15 2631地点(2:05 コースタイム2:15)
ようやく登りの中間地点。それを告げると相当落ち込んだ様子のS竹。たつはどらやきでHP回復


10:20 南岳小屋(1:05 コースタイム2:00)
森林限界超えて霧の風を受けていたので体温急降下寒くて震えました。
なにより、きっつい急登が続いて2人のHPは一桁まで下がっていた

小屋の中で休ませてもらい補給。そしてビショビショのシャツを着替えて大キレットに向かう

さあ、景色が期待できひんけど行くか


ガスガスの中、大キレットを進む。


11:40 長谷川ピーク(1:20 コースタイム1:20)
体力は落ちているが集中力だけは切らさないようにしよう。2000円で買ったというカメラでキレットを撮影したいらしいけど、かなり重いらしい


こんな濃霧の中、ヘリコプターが近くを飛んでる。だれか滑落とか道迷いとかしたのかも。
視界10mくらいの中、発見は難しいやろね。。落ちたらアカン


おっ!急に空が開けた!


右も左も崖なんで気を付けて下さい


A沢のコルで気持ちを落ち着かせ


見えてきた「飛騨泣き」。前回逆方向から通ったときは、この大キレットで一番印象が強かった場所。


いやあ、落ちたら奈落の底に吸い込まれると思うと緊張したけど、こっちからの登りだと割りと簡単ですな


13:25 北穂高小屋(1:45 コースタイム2:10)
日本で最も標高が高い場所にある山荘。景色も見えへんしドリップコーヒーもガマンして先を急ぐ


と、その前に北穂高岳をGET。相当疲れてます。
S竹がつぶやいた「今までの登山で一番しんどい・・・・」


あと2.3キロかぁ・・


実は大キレットよりもエグいとイワサの北穂~涸沢ルート。落ちるなよ


落ちたら受け止めてやるゾ


崖はつづくよどこまでも


途中見つけた奇妙なナメクジ


14:35 最低コル(1:10 コースタイム1:05)


15:40 涸沢岳(1:05 コースタイム1:10)
もうヘロヘロでコースタイムどおり


15:55 穂高岳山荘(全11:40 全コースタイム14:45)
あ~~~~~~やっと宿に着いた辛かったな~~


着替えて荷物整理して、10分程仮眠したらホッと一息ビールタイム
晩飯までの時間をゆっくりと語らう


この談話室に疲れ切った人達は集う。甲子園も放送されててオヤジ達も集う


すると周囲がザワザワしたと思ったら外が明るくなってきた。
おお~~夕焼けですな


明るくなった山荘


涸沢小屋のあたりがクッキリ見えてきた。すげ~テント!流石山の日だ。ゴミみたい


夕日のおかげで気持ちが晴れやかにやっぱり雲海はいいなぁ~


夕食は豪華で疲れを癒す献立


美味い!幸せ


ご飯が終わったら明日の準備して速攻で充電
談話室では山の日記念として高山病の講習が岐阜大学医学部から提供されていたな。

05:10 今日はいよいよジャンダルムへ。2人とも初めてだし、S竹となら挑戦したい。


05:40 まずは奥穂高岳(0:30 コースタイム0:50)
今日一日こんな天気やろか・・・


さあ日本で最も危険と言われる登山道へ。いきなりのナイフリッジ


昨日とは打って変わってHP回復したS竹。軽快にナイフリッジの上を歩く。


おおおおおおおい!昨日の大キレットよりも厳しいなイキナリ休む場所もないし


そしていきなり現れる「馬の背」。濃霧の中にそびえた立つ姿はなにか恐ろしい


もうね、めっちゃ恐ろしいよ落ちたら一巻の終わり。
手がかりらしいものは少ないし、足を入れる隙間を探しても上からだと見えないから空中に浮いた状態でブーツの先で探す
馬の背に馬乗りになって腕1本脚1本で命を支える緊張感。次の手がかりがなかなか見つからず、ここで動けなくなるかもと下を見てさらに滑落を意識する


なんとか馬の背を下りて見上げる。改めて鋭敏なナイフリッジに寒気がした。最大の難関を抜けた。


でもね、危険地帯というだけあって危険な状態は手を緩めてくれない。右上にいるのがS竹。
落ちるのもアカンのやけど、石を落とすのもアカン。気を付けるのは自分だけではなく他の登山者の位置も重要だ。


昨日の大キレットがナイフならば、この馬の背地帯は日本刀だ。実にシャープである
なんか地獄に挑むかのような雰囲気に気が滅入る


たま~~に鎖があるが、危険なところに限って鎖はない。鎖も設置できない危なさなのかも


神経擦り減らしながらジャンダルムに近づくと急に晴れ間が見えてきた


おお~虹!


