う~む、イカン。
どうにもブログの放置癖が治りません。
あ、虫垂炎の方は順調に回復しております。
5月7日(火)、おかげ様で無事に退院して参りました。
入院中は『リアルタイム闘病記』と称し、携帯からテキトーに更新して来ましたが、
後から読み返して見てみると、詳細にはあまり触れておらず、
勢いだけで乗り切りました的な、何ともムズ痒いようなシリーズになってしまった為、
一連の経緯を振り返ってみようかと思います。
4月29日(月)
11:00起床。
軽く胃に違和感を覚えるも、ワタクシにとってみればまあ、よくある話。
サクロンのバッタモン的な緑色の胃薬を飲み、ダラダラとネットとかしていました。
普段なら、30分もあれば胃薬が効いて楽になるのですが、その日は全くその兆候が現れません。
『飲みすぎたかな…』と思い、前日、モノ凄く久々に買ったバーボンを見てみると…
あ~、やっちゃってますなぁ…
そういや、途中から記憶ねえしなぁ…
相変わらず懲りんなぁ…こりん星とか懐かしいなぁ…
てな事を思いながら、虎の子ウェポンのガスター10を服用。
まあ、これで大丈夫やろ…
と、安堵するも、一向に胃の違和感が治まらず。
それどころか、時間の経過と共に、キリリ…キリリ…と痛み始めました。
この頃から、5年前に患った十二指腸潰瘍の時の忌まわしい記憶が甦り、
恐ろしくなったワタクシは布団を被って寝る事にしました。
しかし、痛みは多重債務者の借金の如く膨らみ続け、
起床から6時間後、遂に我慢の限界値を超えてしまい、近所の某・総合病院に駆け込みました。
その日の当直は20代後半と思しき内科のJOY…もとい、女医。
エリート意識が強いのか、はたまた持って生まれた性格なのか、非常に高飛車な感じ。
看護師さんに指示を出す様子も、見ていてスゲー感じ悪い。
勿論、診察台のワタクシとの一問一答でも同じ対応。
ワタクシが真性ドMの患者ならば、AVも真っ青なレヴェルのご褒美 的シチュエーションな訳ですが、
悲しいかなワタクシはS。ブッちぎりのドS。終始イライラするだけでした。残念。
エコーとCTスキャンでは特に異常無しとの事。
ワタクシ、前日の夕飯から何も食べていなかったので、胃カメラでの診察を直訴したのですが、
祭日で胃カメラの技師が不在との事で、翌日に持ち越し。
この時点で38時間の絶食が確定。
そのまま入院という事になった訳ですが、痛みの原因が確定していないという事で、
抗生剤の点滴のみで、痛み止めの類いの内服薬等は処方されませんでした。
チッ、この役立たずの雌ブタ…い や 、 何 で も な い 。
4月30日(火)
朝イチで胃カメラ検診。
泣きながら胃カメラを飲み込むも、胃、十二指腸共に問題無し。
実はこの頃、既に胃の痛みはだいぶ治まっていたのですが、
その代わりに右下腹部が微妙に痛み始めており、それを主治医のオッサン先生に訴えるも華麗にスルー。
抗生剤の点滴で暫く様子を見ましょう。
食事は…取り合えず、明日までは控えましょう。
ちょっと何言ってるかよく分からないんですが、60時間の絶食が確定した事だけは理解できました。
まあ、そんなこんなで入院生活2日目が終了。
5月1日(水)
入院生活3日目。
相変わらず右下腹部に微妙な痛みを感じるものの、抗生剤が効いたのか、胃の方はほぼ完治。
この日、絶食の禁が解かれ、待望の食事。3日振りの食事。正確に言うと62時間振りの食事。
ヤター!とか思っていたのですが、朝食はお粥のみ…
ひもじい思いを乗り越え、昼食は何とか通常メニューに有り付きました。
病院食に味とか求めてはいませんが、これは衝撃的に不味かった。
どうやったらこんな不味く作れるのか、是非ともレシピを拝見したい。
もしかしたら、シェフはイギリス人なのかも知れませんね、HaHaHa。
つーか、めでたくもないのに赤飯て…
これって新手の嫌味なのでしょうか?
