モティベーション・IT日記

モティベーション=動機づけする。ITのお仕事をしながら様々なことを発信するブログです。

IoTセキュリティについての動向 Part 2

2019-08-28 09:36:07 | セキュリティー

ながらく更新が遅れてました。(^_-)-☆

 

まず身近な例では「カメラ」ですが、ここでは街路、道路、コンビニ、河川、ダム、観光地等にどちらかというと外部に設置されており

今となっては防犯や洪水、津波の事前把握、観光地では、今日の富士山、湖等でよく使われますね。

インターネットでも見ることが可能で便利です。

ただインターネットにつながっているこれらの「カメラ」は実は半数以上にパスワードなし、あるいは簡易なパスワードで

管理画面へログインできてしまう。ということが実態ということです。

例えば

IDにadmin、root、userなど安易なものが、さらにはパスワードも同じもの使われている。というのがかなり多いのが実態です。

管理画面にログインされてしまうとなにが問題になるかというとわかりやすい例では以下です。

・コントロールできないので、見ることができない。

・誤った「洪水、決壊情報」になり危険レベルが改変されてしまう(危険状態なのに察知できない)

・ハッキングの踏み台になってしまう。つまりシステムを悪用され他のコンピュータ機器へのサイバー攻撃に安易に利用される(プロキシ)

違った例では(経済損失も)

・観光地は晴れているのに、画像は大雨画像で、足止めをしてしまう。

これらは「遠隔ハッキング」という問題が潜めてます。IoT機器はコスト面から汎用なソフトウェアで動いていることが殆どです。

背景には特に安価IoT(監視カメラなど)無料OSで代表されるLinux(リナックス)系を多く使ってます。

であれば世界の多くの人がメリット、デメリットがネットには多く出回っていますので一度システムに入りこめたのなら(管理者IDへ)すぐに、管理者IDとならなくても危険です。そればどこかにバグ(コンピュータの不具合プログラム)が存在しているからです。

ただバグといっても不具合のパッチ(修正プログラム)適用している場合は問題はかなり少ないです。

ただIoT機器は細かく管理(アップデート)※1、※2できていないため、

なぜこれらが存在しているかといいますと、最初の出荷時の製品は「完成品(100%)」ではありません。(業界では当たり前なのですが)時間、コスト面もあり大概あとから修正されます。

最近のスマホなどを見ればいい例ですが、自動アップデート機能があります。残念ながらIoT機器(監視カメラなど)は殆どが手動です。自動にしてしまうと、更新さればプログラムに問題があれば動作しないという問題回避が難しいからです。

 →いつぜも現地に行かないとリセットできず、できたとしても再設定になり復旧に相当な時間等かかることになります。

ハッカーたちは動作しているプログラム情報を把握しているのでそれに見合った改変プログラムを仕込んでしまいます。

また問題なのはどのようなipカメラ検索サイトが調べられる「検索エンジン」があるという。(Googleやヤフーなどの

サービス)ここで簡単に知ることができてしまうというのが存在してしまってます。

有名なのは「zoomeye」しかしこれは実態が不明なカメラ検索サイトで総務省でも注意喚起している。(おそらく「中国サイト」)

その他は「Shodan」です。

しかし「zoomeye」は現在なぜがアクセス不可になってました(9月に入り)おそらく、中国、香港デモ「逃亡犯条例改正案」とも絡んでいると思われます。あれだけ毎日のように香港デモ映像が届いているわけなのでなにかをトリガーに国外には出したくないのでしょう。

いずれにしても日本ではまだまだ知られてない実態です。次は日本国内での取り組みについてもとり上げていきたいと思います。

参考までに

管理されたIoT機器などはこまめにパッチ適用していますが、例えば、街角や私邸などの個人的なかたが設置しているIoT機器いわゆる「防犯カメラ」はいちいちパッチ適用してません。またID管理もあいまいです。

「防犯カメラ」は安いものでは1万くらいで設置できるようになりました。それらがインターネット接続されている場合は同じ土俵(土台)にあるという視点が必要なのですが、セキュリティーが後手後手になってます。

★まず対策tしては、パスワードを強固なものにすること。

例えば、大文字、小文字、数字の組み合わせの8ケタ以上=Xba09***

★IDも変更可能であればやっておくとよい。そうすることで2重のロックがかかる。

 

続く・・・・

 

 ※1:「バージョン」または「リビジョン」ともいいます。

※2:不具合を取り除いたり、新たな機能を追加したり、既にある機能を改良させること。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毎日の野菜不足を解消!

2019-08-08 22:09:29 | 一般

野菜をMotto!!とは

赤坂アークヒルズクラブ元総料理長が監修したお手軽シリーズです

これは凄いです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

IoTセキュリティについての動向 Part 1

2019-08-01 06:17:21 | 一般

IoTセキュリティ

まず「IoT」とは

I=internet、o=of、T=Things、それぞれ頭文字をとった言葉であり

「モノのインターネット」と言われる。

モノとは、普段私たちが身の回りつかっている機器がそれにあたるが、

エアコン、冷蔵庫、テレビ・・・・・・。社会インフラでは、車、道路、バス、電力、水道、はたまた工場などある。

それらを「インターネット」でつなげてしまうともっと便利なものになってくるのでは?という発想から来ている。

爆発的に増えた、スマートフォン「スマホ」もそうであるといえる(ある意味)スマホ自体は電話機に「インターネット付加機能」が加わったなのであるがこのスマホは一人一人が持ち、世界で1つしかいない専用の電話番号が与えられた「インターネット機器」といことで考えるとわかりやすい。

 

 

そのウラで必ず重要なのが「セキュリティ」だ!

便利なものがインターネットでつながると必ず悪意(興味本位も含む)もった人がこれらの機器に接続し

予期せぬことが起こってしまう。

わかりやすい例では、車の「自動運転」が一時期もてはやされた。なぜ?

それは車をインターネットでつなぎセンターからコントロールされてると必ずどこからか脆弱性を利用して自動運転された車をコントロールできないかとう悪意が働いてしまう。わかりやすいのはわざと交通事故をおこさせ重大な事故に発展させかねないのでは?!

しかしこれらは最近はあまり聞かれなくなった。なぜかというと

車自体の性能が上がり車自信で「セルフコントロールできるから」です。そこには、車を運転するにおいて人間の目で「判断、認知、行動」を、

複数カメラ、レーダー・・・、さらに公道上で運転させてい行く上で「自己学習」されたAIという複数の技術である。これらは他に頼らず、上手くいけば、「自己解決」できるのである。

ただインターネットにもつながってではいるのでおろにはできない。

(推測はあり)
 あとは高速化技術「5G」もかかせないがここでは割愛させてもらう。

 

ここで戻り、IoTこそ「セキュリティ」がかかせない。

横浜国立大学にてIoTセキュリティが叫ばれている講演があったので一部紹介したいと思う。

「吉岡 克成」助教授は日本にけるサイバーセキュリティにてIoTの脆弱性を警告していた。

なぜ?

一番身近な例では「監視カメラ」「防犯カメラ」である。

観光では、現在のお天気は?富士山の日の出、など便利である。

また事件、事故などが発生すると必ずといっていいほど登場し今は最重要なツールとなっている。

 

しかし「吉岡 克成」助教授曰く、これら「カメラ」は外からコントロールできてしまう状態の「脆弱性」が多くあるという

検証結果を公表、公開した。

続く・・・・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする