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UNDERWORLD VS THE MISTERONS/ATHENS

2010-09-18 | Album
もうすでに新作が販売しており、入手もしていますが、基本的にレビューは先入れ先出しです。過去に書いていきます。ご了承ください。

とのことで、昨年のリリースになりますが、UNDERWORLDのコンピレーションMIX CDです。話題にもなったので、入手して「あ~、こういう感じね」と思った方々も多いと思います。前回のアルバムを買ったくせにほとんど聴いていない自分からすると、その前のサントラのイメージがメインになるのですが、テクノ業界を引っ張ってきた人が歳をとるとこういう傾向に傾くのは仕方がないと思います。その中でも、コンピレーションで音の幅を広げて行くのは、いい傾向だと解釈しております。平たく言えば、大人になっていくんだな、ということでしょうか。

歳をとっても同じスタイルの曲を作れる人の才能もすごいとは思いますが、UNDERWORLDに関してはそれを求めるのは酷かもしれません。もっとも、まだ聞いていませんが、この続編としてこの秋にリリースされたアルバムはなかなか好評のようなので、今からとても楽しみです。が、今はATHENSのお話。

参加メンバーもSQUAREPUSHER、MOODYMAN、DETROIT EXPERIMENTなど、かなり豪華なメンツなので、それを目当てで買われる方も多いのではないでしょうか。内容はケミカルブラザースが流行った時に出た造語で、自分はとても好きだった、「デジタルロック」にリスペクトの意味を込めて、「デジタルジャズ」とでも名付けましょうか?デジタルジャズという言葉はググると少し出てくるようですが、気にしないでおきます。まさに、ジャズだと思います。テクノをハイテクジャズとネーミングしたURとはまた別口でジャズテイストをアルバムを作っていますが、これがまた手法がテクノからきているので、やっぱり雰囲気は変わります。とても大人なテイストですが、もともとガキの頃に親がジャズを良く聴いていたので、自分はこっち方面も全然OKですね。そしてUNDER WORLDとGBRIAN ENO & KARL HYDEの曲はこの中でも目立つ存在になっています。UNDERWORLDのアルバムなんだとつくづく思いました。9曲目は普通に使えるんじゃないのかな~?

CDJとしても使えますが、出来ればアルバム全体の流れを楽しんで欲しい欲張りな一枚だと思います。


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