NO TECHNO, NO FUTURE.

Techno CD Review Blog
他の話題も書くことにしました

Technoとエレキギター

2016-06-15 | Weblog
実はとても若いころ、エレキギターに夢中になっていた時期がありました。
物心つく頃にYMOを聴いていた自分は、シンセサイザー大好きだったんですが、資金的な問題もあり、シンセサイザーにはとても手を出せませんでした。
そんな中、流行にのるような形でエレキギターの楽しさに魅せられて、最初にまじめに練習した楽器はエレキギターだったりします。
エレキギターのバッキング練習用にDTMを勉強しようとしたのがきっかけで打ち込みに興味を持ち、今に至っています。

そんな自分には、シンセサイザー好きとエレキギター好きが同居しています。これはどちらかを選ぶということじゃないということを最近認識しました。
というのも、つい最近、なんとなくギターを購入したことがきっかけでエレキギターの今まで謎だったことがいろいろとわかるようになり、視界が一気に広がったんです。それには、DTM、DAW、PCDJ、オーディオ、電子工作と勉強してきたことがきっかけで知識が広がったことが原因でもあります。

人間、何がきっかけで視野が広がるかわかりません。どんなことにも夢中になることはとても大切だと思いました。世の中、自分よりも詳しい先駆者方々は一杯いらっしゃいます。そういう方がの知識を少しずつ分けていただいて、自分もいろいろと覚えられればいいなあ、と思っています。

そんな感じで、最近毎日ギター弾いています。なんだかガキの頃に戻った気分です。でもテクノも好きですから、やめませんよ。マイペースに自己表現出来たら幸せですね。

ACID MT.FUJI (SPECIAL REMASTERED EDITION)

2016-06-15 | Album
日本の初期テクノを支えた名クリエイター、ススム ヨコタ氏は2015年3月24日、54歳という若さで永眠されました。
生涯を通じてたくさんの作品を作り続けたヨコタ氏は、名盤といえばすべてが当てはまるのではとも、思いますが、サブライムから復刻版として、未公開音源が付属したリマスター版「ACID MT.FUJI」がリリースされました。



当時のサブライムのインテリジェントテクノ志向に合わさったアルバムでしたが、未公開の音源を聞いてみると、すさまじくアシッドだったことを感じ取ることが出来る、秀逸な作品だと思います。日本のテクノがクラブのフロアシーンでヒットするにはなかなか難しかった頃、ここまでハードでアシッドな曲を提供してたススム ヨコタ氏の先見を感じ取ることが出来ました。

この作品は発売してすぐ、レビューを書こうとしましたが、感極まってしまい、やっと今日書き終えることが出来ました。どうか、肌で、耳で、体でこのアシッドを体感して欲しいです、