それとも、ワタクシが弱っているからといって、これ見よがしに喧嘩でも売っているのでしょうか?
午後になり、これまで2人部屋を1人で使用していたワタクシにルームメイトが出来ました。
何処か他所の病院から転院してきたと思しき爺さん。
この爺さんもまた、衝撃的でして。
鼾、歯軋り、寝言の三重奏。
しかも、
グゴゴゴゴォォォォ…グゴッ…………プハァ!!グゴゴゴゴォォォォ……
という、『睡眠時無呼吸症候群』というオマケつき。
まあ~、これが気になって眠れない。
ナースコールを握り締め、オロオロするワタクシ。
そんな爺さんに振り回されるも、最後は誘眠剤を貰って何とか就寝。
5月2日(木)
相変わらず右下腹部に違和感はあるものの、
抗生剤の効果なのか、特に痛いと感じる程でもなく、
翌日から4連休という事もあり、退院に向け色々と画策してみました。
と言うのも、もし仮にこの日に退院許可が下りなければ、
次の診察は連休明けという事になり、否応なく入院が4日延長されてしまうのです。
そんな訳で、点滴台を従えつつではあるものの、院内を無駄に歩き回り、
僕はもう大丈夫ですよ~。ほらほら、完治してますよ~。と、無言のアピール。
その甲斐あってか、オッサン主治医の、
午後から検査して、問題なければ退院しましょうか?という、免罪符を取り付けることに成功。
帰る気マンマンで、2度目のエコー診断に臨みました。
エコー技師)
あれから胃の痛みの方はどんな感じですか?
ワタクシ)
胃は全く痛くないですねぇ。強いて言うなら、若干、右下腹部に軽い違和感が…
技)
右下腹部?じゃあ、ちょっと見てみましょうか……ん?アレ?
ワ)
ちょ、どうしたっスか(笑)
技)
…盲腸です。
ワ)
は?
技)
いや、最初、胃が痛いって話やったけん、まさか盲腸とは…
ワ)
え?え?俺、退院できないんですか?
技)
これは…手術やなあ…
ワ)
薬で散らしたりとかは…?
技)
…無理。多分、即、手術やねww
オイ、お前、笑い事じゃねーぞ。
あまりにも衝撃的な話だった為、イマイチ思考が追い付かず、
病室で半ば呆然としていたトコロ、オッサン主治医が登場。
主)
緊急に手術できる病院を探していますので、準備して下さい。
ワ)
は?
主)
稀に盲腸で胃の痛みを訴える人が居るんですよねぇ。
ワ)
ちょ!俺、右下腹部が痛いって言いましたよね?
主)
ああ、うん。盲腸かも…って思ったけど、それにしては元気過ぎるけん、まさかね…って…
抗生剤が効いたけん、痛みが出らんかったかも知れませんねぇ。
あ、20分くらいで救急車が来ますんで。
ワ)
………
主)
あ、救急で呼んでるんで、痛そうなフリして下さいねWW
何やらスゲー嘘っぽい話です。
コイツ、また面白おかしくしようと思って大袈裟に…
とか言われそうですが、会話に関して言えばほぼ ガ チ 。
これ、マジなのですよ。
あまりにもブッ飛んだ対応であった為、未だに怒りよりも笑いが込み上げて来てどうにもならん。
事実は小説よりも奇なり。
簡潔に纏めるつもりだったのですが、
年を取ると、話はおろか、メールもブログも長くなってイカンですな。
続きは明日…
いや、明後日…?
明々後日かも…
…うん、来月までには何とか。
で、禁酒中ですか?解禁済みですか?
勝幸センセーのプライバシーの侵害っぷりには困ってしまいます。
被害者の会、絶賛会員募集中!
さあ、みんな!勇気を出して訴えよう!
え?禁酒?
いや~、まあその…
そろそろ鮎も解禁の季節という事ですし、
一足先にワタクシも…みたいな?