06:45 ジャンダルム。奇跡の虹をバックに
西濃ペダルのツキに感謝


角度を変えて。遠く見える槍ヶ岳をバックに。
濃霧と共にさっきまでの大緊張が一気に解放されてテンションマックス2人でガッチリ握手


雲海って何度観てもいい。これは画像ではなくその場に居ないと感じられない空気
しばらくこの空気を愉しんで心身を浄化する


ジャンダルムを振り返る。右が奥穂高。


ジャンダルムから先は天気も良かったこともあり緊張感は少ない


あ~~~こんな感じこんな感じ。登山ってこういうのがいいよね。もうあんなキレキレはゴメンだ。


再び  つま先で体重支えますよ


なおも続く稜線のてっぺんを伝う旅


08:00 天狗のコル(2:20 コースタイム3:00)
岳沢小屋にいくならここから。でも昨日槍平で話した人によると凄く荒れてて危険らしい。


慣れって怖いね、直登も普通になってきた


どこ通ってきたのかも忘れてしまうくらいコースがわかりにくい


めっちゃ下りてきたなあ~と自分達に感心する


ブロッケンだ! 
ジャンダルムでの虹とここまで無事な幸運に加え、ブロッケンまでとは


天狗岩なり!!


またこんなんかよ


逆層のスラブ。。これ平地ではないんですよ。足掛かりもなく長い鎖だけが頼りで下りてきた


間ノ岳やらが見える


S竹の直登を待っている間に高山植物。これたくさん生えてた


10:00 西穂高岳(2:00 コースタイム2:50)
何気に初めての西穂高岳。いつも独標で引き返してるからね。これで穂高は全部登頂したことになる


いやあ、平和な登山道だ安まるわぁ~


ピラミッドピーク。もう全ての山頂が消化試合のようだ


西穂高独標が見えてきた


10:50 西穂高独標(0:50 コースタイム1:10)


もうハイキングコースみたいなもんだ。平和な登山道、やっぱこれがいいね


稜線をてくてくと歩く


空飛びたいな


11:30 西穂山荘(0:40 コースタイム1:00)
避難所みたいやったし、お腹減ったので寄らずに先を急ぐ


12:05 登山センター(6:55 全コースタイム9:50)
お疲れさん~~お前と一緒やで二日間ラッキーやったな


この後は一気にロープウェイでワープ11分で下界に下り立った


いつものお風呂で汗をすっかり流した後はケイちゃん定食美味すぎる!


日本で最も危険な登山道と言われる奥穂~西穂ルート。無事に下山できてよかったホントに。
ジャンダルムさん、ありがとう!
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薬師岳登山

2017年08月06日 | 登山
8月6日(日)

前日に娘のオープンキャンパスに付き合って、富山駅で一緒に海鮮丼を食べればあとは自由
計画どおり薬師岳登山に向かった

有峰林道に入るところで料金所のおじさんに
「お風呂入りたかったけど20時までに折立に抜けないとダメなんですよね?」
と聞くと「19時30分まで待っててあげるから入っておいで」と温かいお言葉。
すぐ近くの白樺ハイツでスッキリして40分の有峰林道を走り、折立無料駐車場に到着。寝る

