
何故かまだ在庫がある FIREEYE FRAME この価格帯ではぶっちぎりのバイクです。何せ私がこの完成車の企画発案者ですから、他の全てのブランドの完成車を大幅に上回ることが絶対条件でした。
このバイクのフレームはクロモリ、ハイドロフォームでヘッド周りの剛性がアップしており、ロングストロークのフォークでも嫌なたわみはありません。
しかしながら、クロモリのしなやかさを積極的に感じさせるフレームなので、非常に乗りやすいのが特徴です。
そして、パーツ的には価格を抑えながらも軽く出来るところはすべて軽くしてあるので、同じ価格帯のバイクより軽く1kg以上軽量です。
そして、キモとなるパーツは妥協しませんでしたので、性能も抜きに出ております。
フォークは出来ればモーションコントロールダンパーにしたかったところですが、これはあとから取り付けられるのであまり問題にならないだろうと思います。アクスルが15mmになっているのも自慢です。KONA STEELYもCommencal RAMONESも9mmだったので、この部分のアドバンテージは馬鹿でかいです。あとから換えるのにお金がかかりすぎますからね。
ハンドリングは玄人好みというより、万人向けで誰でもすぐに乗りこなせる類のものです。
車重が軽く、ポジションも極端に下り向けになって無いので、シートを上げれば普通のXCバイクのように走ります。そして乗り心地が良い、相当な万能マシーンです。
29インチホイールではないのですが、フォークのストロークが長く、フレームの吸収力が高いので、スタビリティは十分です。
コーナーではかなり小回りが利くので、細かいシングルトラックでは29erを置き去りに出来ることでしょう。
自分用にも一台欲しかったところなんですが、13年は試乗車を増やしすぎなので我慢します。なので是非買ってください。