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OE/Director's Cut

2010-09-19 | Album
Captain FunkことTatsuya Oeの変名プロジェクト。2004年のアルバムが中古処分で出ていたので、確か買っていなかったのでいまさら購入。とても安かったです。

内容はwikiでも触れられていますが、OE名義は実験的な要素が強く、ブレイクビーツ、エレクトロニカの要素が随所に入っており、ダンスアルバムではありません。でも、もともとフロア志向の強いCaptain Funkの手法がいい意味で抜けていないため、とても躍動感のある曲に仕上がっております。個人的にはとても好きですね。こういう実験がメインのプロジェクトで生きるんだろうなと思うと、買ったまま聴いてないアルバム2枚+最新作1枚がとても気になります。

曲としては、前述でも書きましたが、ドラムンベースを若干意識したのかなと思わせる早いブレイクビーツや、特徴のあるピアノの連打が印象的な曲など、とにかく曲を編み出す手法に凝っている曲があり、どういう感じ?とは表現が難しいですね。そしてボーカル物もありますが、英語なので特に耳に引っかかることもなく。サウンドコラージュ的な解釈もありだと思います。

テクノは時期を逃すと楽しみが薄れるので、とても今お勧めとは言えませんが、興味があったら聴いてほしいですね。日本のテクノミュージシャンにはぜひ頑張って欲しいものです。


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