05:00 夜中に雨が降ってきたけど朝には止み、準備している間に晴れ間も見えてきた


このトイレ、キャンプ場併設なんやけど電灯が点かないヘッドランプが必要なトイレでした。
水洗で綺麗にされているので電灯くらいガマンしよう


05:05 さて13:40の日帰り登山の始まりだ


いきなり慰霊碑があり、ここで尊い若者の命が失われたとのこと。


おかげさんで、いつも大体晴れである


湿度が高いので下界より涼しいとしても上りは汗が噴き出る


アラレちゃん広場


誰が描いたかしらんが、今度はペンキで絵心を出してみよう


06:00 三角ベンチ(1:00 コースタイム2:00)
なんか今日は中学生くらいの団体が班ごとに行動しているみたいだ


ここからは一気に見晴らしがよくなる。たった1時間登るだけで森林限界の中歩けるなんて


木道もあり、高山植物保護に熱心ですな


展望がいいとは地図に書いてあったけど、ここまでいいとは。老夫婦も眺望を楽しんでいるようだ。


後ろから撮ってみた。なんかいいね。


朝露と静けさと青空がとてもいい雰囲気で、広大な展望が牧場のようだ。さて前に進もう


いたるところにベンチがあった眺望を楽しめるのだ


こうど朝日を遮るようにピンポイントで雲が太陽だけ隠している状態が続いているため涼しくてキモチイイ


薬師岳方面はあっちかな?平原を進むのか


この木道のおかげで足取りも軽やか、高速道路だ


雲海もあるし遮るもんもないので気分が高揚する。
下山してくる女性二人が「あ~~幸せ!何も考えずにこんな場所を歩けるなんて!」ってセリフのように叫んでいた


07:25 太郎平小屋(1:25 コースタイム3:00)
ここでおにぎりを食べるが、コンビニおにぎりでも凄く美味く感じた


さて薬師岳に向かうか。いきなりの木道で嬉し


こんなにアクセス遠いのに人気がある理由が分かる気がする。圧倒的に気分がいいのだ。


高度を下げていくとテントが並んでいた


07:50 薬師峠キャンプ場(0:25 コースタイム0:20)


MSRのハバハバがあった。ネットでみるとデザイン良いから気になってたけどアウターを張ってないと、ヨレヨレの白いブリーフみたいやな


ここから少しの間、一気に急登になる。ゴロゴロ岩で滑りやすい


抜けると雪渓が待っててくれた。湯気がもわもわ


整備されてますねえ。木道が脚の疲れを和らげてくれます。


大きなケルン


真夏の縦走は日差しが熱いやろうけど、この日は雲が太陽隠してくれているので暑くない


広大な雪渓が現れた


砂利道の登りが続き、みんな足取りが重くなっている。


08:40 薬師岳山荘(0:50 コースタイム1:50)


ここから先、いよいよ薬師岳にアタックやけどガスってきたので、バナナバウム食べながら休憩


なんとなく、登っているうちに晴れそうな気がしたので行ってみよう


おっ!意外に早く着いた?


と思ったら慰霊の仏さまでした。「山と高原地図」アプリで現在地確認して気づいたのだ。


さて山頂行くぞ。おもいっきりガスってるけど


09:25 山頂(0:45 コースタイム1:00)


なんだこのヘンテコなポーズは!


おにぎりを食べながら今歩いてきた道を眺めてみる。


なんかだんだんガスが晴れてきたぞ。大雪渓が裏側にあった。あの左側のは北薬師岳かな?


35分間、頂上でゆったりして下山開始


10:20 薬師岳山荘(0:55 コースタイム0:40)
なんかだんだんガスが濃くなってきたぞ


せっかくなので途中の雪渓を触ってみた


花よりも緑が活き活きとした葉っぱが好きなんです。なので熱帯植物園はそこそこ好き。


10:55 再びキャンプ場(0:35 コースタイム1:20)


脚の疲れも出てきたところで木道。いっきに回復できまっせ


ガラにもなく高山植物の花を撮ってみた


11:10 太郎平小屋
けっこうガスってきて、雷っぽい音も聞こえた気がしたので昼食はあきらめパンを少し食べて一気に下山することにした。


13:05 登山口到着(8:00 コースタイム13:40)途中休憩トータル約1時間


帰り道、昨夜は気付かなかった有峰湖展望台。ダム湖だったのね。


頂上では快晴とまではいかなかったけど、時折見せてくれた晴れ間で景色は堪能できた。
天候に恵まれ、時に朝は気持ちいい展望の中歩けたので印象が凄く良かった薬師岳。遠いけどオススメの山です。


さて、来週は大キレット、ジャンダルムだ
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槍ヶ岳登山2017

2017年07月15日 | 登山
7月15日(土)

梅雨明けしてないけど天気がよさそうな3連休。そりゃあ山に行かないと!
ソロで行く予定やったけどFBで投げかけたら元山岳部のしもものさんが同行してくれることに
なんとなく槍っぽい気分だったので槍に向かう。前回登ったのは2014年

金曜のうちに出発。しもものさんのイビキを子守唄にして車中泊

05:15 いざ出発


06:00 穂高平小屋


06:35 白出沢出合(1:20 コースタイム2:00)


しもものさんも防水カメラを持ち歩くようになって、たつも撮ってもらえるようになった。
こういう動きのある写真が撮れてありがたや。。


07:35 滝谷出合の渡渉(1:00 コースタイム1:30)


