From 1000m

ゆる山歩きも いいんじゃないかい?

たらの芽豊作祭り その2  

2012年05月17日 | 日記

軽井沢からの帰り道、内緒の場所へ・・・あるある・・ご立派  「たらの芽豊祭り」なのだ。これだけあれば十分だね・・ 春の香り 今年はおしまい

 


GW山歩きその3 2012星穴新道を行く 星穴新道~西岳~金洞山縦走~女坂  静けさと喧騒と 

2012年05月05日 | 日記

5月5日

 ありがたいよね。マイブログ 「From 1000m」 1日平均 200もヒットしている。  このブログ、アクセス解析で 検索で一番多いのが 「星穴岳」「星穴新道 遭難」「妙義 遭難」・・・・複雑だけど ~怖いもの見たさ~  かもね。   読めるような立派なもんでもないんですけれど なんかうれしい限りだね。  

今年の 低・山・の 締め括りも  「2012 失われた道 星穴新道」をいきます。  しかも星穴岳山頂から西岳・金洞山縦走・女坂を下る  危険度★★★★★コースを懲りずに縦走してまいりました。記録には残しますが、登山禁止のバリエーションルートです。このブログを参考に入山しても生きて帰れるとは限りません。  

山行目的 「山頂で美味いコーヒーを飲みたい」 ただそれだけ・・・です。  今回もレポートになりますので  恐ろしく長~く なります。 

 「星穴新道・星穴岳」の詳しいレジェンドは昨年の「星穴岳 星穴新道~星穴岳~星穴沢  失われた道を行く」をご覧くださいませ。

朝、6時に佐久の自宅を出発 軽井沢から松井田の「裏妙義 国民宿舎」へ  ラヂオでは、「アルプスで7人行方不明」・・・・この次期荒れるからな~・・・ 「明日は我が身」と 思い気を引き締めます。  国民宿舎に7時に到着。 登山計画書をポストへそして身支度を落着いて整えて7時30分に出発しました。ちなみに登山者らしき方は誰もいません。林道を15分ほど歩くと 星穴沢橋 に到着   遭難慰霊碑に参拝し安全祈願をして星穴沢から星穴尾根に取り付きます。

  

前日 二日続けて大雨だったらしく 星穴沢の水量が普段の数倍? 川を渡る飛び石が水没しかけてつま先でやっと渡りきりました。女坂との分岐を直進して右の尾根に取り付き さあ怖い 星穴新道 の始まりです。 しばらくは、なんてことの無い里山の尾根・・斜度は 一撃 で登るので意外とあります。ルートの基本は主稜線を詰めるのが正解 紛らわしい踏み跡は全て獣道です。

  

悪い沢を登りつめ P1の基部に突き当ります あまりに有名な道標が いにしえ の時代を想わせます。

この道標から丸っきりのバリエーションです。  星穴新道の核心部は何処かと聞かれても 「全てが核心 落ちたら終わり」 でしょう。「腐りかけの鎖」を補助にP1を登ります。P1の鎖場はは3段階に分かれていて、2番目の鎖場が少しかぶってます。ここがどうして鎖に体重を乗せないと上がれません。その体重をかけたい鎖の支点が、写真右下の崩落を繋ぎ止めている切れかけの鎖です。 ご指摘の通り 一人では石が動かせませんでした・・・このまま放置です。忠告はしておきます。「この鎖危険です!もー限界です!」 もし鎖にに体重をかけて落ちても 運が悪かった と思ってください。

  

9時00分     P2トラバース到着 ・・・ここね無理しちゃだめです。  横に渡っても何もいいことありません。    

ワタクシ ここは恐ろしくてトラバースいたしません。 10mほど上がり、安定したテラスへ・・・ ここで休憩。吹き上げる風がきもちいいー 

テラスの潅木に支点を取り 懸垂下降から「振り子トラバース」してルンゼの対岸へ移動そのまま悪い泥壁を駆け上がります。ここは滑るから注意が必要

  

P2を通過   険悪な表妙義の岩稜帯が全容を現します。

  

P2から一度反対のルンゼに下り悪いざらざらを上り返すと P3のある主稜線に・・・振り向けば新緑の星穴尾根にP2が遠目にそびえ立ちます。そして目の前に大迫力のP3が目の前に立ちはだかります。

   

P3の基部に到着 ここから一度15mほど星穴沢側に垂壁を下ります。ここも懸垂下降で降ります。 そして鎖に導かれP3 40mの大トラバースに・・・  ワタクシ 下を見ないつもりでしたが思い切り見てしまいました。高度感100m近くか・・・体が固まりました。 

