リトルヒューストン

2008-10-07 13:15:44 | Weblog
副題で「酔っぱらい日記」と題しているので酒の話でも。私が25年も通う隠れ家リトルヒューストンの話。ここのマスターは私のルーツを全て知っている竹ノ塚でも数少ない人なんです。20代の頃から仕事が終わってふらっと立ち寄り、カウンター越しにマスターと話し込み、よく相談にも乗ってくれた。竹ノ塚ではそれなりに有名な店で店の作りはコテコテのウェスタン調ショットバーです。当然ショットバーなのでウィスキーやバーボンがメインですが私はこの手の酒があまり好きではない。せいぜいコロナビールを頼むくらいですがライムを切って口元にはさんで出せばいいのに指で突っ込んで「あっ!いけね~トイレ行って手を洗うの忘れた」なんてよくふざけたことを言う。いつからだったか記憶に無いが、私専用の焼酎ボトルがここには用意されているんです。カウンターの上から吊られているボトルホルダーにグラスを付けバーボンを注ぐ、これが絵になるここの雰囲気だけにマスターいわく焼酎はありえないでしょ!絶対に似合わないから俺は上には吊らないからな!と今でも言い張る。いつも私が店に入り「いつもの」と言うと何も言わず下から焼酎ボトルを取り、腰のあたりで焼酎をグラスに注ぎウーロン茶で割りさりげなくカウンターに置く。グラスも茶色くさせなくてはダメだとか。口の悪いマスターだが長い付き合いだけに気心の知れてる関係でここの居心地はかなり良い。この店はなぜか広告代理店や若い経営者が多く来る店でマスターがよくいろんな人を紹介してくれるが翌日、名刺と顔が一致しない。竹ノ塚で酔っぱらいがよく行く店の話でした。写真はそこのカウンター。久しぶりに昔を思い出し懐かしいメニューを頼んでみた、「作るのめんどくせーなー」だってよ。