増水すると流される橋。


槍平小屋手前の小川で身体を冷やすも、冷た過ぎて数秒が限界。


08:15 槍平小屋に到着!(0:40 コースタイム1:00)


暑くてくたびれた~~汗をかくと疲れますね


いつものスパムおにぎり。塩分増量してもらったのでちょうどいい


まだまだつづく樹林地帯


途中の渡渉ではガマンできなくなったしもものさんが頭から雪解け水を被る


たつもマネする。頭が割れそうに冷える冷える。


全身クールダウン!キモチイイ


10:00 千丈分岐(1:45 コースタイム2:30)


しもものさんの出張のお土産。静岡県の茶匠が作った抹茶のどら焼き。
よく売ってる抹茶味ってそんなに美味しいとか思わないけど、これは美味い!オススメ!
さすがしもものさん、美味しいものよく知ってますね。
真茶園の抹茶どらやき


ここで登山者と談笑。登山って簡単に知らないひとと打ち解けられるのでいいですね。
「今日はどこまでですか?」「どちらからみえたのですか?」「キツイですね~」だけで話が弾む。


雪渓もあるけどキックステップで充分。アイゼン要らないですね。


11:30 飛騨乗越(1:30 コースタイム2:15)
ここに着いてようやく槍ヶ岳山頂が見えるのだ。


槍のポーズ(この後しつこいくらい登場します)


テント場を通って今日の宿、槍ヶ岳山荘が見える。


11:45 槍ヶ岳山荘(全6:30 全コースタイム9:30)
お疲れ様でした~~。


早速チェックインする。4名以下のパーティなら予約不要な定員650名のビッグな山荘。


今夜の寝室。受付早かったからフロントに近くで便利でした。


軽装にて早速槍ヶ岳に登ってみまーす!


こんな崖を登っていくんです。高所恐怖症の人はカチコチになりますね。


下から撮られるたつ。注:槍ヶ岳山頂に向かう女子はミニスカート推奨


ハシゴの上からしもものさんと山荘を撮る


撮られ返される


高度感分かるかな?


相変わらず下から撮るしもものさん。アリガトウゴザイマス


山頂についたら先ずは乾杯!ペプシのCMオファー来るかもしれん。。


山頂GET!!!


破壊王と伊勢海老GET!!!!!(キョウイチ)
超カワイイ登山女子にその場にいたオッサン達はみな疲労回復の呪文を受けたように笑顔。
断言しよう、山に必要なのは水でも補給食でもない、君たちの笑顔だ!


41歳後厄の男、かっこつけてみる。


空いていたのでしばらく山頂で高所のひなたぼっこ&スパムおにぎりタイム。日焼けしたな。

さて生ビールに向かいますか。


「かんぱ~~い!」山荘で飲む生ビール(1,000円)は格別ですな。


酒の肴?この景色と干しいもで充分でしょ。贅沢言うならさっきのキョウイチの笑顔も。。。


17:00 お楽しみの晩御飯。ハンバーグ。美味すぎる。味噌汁・・・薄すぎる


隣の登山夫婦と山談議。我々の日帰り登山スタイルはどうも驚かれることが多い。登山って一泊が基本なのだろうか?
それにしてもしもものさんは人と打ち解けるのが早い。


満員御礼。この規模の晩飯が3バッチありました。600名くらいいるのかな?


食後に外に散歩に出かけると夕日に照らされた槍が綺麗


雲海に沈もうとする夕日。黄昏時・・・映画「君の名は。」で感動したな・・


明日予定している北鎌尾根。天気が崩れそうな予報やからどうしようか・・


沈む夕日を観に行こうと、本日2回目の槍登頂。


寒くなったので戻ると、しもものさん速攻で就寝
となりの人とイビキのデュエットをしてる間に明日のルート情報を集める。

03:30 なぜか目が覚めたので引き続き天気と雨の日の下山ルートを考える。天気崩れる前に最速ルートで下山か、、でも崩れるのが速いと渡渉できなくなるし。。。
しもものさんも起きたのでキッチン槍で朝ごはん食べながら今日のルートを相談する。

04:45 日の出を見に行くが雲に隠れている。う~~ん。


富士山もよく見えるけどスカっとした朝日が観たかったな。


天気は相変わらず崩れる予報で登りと同じルートで下山することも考えていたけど、しもものさんの「初志貫徹で行こう」という一言が背中を押してくれ、予定どおり西鎌尾根で下山することになった。

05:00 西鎌尾根ルートでスタート


掴んだ岩が崩れてしまう脆い岩にビビリながら、危険ルートを通る。


雪渓もあるけどアイゼン要りません。


06:20 左俣乗越(1:20 コースタイム2:10)


槍ヶ岳がよく見える。このコースはずっと槍ヶ岳が見えますよ。


雪渓が融けた水たまりから逆さ槍。


今日も無印良品バナナバウム。いつでも美味しい。


07:30 樅沢岳(1:20 コースタイム1:20)


双六小屋と双六岳が見えてきた。


07:45 双六小屋(0:15 コースタイム0:30)


ここでドリップコーヒーを頂く。あ~~美味い!


