NO TECHNO, NO FUTURE.

Techno CD Review Blog
他の話題も書くことにしました

V.A./fabric 49 MAGDA

2010-02-07 | Dj mix
人気MIX CD、fabricの今回のDJは、リッチー・ホーティン率いるminusの紅一点、MAGDAのかなりアート感覚な風合いの好MIX。
詳細はHigher Friquencyの記事を是非読んで欲しいです。
そこにも書いてありますが、コンセプトがあるMIXはとてもしっかりとした内容になっており、好印象です。
ともすれば一本調子になりかねないイメージのあるminusのメンバーの中でとてもGroovyなMIXを手掛けているMAGDAに好印象でした。
サンプルを使った冒頭から繰り広げられるMIXは決して少なすぎない音数のクリックテクノがダンサブルに繰り広げられます。
フロアでちょうど心地よいテンションをキープされるような内容にとても満足です。
minusの曲のチョイスが比較的多い気もしますが、fabricのシリーズコンセプトとMAGDAの味がうまく混ざった好内容となっております。
昨年11月のリリースなのでもう聴いている方も多いと思いますが、今の音が聴きたい方は是非聴いてみてほしい一枚です。

MR OIZO/LAMBS ANGER

2010-02-06 | Album
フレンチ・エレクトロの雄、MR OIZOの2008年のアルバム。
今この辺を聴いているのは2009年初旬に一年分リリースしたアルバムをまとめて聴いているからorz。
早く新譜をリアルタイムで聴けるようになりたいですよ。
つーか、実際にはちょっとずつ聴いているんですが、blogにまとめるには、順番がありますって感じでしょうか。
Loudがテクノ専門誌でなくなってから、テクノの新譜情報を集めることが困難になり、CISCOテクノがなくなって購入先も大変になった今、テクノを聴いている人は本当にすごい情報力を持っていると思います。
うらやましいです。
自分も空き時間にちょこちょこは調べているんですが、最近は買い間違いが多いんですよね。毎日レコ屋に在庫チェックしに行っていた頃が懐かしいです。

脱線はさておき、このアルバム、遊び心たっぷりのサウンドコラージュ的なアルバムで、シングルカットされた曲も含めフロア仕様なのはとっても嬉しいです。
この手のジャンルは聴くけどもあまり使わないので、評価としては難しいのですが、ダンスミュージックアルバムはやっぱりどれだけGroove感を楽しめるか?がひとつの指針だと思っておりまして、踊れるアルバムはやっぱり楽しいです。
流行を知る、他のジャンルを知るってことは自分の主軸を新しく理解するうえでも重要で、こういうジャンルをアルバムはとても勉強になります。
特にサンプリングの手法はやっぱり進化するものだなとつくづく思いました。
スカッとさわやかな一枚です。

JOHN TEJADA/WHERE

2010-02-06 | Album
JOHN TEJADAの2008年のアルバム、WHEREです。
初聴は昨年でしたが、やっとレビューが書けますorz。
時間かけすぎですね。
テクノよりのクリックものですが、基本フロアよりの作り方で、使えるアルバムです。
歌物もあり、テックハウスよりのものもありですが、基本スタンスは一本に絞った良作。
聴いているとクラブに行きたくなります。
音も硬いものが多くて少ない音数の中でグルーブ感を作っているのがまたいいです。
逆にアルバムとして聴くにはちょっと物足りないかも。
あくまでもDJツールとしてみたほうがいいかな?
一言でまとめると、グルーブ感たっぷりのクリックテクノアルバムです。
もう古くなっちゃたから、あれですが、何かの機会に聴いてみてください。