祈りを、うたにこめて

祈りうた(ちいさな翼  しあわせ峠)

しあわせ峠

 

あるとき山が呼んだので

道は峠になった
 
峠は山に愛された




その峠をひとびとが

のぼったり下ったりした

何人も

何回も

峠はひとに愛された

 

その峠はいつのまにか

しあわせ峠

と呼ばれるようになった




山もしあわせだった

ひともずっと幸せだった

峠もずっとずっとしあわせだった




その峠はいまも在る

 

 

●ご訪問ありがとうございます。
「その峠はいまも在る」というのが、わたしの希望です。みながしあわせで、優しくて、愛のある平和な世界、それが。

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