  

 P3  ここをトラバースしてきたんだぜ  初めての縦パノラマ撮影 

P3基部から山頂まで、グサグサあり地獄状態の急登を登りつめ、星穴岳西山頂へ・・・・・途中 星穴沢下降地点で、先に遭難された、若者とご遺族のために合掌してまいりました。

 そして星穴岳山頂でのんびりコーヒータイム 時刻は10時30分 まだまだ遊べます。

   

さて、ここから西岳に向かいます。これまでのルートは 「星穴新道」 ここからは通称「西岳ルート」となります。今までは星穴岳の北側を通過してきたため日当たりが悪くジメジメした感じ・・・西岳ルートは南側を通過するために日当たりもよく、明るいイメージなのです。自分でルートを命名するなら「星穴新道を裏星ルート」「西岳コースを表星ルート」イメージはこんな感じなのです。山頂から「平たい山頂」北側下部を東に伝い、崩壊した悪いルンゼを登り主稜線に出ます。そして痩せた主稜線を東に向かうと、射抜き穴下降地点・・・ここから15m空中懸垂で「射抜き穴」・・穴をくぐり南に、さらに45m懸垂下降で南壁の基部まで下降を楽しめます。 星穴めぐりは今回はなし

歩きなれた「西岳ルート」を西岳まで向かいます。 説明割愛させていただきま~す。

   

  

西岳に 11時15分到着 山頂からの 星穴岳すごいね・・・   さて、そのまま休まず金洞山に向かうのでした。中岳・主稜線のコルまで下ると 一般登山客で賑やか!さすがゴールデンウィークだね。   

ザイル背負って、ヘルメット被ったのがいきなり藪から出てきて 休憩中の皆さんが「鳩が豆鉄砲」食らったような顔をしてました。「星穴新道から来た」というと「根掘り葉掘り」いろいろ質門されて・・・「皆さんも装備整えてチャレンジしてください」 とか偉そうな事言って分かれたが・・・「絶対行くな」 が正解だったのか・・・ 皆さんいいお顔をしてました。

そしてさらに歩きなれた 金洞山縦走 休みもとらず快適に飛ばすのでした。   と・こ・ろ・が・・鷹戻し・ルンゼ2段とも団体さんで大渋滞  「すいませーん 一人登らせてくださーい」「先に一人おりまーす」 ソロの良い所ガンガン先に進ませてもらったのでした。 さらに説明割愛

団体さんに 俺的に一言・・・ 見ているほうが怖い・・・ 

  

  

  

縦走路から女坂を下って2時30分 無事 国民宿舎へ・・・ 女坂 ここが荒れてるんだよね・・・名前がやさしそうなんだけど名前に似合わず荒れてる「荒れた女坂」演歌の名前にありそう・・・  おまけに増水して4箇所渡る所、全てがひやひや・・・ なのだ

14時30分 無事国民宿舎に到着  星穴新道から西岳・金洞山・女坂 7時間で駆抜けました。 これね天候に恵まれたからできたんです。この時期にしては空気も澄んでいて、虫の攻撃も皆無。 そして何より 単独のスピード・ルートの把握・3回目の自信 かな・・・ こんな刺激的なコーヒータイムも、たまにはいいんじゃないかい?

 帰りの車、ラヂオで「アルプスで8名遭難死亡事故」・・・・5月のアルプスは冬山でしょ Tシャツにカッパ 先日の「上野村山開き」でさえ死ぬかと思ったがあまりにも無謀 山を楽しむには「山をなめない」どこも同じ・・・  自分にも言い聞かせです。

さて・・・楽しかった低山は 秋までお休みします。 刺激的な西上州  また遊ばせてね・・・ 

今日の 命の装備

●ザイル 50m 8.5mm 1本  20m 8mm 1本  ●ハーネス ATC カラビナスリング少々 ●ザック CAMP M3 ●シューズ ファイブテンゼノム ●小型GPS  ●他常備携帯品一式  ●水2L※飲んだの1L 


たらの芽 2012豊作祭り 10日ほど遅れ気味

2012年05月04日 | 日記

半日で仕事をお終わらせ、いつもの ひ・み・つ の場所へ たらの芽 を採りにいったのでした。

  

うほ・・・あるある しかも誰にも荒らされていないのだ チョッと今年は寒さの影響で遅れ気味だね・・・小さい芽を摘むような けちな事 はいたしやせん。もうしばらく辛抱したしましょう。 

今日は一回分だけ春の香りをいただきましょう。

どうしてこういうひねくれた所に生えるんでしょう 俺そっくりかも