おじさん日記 ~Okinawa Self-Diving Log~

セルフダイビングのブログ。ログや写真や器材が中心ですが、その他ダイビングに関係ないことも好き勝手書いています。

コンパスに悪戦苦闘

2013-04-07 23:10:02 | 器材
もともとリストコンパスを使っていたが、ダイコンとコンパスの2つを腕に付けるのも煩わしいので、3つの部品を組み合わせてBCに付けるタイプのコンパスを作った。


部品はHIDで買ったステンレスのリトラクター(2000円)と、MIC21で買ったニフコ製のオスバックル(500円くらい)と、もともとのリストコンパスの3つ。


まずリトラクターの先端にバックルをくっつけ、その後にリストコンパスのボディ部分をリトラクターにくっつける。リトラクターにクリップがついていたため、簡単にコンパスに装着できた。


BCにもともとメスバックルがついているので、それを利用。DリングにくっつけるよりもBCへのおさまりが良くてgood。最初からリトラクターが付いているコンパスよりも、コンパクトなものになったと思う。

と、満足してこの自作リトラクターコンパスを使っていたのだが、昨日奥武島で潜っている時にあろうことかリトラクターの先端が切れた!リトラクターの糸(?)はリトラクター本体に引っ込んでしまって使用不能。ダイビング用のリトラクターなのに何たることだ。

新たな材料を探しに、HIDへ。使い始めて1ヶ月くらいで壊れてしまったので、また同じリトラクターを買う気にはなれない。しかし、他のリトラクターは大きさや形がイマイチで、使いやすいリトラクターコンパスは作れない。その時、500円で売っているミニコンパスを発見!師匠のMさんも100円ショップのコンパスをダイコンにくっつけているし、HIDにあるミニコンパスは「ダイビング用」と書いてあるので大丈夫だろうと思い購入。しかし、ダイコンにつけてみよう改造してみたが、どうもしっくり装着できない。


諦めて、カメラのハウジングにくっつけることにした。液晶画面の邪魔にならない場所にくっつけることができた。カメラは右手に持ちながら水平に保っていることが多いため、コンパスも見やすい。

早速今日の大度で、ハウジングにつけたミニコンパスを使って地形把握を試みた。ずつ方向を変えているがコンパスの表示はずっと真っ直ぐ進んでいることになっている。エクジットしてから、大度の地形を把握しているMさんに方角や通ってきたルートについて確認してみたのだが、どうも話が噛み合わない。

その後原因が分かった。ミニコンパスが壊れている。たまーに正確な方角を示すのだが、少し動かすともうダメ。もちろん水平に保ってもダメ。干渉になるものも近くに置いていない。上の写真は同じ方向から撮っているが、SUUNTOのリストコンパスとハウジングにつけたミニコンパスの方角の表示が全く違う。もちろん、正確なのはSUUNTOのリストコンパス。コンパスなんて磁石が入っているだけの単純な構造だから壊れることなんてないと思っていたが、誤算だった。

もう今までのリトラクターを使うしかないと思ってリトラクター自体を分解。意外と直すことができた!結構仕組みは単純なんだな。そのため、現在はSUUNTOの修理済みの自作リトラクターコンパスを使っている。他のコンパスを使って気がついたけれど、SUUNTOのコンパスSK-7は実はかなりの優れもの。表示が正確なのはもちろんのこと、画面も見やすいし、少しコンパスが傾いても問題なく機能する。今後も大切に使って行きたい。

さて、瞬間接着剤でハウジングにくっつけてしまった壊れたミニコンパスをどうやって剥ぎ取ろうか。。カッターナイフでは、びくともしない。。



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