いのち、ありがとう
朝の床のなかでしばらく柱時計の音をきいていた
心臓をきざむ音のようにきこえた
わたしにきょうも朝があたえられた
わたしは感謝しただろうか そのことを
きのう眠りにつくとき
これが最後の夜かもしれない とは思わなかった
心臓は止まらず 夜は最後とならず
あたりまえと思った時のつながり
「いのち、おはよう!」と以前書いた詩 そこに
「いのち、ありがとう!」 そう書いただろうか、わたしは
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日のつながりは当然のごとく、という若い頃の思いは、年齢とともに薄らいできています。また、世界の今の不穏さのなか、夜と朝がそのまま平安のうちにつながっていくことは当然のことではないと、そんな思いが強まってきています。
命への感謝をもって一日をはじめようと、今朝思ったことでした。