まずは上位モデルのエキスパートです。
写真のモデルでSサイズになります。

横から見た姿は細身ですが、トップチューブもダウンチューブも横幅がかなりあって、実際に剛性に不安はありません。
フォークが35mmインナーチューブの35GOLDなのでこのフォークの性能を引き出すには引き出すにはフレームがやわではいけません。
リアエンドはまるで一本のチューブを曲げて作ったような美しい仕上がりのパーツを採用しています。シートステイトチェーンステイをうまく繋げており、実際も一本のチューブのように機能しているので、乗り味に雑味がなくアルミ離れしたしなやかさスムーズさを感じます。

ワイヤー類はフレーム内蔵なので見た目がすっきりしているのはやはり今時のバイクですね。
ブレーキホースも内蔵なので作業は面倒くさいですが、そういうタイプの中ではやりやすい部類の作りにはなっています。

フォークも良いですし、ジオメトリーもリアの柔らかさをさらに長いリアセンターを使ってうまく使いこなしています。
つまりリアが相当落ち着いていて跳ね回らないんです。
自分のカーボンフレームはリアがどうしても硬くて苦労しているのでこのバイクは非常に魅力的ですよ。
価格は税込で25万円なのでフルサスの安いのに手が届きそうですが、重量と舗装路での走りを考えるとこっちの方がいいと思いますね。