モティベーション・IT日記

モティベーション=動機づけする。ITのお仕事をしながら様々なことを発信するブログです。

Interop Tokyo 2007へ行ってきた(その1)

2007-06-18 07:55:51 | 一般

先週開催された「interop Tokyo 2007」へ行ってきた。
http://www.interop.jp/
毎年、バージョンupし今年も会場一杯に使っていたのが印象的だった。
その中でNTTコムブースで「東京大学大学院の江崎教授」の話がとても興味深かった。

・Ipv4ではIPアドレスはあと何年まで在庫があるのか→2010年でなくなるそうです。3年前に比べて1/5まで在庫がなくなってきている。

(ということはこれから真剣にIpv6に変わっていかないと大変なことになるかも)

NGNの取り組みについて通信業者各社では
NTTは「光のインフラを構築する」
KDDIは「ケータイという移動通信として」
ソフトバンクは:「IPのネットワーク技術」をいかした展開をしている。
これは非常に面白い!各業者の強みというか、勝てるフィールドを最初から展開しているようで今後のビジネスの方向性を見れるのでは、


NGN自体は私も思うのだが、コンシューマ向けというよりは各通信事業者間、ISPなどもバックボーン用今のATM技術の置き換えと同じになってしまうのでは?ということを強調していた。
CS(クライアント・サーバ)型ではダウンロードが多かったので、通信業者、サーバ業者などは儲かったが、今はP2P全盛でダウンロードと同じくらいアップロードもやっている。
個々のレベルで直接やっているので今は儲からない(ホスティングとかビジネスができない)しかしもう一度ネットワークがよくなって(NGNとか)再度CS(クライアント、サーバ)になっていくときにまたビジネズが活性化するのではという話で終わった。(ちょっと簡単ですが)

Ipv4:現在のインターネットで利用されているインターネットプロトコル(IP)。アドレス資源を32ビットで管理しており、約42億とIPアドレス数があるが近年のインターネット爆発で足りなくなっており、Ipv6へ移行が迫られている(128ビットになり数は無限に近い)

P2P:peer-to-peerといいクライアント・サーバを持たずに相互が同じ働きし動かす→(自分自身のPCで完結する)


NGN:Next Generation Network(次世代ネットワーク)特にNTTグループでは早期にテストを繰り返しており2010年にはIPネットワーク網を置き換えるといっている。

・・・つづく

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