テント泊したいなあ~。しもものさんにアドバイスもらいながら妄想する。。。


くろゆりベンチには石田ゆりこは居ないことが分かった。


鏡平に近づくと池が現れる。


見たら分かる、死んでる水だ


09:10 鏡平山荘(1:25 コースタイム1:40)
ここで雨がパラついてきて慌ただしくハードシェルを取り出すが、強くならないので着ずに行く


広大な雪渓を渡る。アイゼン要りません。


雄大な景色っていいですね。風が冷たい。


時折現れる川はこんな風に雪渓の雪解け水。当然冷たい。

10:25 秩父出合(1:15 コースタイム1:40)
しもものさんの顔に疲労が垣間見える。たつはもっと疲れた顔してるけど。。


ようやく下山間近。よくぞここまで天気がもってくれました。このルートにして正解。しもものさんのおかげ。


水が流れる道は涼しげ。楽しかった槍ヶ岳登山も終わりが近づく


11:05 わさび平小屋(0:40 コースタイム1:00)
あ~~ホント疲れましたね。平地林道が一番疲れる。。


冷えたリンゴ丸ごと被りつく。絶対美味いはず。ここでわさびが作れるくらい清らかな小川で水を補給するよ。


この注意書きがあっても渡るしか道はないのだが・・・


12:10 新穂高ロープウェイ(全7:10 全コースタイム9:25)
お疲れさまでした~~!!酷暑の登山は疲れました。湿気が凄かった。。


駐車場近くのお気に入りの温泉に入り、またまた知らない人達と山談議で盛り上がる。
鉄道のジオラマ。ドクターイエローもあるでよ。


いつもはここで卵かけご飯を食べるんやけど、今日はしもものさんに同調して「けいちゃん定食」
これが美味い!!!


経験豊富なしもものさんと一緒の槍ヶ岳登山。3年前より疲労感感じたのは暑さのせいだろうか。
水は4.9L持っていったけど飲み干した。ザック総重量は15~16kgくらい。

運よく晴れていたので山頂でランチできたし、キョウイチからベホマかけてもらったし。
2回も登頂して大満足の槍ヶ岳でした。しもものさん、ありがとうございました。


次回は。。どこに行こうかな
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神輿を担いで金華山を登る~信長公入城・岐阜命名450年記念~

2017年06月24日 | 登山
6月24日(土)

織田信長が450年前に果たした岐阜城入城の記念行事「信長公450プロジェクト」の協賛事業として岐阜神輿連主催の・・・

「神輿担いで山頂の岐阜城目指して登る!」に参加した

信長像の前で今日一日お世話になる驀(まっしぐら)のK谷さん(本名:ズリ仙人)とH瀬さんと


OGPの白い巨塔マリヲがターミネーターの曲と一緒に搭乗した。
岐阜市で最もオサレだと自負するこの生き物は節足動物のようなオーラをもち、驀にお借りした半纏に着るため


脱皮した


驀の頭であるK世さんに虫よけクリームをもらうが、痩身クリームだと勘違いして気になる顎ラインに塗りたぐるマリヲ


9:50信長像の前から出発


これからあの山のてっぺんにある岐阜城まで100kg以上ある神輿を担ぐのか・・


岐阜公園の中を威勢よく進む


OGPの好奇心満載チームはもちろん参加!キャップはなんと夫婦で参加


キャップは全然背がとどかへんけど、みんなで楽しめる神輿。後ろが気になるH瀬さん


今日はテンション高いゾ!


10:30休憩中。ここで朝一献血で遅刻したケンキっちゃんが登場。


おにぎりとお茶を頂いたけど、足りないのでハセさんオススメのお店で焼きそばを注文する。


木陰でシューちゃん、K谷さん達と早めのランチタイムを過ごす
二人は半纏似あうね~いいな


住宅街を威勢よく抜け


11:45 いよいよ七曲り登山道に入る
刺又で木の枝を持ち上げて避けながら進むのだ。みんなの連携が必要ですな


こんな岩石ゴロゴロのところも行くようです


山側は膝より下、谷側は肩で担ぎ慎重に神輿を進める。今日初めて会った人たちも、お互い同じ目的に向かって一つになれた気がした


大名行列のような神輿行列。神輿+登山=驀


いつもは広いと思っていた登山道も神輿行列だと大変狭く、緊張する


いつもはところ天のように担ぎ手を交代しながら進むけど狭くて足下ゴロゴロの登山道では厳しい。
そこで途中途中で先発隊を作って一気に交代する方法をとる。

神輿行列を待つOGPメンバー。一番後ろのアニキに注目


まだ脱皮したてで身体が痒いのか、ボリボリするマリヲ。周りは節足動物の皮膚の中身に興味はないらしい。


岐阜城に近づくとモルタル道に変わる。でも曲がりくねった細い道なのでやはり神経使う。K谷さんいい顔してます


13:20 来たよ来たよ!岐阜城と神輿の画がいいね。神輿の中には信長の”お札”が入っているらしい。もう少しだ。


パンツは履かない主義のいつでも明るいK谷さんと


なんか可愛くみえるハチマキの頭K世さんと


14:05 もう目の前まできた。ここで揉みまくる神輿行列。キャップ夫妻も仲良く前後でゆさぶってます


眼下には岐阜市の眺望がある中でのこのイベント。最高にキモチイイイネ


14:20 岐阜城入口に到着~感無量です
各メディアもこの前代未聞のイベントを取材しに最初からずっと着いてきてました。


やっぱりアリバイ写真ケンキっちゃんのお決まりポーズ。どこかANZEN漫才のみやぞんに似てる


主催者や関係者の皆さんのお礼の言葉の頂く。こちらこそ貴重で楽しい体験をさせてもらってお礼を言いたい。

ここから神輿はロープウェイで下すので我々は部材を持って百曲がり登山道を通って下山する


もうゴツゴツのバリバリ登山道なので足袋だと足裏が痛くてたまらん


意外にも足裏が全く痛くないというマリヲ。すでに脱皮後の皮膚が硬化していた。
なんかさ、江戸時代以前の大工みたいやな


15:20 下山完了!
熟女キャップは汗だくになって顔面プロテクター全損。H瀬さんの汗拭きタオルで顔を隠しながらH瀬さんのニオイを楽しむ


集合場所で荷物を預けたクルマを待つ。
そして目の前に立って同じように待つシューちゃん。
10分後「あっ!荷物オレのクルマやったやん!オレが持ってこなあかんのか」


男前なシューちゃん、あなたになら許してもいいわ


休憩所のドアの前で全裸トラップを仕込むH瀬さん。人が出てくる度に「キャッ!」という声を背中に感じて嬉しがる49歳


腹が減ったので近くの川原町というところに行く
今度OGPの皆で鵜飼ツアーしたい。


手湯なんてもんがある。尻湯でも通用するかも


風情ある観光スポットらしい。こんなところがあったのね。夜に歩きたいな


オサレなcafeらしい川原町屋


店内はなんとも涼しげな団扇が飾られている


川原町屋はかき氷が無かったので、この池戸屋に変更。舞妓さんちのかき氷


案内された席は中庭を囲む感じ。舞妓さんが店内を歩く不思議な店。


たつは腹が減っていたのえ池戸ハンバーガー800円。これピクルスが効いていてボリューム満点。結構いい感じ。


H瀬さん、ケンキっちゃんはスタッフオヌヌメのかき氷。ガツンと甘くオトナな味。塩昆布で舌を整えながら食べます。


その脚で近くのナガラバイシクルガレージにお邪魔に行くと種々のケッタとラジコンがありワクワクのガレージでした。
その中でも気に入ったこの黄金飴のようなファットバイク。欲しいな。要らなくなったら譲って欲しい。


このダージャンバイクもいい。チェーンステー長390mmという短さでフロント上げやすい。これも譲って欲しい。マニュアルの練習したいな。


一回こっきりだという貴重なイベントに誘って頂いた驀の皆さん、企画運営まで大変ご苦労さまでした。
めちゃくちゃ楽しかったです。今までの祭りと違って皆がひとつになっている感じを強く感じました。和気あいあいで気合いも充分。
また大きく岐阜を好きになった一日でした。仲間っていいですね。


次は秋の加納天神祭かな!
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