DELTA Mamma mia !

マンマミーア!(なんてこった!)とは、
コイツのためにある言葉なのかも・・・

自己紹介&愛車の紹介

2004-08-04 23:57:01 | 自己紹介&愛車紹介
皆さんはじめまして!北海道で、「ランチアデルタインテグラーレ」に乗っとります「みっつ」と申します。
肝機能数値上昇気味の34歳、2児のパパであります。

デルタの紹介。
'92年製の通称「EVO1」と呼ばれるタイプで色は「ロッソモンツァ」という赤。
WRC(ワールドラリーチャンピオンシップ)にデルタが参戦していた頃の最後のホモロゲーションモデルです。
そうラリーで戦うために作られた「競技車輌の素」であります。
誰しも名前くらい一度は見聞きした事があるのではないでしょうか?
いや、もう知らない世代も出てきてますよね。実際いつも給油しているスタンドのお兄ちゃんに「コレなんていう車ですか?」と不思議そうにたずねられた事もあるしね。


黒いホイールもなかなかでしょ?

デルタのイメージ。
「壊れる」「故障のデパート」「壊れてナンボ」「燃える」・・・
みんな好きな事をほざき・・・もとい、おっしゃいます。
それでは何でそんな「悪名高い車」を買ったのか、それは「10年来の憧れ」、「買える値段になった」、そして「勢い!」かなっ?

それはある日曜日、妻に「天気もいいしドライブでも行ってくるわ」と娘を助手席に乗せ、なぜか後ろの席には「Gooワールド(中古車雑誌)」が・・・
車内で「お母さんには内緒だけどこれから札幌に車を見に行くんだよ」と娘に打ち明ける。

目星は3件ほどつけてあった。
まずは一件目、デルタは3台あり状態も値段もまあまあだ。しかし店員の視線が怖い・・・「客を睨みつけるとは何事だ!」あえなく退散(笑)
2件目、白のEVO1がなんと破格の108万円!しかしボロイ、「これ横からあたってますから」と軽く言われる。
綺麗に治してはあるが、それにしてもボロイ。
小一の娘にして「サビサビだね」と。
コーヒーをご馳走になりながら考える・・・「安いけどな~」。さりげなく「ちょっと考えてみます」と退散。
3件目は距離も遠く億劫だったが、幸い娘もさっき買ってあげたアイス&お菓子で機嫌もいい。行ってしまえ~!そこにはあった・・・綺麗な赤いEVO1が!ビビビッ!(古)何かを感じた!
次の瞬間試乗していた、ハンコも押していた。
「ハッ」と我に帰る。娘に「お父さんクルマ買っちゃった。お母さんになんて言おう?」
そんな事娘に聞いてどうする・・・
結局、2件目で見た白のEVO1が2台買える金額で購入決定。

そんなこんなで我が家の一員となって1年3ヶ月が経ったデルタ君、噂にたがわぬ「ヤンチャ振り」で色々と手を煩わせます。
俗に「手が掛かる子ほどかわいい」といいますが、まさしくそのとおりで、「おーそうかそうか、そこが痛いのか?今治してやるからねぇ」と車に話し掛けて家族に気持ち悪がられているのは秘密です・・・。

えっ?うちに帰ってから妻にどう言ったかって?
結局夜まで言い出せず、「あのさ~、今日さ~、もう一人手の掛かる子供が増えちゃったんだよね~」「それもイタリア国籍なんだ~」と・・・
2人目の子供が生まれてまだ2ヶ月足らずの頃です。
怖い、目が怖い、1件目の車屋の親父より怖い・・・妻の目が。
「あとは娘に聞いてくれ!」といいながら自分の部屋へ逃げ込みましたとさ・・・・・おしまい。